2023年7月25日火曜日

伊勢修養学舎 3班 1日目  ~猿田彦神社~   

 2班の生徒達も朝の行事も無事に終了し閉校式の後帰阪しました。2班の生徒達が出発してすぐに3班の生徒達が神宮会館に到着しました。バスから降りてくる姿からは少し落ち着いた感じがしましたが1班の生徒達からいろんな情報を聞いているらしく心構えをしっかりと持ってやってきてくれたと思いました。

開校式の後の校長講話ではいつものようにキーワードを決めて約30分の講話を行いました。そのキーワードは「挑戦しなければ変わることはできない」とし5つの重要なワードを並べて生徒達に訴えました。「品格」「規律」「尊重」「情熱」「結束」のワードがいかに自分の学校生活において重要な事なのか。またこれから様々な事に挑戦し冒険をして行く為に大切な事なのかを伝えていきました。1班・2班の生徒達同様しっかりと聞いてくれていたように思います。あとは実行するのみです。

そしてその後は宿舎を出発しまずは猿田彦神社への参拝となります。この猿田彦大神は、ものごとの最初に御出現になり万事最も善い方へ“おみちびき”になる大神で、古事記、日本書紀などにも「国初のみぎり天孫をこの国土に御啓行(みちひらき)になられた」と伝えられています。

天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。と言われています。このように猿田彦神社に参拝することはこの3年間を猿田彦大神様によって1年生の皆が正しく良い方向へ「おみちびき」していただけるよう祈願することが大きな目的となっています。

そして猿田彦神社参拝の後バスにて外宮への参拝となります。多くの伊勢に参拝される方々において参拝する順番が決まっており内宮を参拝する前には外宮を参拝するようになっています。本校においても同じように正式な参拝として実施しています。一つ一つの神社を参拝し、そこに祀られている大神様に対し一人一人の生徒が素直な気持ちになって祈願する。そういった行動と心の持ち方、あり方を学ぶ事で心が豊かになっていくのではないでしょうか。生徒達の表情を見ているとどんどん表情に変化が見られます。3班目の生徒達も大きく成長してくれると思ました。