2020年11月27日金曜日

定期考査直前の浪速

 今年も残り1ヵ月となり2学期の定期考査が始まろうとしています。3年生にとっては学年末試験となり高校生として最後の定期考査となります。今、浪速高校全体が定期試験前という緊張感のある雰囲気に包まれています。

放課後は校内にある自習スペースや図書館、教室内において本当にたくさんの生徒達が定期考査に向けた準備をしています。校内を見て回りましたが生徒達の学習している姿を見ていると心から「頑張れ!この努力の成果は必ず自分に返ってくるから」と声をかけたくなるのですが学習の邪魔をしてはいけないのでグッとこらえて心の中でつぶやいています。


今まで通りの学習では今まで通りの成果しか得られません。自分の為に今まで学んできたことの中でもう一度見直しを図り、改善すべきところは改善する。そういった「学び直し」が重要だと思います。変化(成長)するという事は「学び直し」から新たな課題や改善点を見つける事から始まります。それを見つけることが出来れば、次は実行する。結局、変化(成長)するという事は新たな事に挑戦するしかないのです。その為には時には何かを捨てる勇気も必要となります。最後は変わりたい、成長したい、いい結果を出したいという本当の「覚悟」があるかどうかですね。

今みなさんには必要な知識や教養を身に付ける事。これが一番大事な事です。そしてこれからも自分の置かれている立場で必要な事を時代に応じた形で学び続ける事が必要だと思います。そういう姿勢で人生を過ごしていかないと今まで通りの事をしていては、今まで通りの事すらも得られない事になります。今までの常識にとらわれず「学び」と「学び直し」を繰り返しながら急速に変化する世の中を「たくましく、しなやかに」生き抜く力を身に付けてほしいと願っています。

その為にも目の前の定期考査の準備を万全にする事、定期考査に全力で取り組む事!2学期の中間考査の同じ失敗を繰り返すことがないようにすることが最も大切な事です。

~挑戦するからこそ変われる~です。浪高生の更なる成長を期待します。

2020年11月25日水曜日

部活動表彰 ~ボクシング部・弓道部~

 今日はボクシング部と弓道部を表彰しました。

ボクシング部は大阪高校ボクシング新人大会兼全国高校ボクシング選抜大会大阪府選考会に出場し男子はフライ級で優勝・準優勝、バンタム級で優勝、ライト級で優勝となり4名が近畿高校ボクシング新人大会への出場を決めました。

女子は2階級で3名の生徒が近畿高校ボクシング新人大会への出場を決めてくれました。この近畿大会で優秀な成績を収めれば全国選抜大会への出場が決定します。

是非まずは選抜大会への出場を決める事。これが大事だと伝えました。これから体調管理を徹底して行い、更にレベルアップして近畿大会に挑んでほしいと思います。

次は弓道部です。

弓道部は第57回新人戦兼全国選抜大会大阪予選において女子は団体で優勝、男子も団体2位となり男女ともに近畿大会への出場が決まりました。またこの近畿大会には男子個人でも2名出場を決めており、団体と個人において浪速勢の活躍が大いに期待されるところです。

また、女子は12月に行われる全国選抜大会の出場が決定しており全国大会での活躍が期待されます。

このように2学期中に各クラブ活動において全国大会につながる予選が各種目で行われており、多くの部活動が優勝や上位に入賞するなど、このコロナ禍の中でも本校の生徒達は全力で挑戦してくれています。結果が全ての勝負の世界ですが、すべてを出し尽くし、達成感と充実感が得られた負けは次につながります。負けては勝つ。勝っては負ける。その繰り返しで強くなっていくものです。勝ち続けている勝者なんていないと思います。

 勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし - 松浦静山 -

 (江戸時代中・後期の肥前国平戸藩の藩主、剣術の達人 / 1760~1841)

2020年11月20日金曜日

部活動表彰 ~硬式テニス部~

 本日昼休みに硬式テニス部男女の部員に表彰を行いました。令和2年度大阪高等学校秋季テニス大会にて団体で男子は3位、女子は優勝という素晴らしい成績を収めてくれたので表彰しました。

本校硬式テニス部は着実に力をつけてきておりここ数年は全国大会に出場し全国制覇を狙えるクラブ活動です。八咫烏庭球倶楽部テニスコート5面と校内のテニスコート3面、合計8面のテニスコートを最大限活用して練習に励みメキメキと力を付けてきてくれています。

男子はこれから行われる近畿私学大会で優勝を目指し全国私学大会への出場に向けて一層頑張ってくれることでしょう。

女子は11月13日から15日まで行われた全国選抜高校テニス大会近畿地区大会で準優勝し来年3月に行われる全国選抜大会への出場を決めています。来月に行われる近畿私学大会で男子と共に優勝を目指し、全国私学大会男女アベック出場を果たし、そして全国制覇を狙うべく硬式テニス部が今活気づいています。私も今後全力で応援をしていきたいと思います。

このように躍動している部員のみなさんには、今後は弱点の克服に全力を尽くすように伝えさせてもらいました。きっと更に成長した姿で大会に挑んでくれると思います。

また2年生の女子部員1名はJOCジュニアオリンピックカップ・全日本ジュニア選抜室内テニス選手権大会関西地区予選で見事優勝して全国大会に出場が決まりました。近い将来日本を代表する選手に成長してほしいと願っています。

このように本校の硬式テニス部は部内で切磋琢磨しながら互いに刺激しあい、一人一人が日々成長してくれています。すばらしい練習環境と素晴らしい仲間同士の絆を大切に、更なる高みを目指し、これからも挑戦して欲しいと願っています。

2020年11月18日水曜日

All For One Crew-1 For All

 11月16日、アメリカの民間企業「スペースX」の宇宙船、「クルードラゴン」の1号機は、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんとアメリカ人宇宙飛行士、合わせて4人を乗せて打ち上げられ、国際宇宙ステーションに接近する手順を進めていました。そして、見事に打ち上げから27時間余り経過した17日午後1時すぎに国際宇宙ステーションとのドッキングに成功しました。安全確認をしたうえでハッチが開けられ、野口さんたち4人の飛行士は宇宙ステーションに乗り込み、およそ6か月の長期滞在が始まりました。

今回の1号機には、新型コロナの感染拡大など日本だけではなく全世界が困難な状況に打ち勝つという意味を込めて、野口さんらが英語で「回復する力」を意味する「レジリエンス」という船名をつけています。

宇宙飛行士の野口聡一さんはドッキングした直後の地上との交信の中で、「日本の皆様。無事に国際宇宙ステーションにドッキングしました。国際パートナーの一員として民間宇宙船のドッキング成功に立ち会えてとても幸せです。われわれ、レジリエンスのクルーは、訓練の間、そして打ち上がったあともさまざまな困難な状況に直面しましたが、『全集中』で乗り切ってきました。これから半年間の宇宙滞在も皆さんと感動を分かち合いましょう。「ワン・フォアオール・オールフォアワン」の言い換えで、「オールフォアワン・クルーワン・フォアオール」と全世界の人々に伝えられました。

今世界では野口さんのように目の前の困難に打ち勝つため一人一人がチームとなって力を結束し、知恵を出し合い頑張っている人々が沢山います。浪高生の皆も、そんな人たちの活躍をみて、そこから勇気と希望を感じとってほしいと思います。レジリエンスのクルーが「オールフォアワン・クルーワン・フォアオール」と言っているように、「みんな(浪高生)は一人の為に、一人はみんな(浪高生)の為に」の精神を再度強く持って学校生活を過ごしてください。コロナに負けない。感染しない。感染させない。浪高生一人一人の明るい未来に向けて、進むスピードは違ってもいい。大切な事は前を向いて夢に向かって進んでいくこと。ぜひ実行してください。

2020年11月13日金曜日

自由な学校ってどんな学校?

まず「自由」について考えたいと思います。
私も自由に生きたいですし、皆さんにも自由に生きてほしいと考えています。
今人生を振り返ってみると私はいつも「自由」という言葉を意識するときは何らかの束縛や制約を感じている時に意識していたと感じています。特に中学生・高校生の時は、自分の思い通りにならないのは、「制約が多く自由がないからだ」と周囲のせいにしていたように思います。
自由とは文字通り「自分に由る」と書きます。すべての行動が自分自身に起因するという事です。自由になる、あるいは自由を感じるのは、結局のところは自分次第ということなのだという事がわかったのはしばらくたってからでした。そこにもっと早く気付くことができていれば、自己を見つめ、「自分の持って生まれた才能や性質を十分に発揮する」ことが出来たかもしれないと思っています。
では、「自由な学校」って一体どんな学校でしょうか?一人一人が何でもやりたいことをやることのできる学校が自由な学校でしょうか。
私は、「多くの選択肢を持ち、その中から最善の選択を出来る学校」が自由な学校だと考えています。その様な学校に在籍することで私たちは自分のやりたいことをストレスなくやっていけるのだと思います。そのような学校で一人一人の生徒が3年間の学校生活の中で学習と経験を積み重ねる事が大切な事だと思います。そして日々の学校生活で一つでも多くの学ぶ事で、たくさんの選択肢を持つことができるようになります。
束縛や制約を常に感じながら学校生活を過ごしていると目の前にある学びや発見に気づくことなくただ何となく過ごしていく。そのような学ぼうとしない人や新しい発見をしようとしない人は、多くの選択肢を持つことはできませんし、残念なことに今後その人は極めて「不自由」な人生を歩むことになる可能性が大きいと思います。楽しい事だけが自分を成長させてくれるのではありません。かえって辛いことや我慢した時の方が自分自身を成長させてくれる事もあります。今の自分が置かれている状況をどのように捉え行動するのか。自由であるということは、自分で考えて正しく行動するということです。
浪高生のみんな思考を停止してはいけません。学び続けて欲しいと思います。
学ぶためには一歩前に進むことです。そうすれば必ず新たなる発見があります。失敗を恐れず数多くの新しい発見を実感できるよう、この浪速の恵まれた環境を最大限生かして今後の自分の人生の自由を掴みに行ってほしいと願っています。「常に学びの場は目の前にある」
                No man is free who cannot control himself
                                             自分をコントロールできない者に自由はない  
                                                             ~ピタゴラス (古代ギリシャ数学哲学者)~


2020年11月10日火曜日

令和2年度第67回伊勢修養学舎 ~お伊勢参り4班~

 今年度の第67回伊勢修養学舎「お伊勢参り」も最後の4班目となりました。最後の4班目の生徒達も他の班と同様にしっかりとした心構えで臨んでくれたと思います。

外宮の参拝からはじまり猿田彦神社正式参拝、神宮会館内の講堂での昼食、そして内宮の参拝、最後に宇治橋でのクラス写真と生徒一人一人が今やるべきことをきっちりと理解し行動し、神社神道の学校に通う生徒らしくしっかりと参拝してくれたと考えています。

4班すべての日程がこれで終了となりました。今年の第67回伊勢修養学舎「お伊勢参り」を終えた1年生の生徒達の成長はこれからのみなさんの学校生活から見えてくると思います。例年の伊勢修養学舎で実施している行事の中で、出来なかった行事もたくさんありましたが、この伊勢修養学舎で最も大切な事は伝え、現地で実際に学び、経験してくれたと思っています。「今を一生懸命に生きる」この事が最も重要なキーワードです。感謝の気持ちを忘れず、日々謙虚に浄く、明るく、正しく、直く生きていく事が大事な事です。

校長講話の要旨プリントは机に貼ってくれていますか?最低でも高校卒業までは貼っておいてほしい。キーワードは「品格」「情熱」「規律」「尊重」「結束」の5つです。~挑戦するからこそ変われる~このフレーズを忘れずに校長からのメッセージをしっかりと心に刻んでくれていることを願っています。そして自分の夢に向かって挑戦し続ける事。そうすれば必ず自分の中で新しい自分を発見できることができます。それが成長したという事です。さあ~やるぞ!浪高生。前に進め!

そして4日間にわたり大変お世話になった神宮会館の皆様、安全運転を心がけていただいたバスの運転手の方々本当にありがとうございました。来年は本来の伊勢修養学舎に戻ることが出来るよう日々祈願するばかりです。

最後に生徒達解散後に第67回伊勢修養学舎「お伊勢参り」が無事に終えることが出来たことに感謝と生徒達の成長を学院神社の大神様にご報告をして今年度の第67回伊勢修養学舎を終える事にします。

『今を一生懸命に生きる』~挑戦するからこそ変われる~ 

2020年11月9日月曜日

令和2年度第67回伊勢修養学舎 ~お伊勢参り3班~

 令和2年度伊勢修養学舎「お伊勢参り」も3班目となりました。本日も良い天気に恵まれ予定通りの参拝を行うことが出来ました。何人かの生徒に聞くと今回初めて伊勢の地を訪れた生徒が多くいたのは少し驚きでもありました。

本日は67年間にもわたって浪速高等学校の生徒を毎年7月に連日宿泊させていただいている神宮会館についてお話ししたいと思います。

この神宮会館は昭和28年の第59回式年遷宮の附帯事業として神宮が建設されました。お伊勢参りの宿として伊勢神宮崇敬会が運営を委託され、第60回御遷宮時に西館を、平成5年の第61回御遷宮時に本館を新築され現在に至っており、お伊勢参りの宿として知られている宿泊施設です。内宮への参拝も徒歩5分という近さもあり毎年日本全国から多くの参拝者の方々が宿泊されています。

本校の伊勢修養学舎は神宮会館が建設された翌年昭和29年から始まっており、第1回目の伊勢修養学舎から67年間にわたり宿泊させていただいているお宿となります。本校の伊勢修養学舎の歴史を語る上で、この神宮会館がなくては語ることはできません。神宮会館の変遷とともに、本校の伊勢修養学舎も変革していきました。現在も非常に恵まれた環境の中で、修養行事をスムーズに行えるようご配慮いただき実施できています。このようにこの神宮会館は、多くの卒業生がお世話になっており、修養学舎中は生徒達の修養の場所でもあり、そして神宮会館の皆様の心温まるおもてなしは心と身体の癒し宿ともなっています。

今回の伊勢修養学舎では昼食時に講堂を利用させていただいていますが、「この講堂は君たちの先輩たちが心の修養を行った場所です。」と生徒達に伝えています。この場所でいろんな経験と学びをした事を伝える事によって今その場所に座っている一人一人の生徒達に何かを感じてほしいと考えています。開校式、校長講話、禊の指導、書写、閉校式など多くの修養行事をこの講堂で行います。その場所に座っての昼食、生徒達の様子を見ていると、お弁当を食べながら会話もぜず、モグモグと口を動かしながら、先輩たちがこの場所で学んでいる様子を想像してくれている様子を伺う事が出来たのは非常に嬉しく思いました。



このように伊勢修養学舎には67年間にわたり受け継がれてきた数多くの伝統があります。参拝するところ、見学するところ、滞在するところ、すべての場所にはそこへ行く理由があり、そこには深い歴史があり、受け継がれてきた先人たちの想いがあります。その事を学んだと思います。その学びを今後の学校生活にどう生かしていくかが最も大切な事です。3班のみなさんの今後の活躍と成長を期待しています。


2020年11月7日土曜日

2021年度入試 第2回高等学校入試説明会

 本日は2021年度入試第2回高等学校入試説明会を実施いたしました。朝から雨が降ったりやんだりと、足元の悪い中にもかかわらずたくさんの受験生と保護者の方をお迎えすることが出来ました。お越しいただいた受験生と保護者の皆様本当にありがとうございました。

本校ではお越しいただいた方々には一つでもたくさんの情報を持って帰っていただければと思い説明会を実施しております。本校の教育方針はもちろん、本校に通う生徒達の姿、クラブ活動の様子、などできる限り日常の学校生活の姿をありのままご覧いただき本校の良さを感じていただきたいと考え、入試説明会を実施しております。

説明会の運営に関しても教員だけで行うのではなく生徒達と一緒に行い、クラブ部員達や自治会の生徒達などが受験生と保護者の皆様をお迎えし、説明会では生徒達の声で学校生活の様子をお話させていただくなど生徒達の生の声を聴くことが出来る機会となっています。

説明会後も校内を自由に見学することができ、校内で活動している生徒達、また部活動の様子や顧問の先生との話もその場で出来る事が可能です。もちろん入試に関してのご相談などの個別相談会やクラブ活動別の個別相談も実施しており、毎回たくさんの受験生と保護者の方が相談にお越しになられます。

ご参加いただいた皆様からは説明会の内容や教育環境の良さ、生徒達のあいさつ、立ち居振る舞いなど多くのお褒めの言葉を頂き大変好評でした。これに慢心せず第3回目の高校入試説明会もさらにご満足いただける形にしたいと思っています。

今年はあと2回、12月5日と12月12日に実施させていただきます。受験生と保護者の皆様にとって志望校を決定する最後の機会と思っています。「浪速高等学校のすべてがわかる」本校の入試説明会にぜひご参加いただけることを心からお持ちしております。

2020年11月6日金曜日

令和2年度第67回伊勢修養学舎 ~お伊勢参り2班~

 本日は2班の生徒達が伊勢に向かいました。予定通り8時に学校に集合し8時20分に出発しました。今回の伊勢参りはバスでの移動となり長時間乗車する為コロナ感染対策としてバスに乗車する人数を半分にし4クラス8台のバスでの移動としました。また生徒一人一人に手指消毒用アルコールジェルを理事長先生から配布されるなど感染対策を万全にしての実施を心がけています。

前日と同様にまずは外宮(正式名:豊受大神宮)を参拝。外宮に祀られている御祭神は「豊受大御神」です。第21代雄略天皇(ゆうりゃく)の御代に今の地に祀られたと伝えられています。日本書紀や丹波国風土記によると、稲作、養蚕、醸造の神様といわれ、衣食住、物を生産しそれを加工するつまり産業の守護神と考えられているのです。今から1500年前、天照大御神のお食事を司る、御饌都神(みけつかみ)として丹波の国から現在の地にお迎えされました。内宮の御鎮座から約500年後です。



そして次は猿田彦神社に正式参拝。

猿田彦大神は、ものごとの最初に御出現になり万事最も善い方へ“おみちびき”になる大神で、古事記、日本書紀などにも「国初のみぎり天孫をこの国土に御啓行(みちひらき)になられた」と伝えられています。天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。と言われています。

このように猿田彦神社に参拝することはこの3年間を猿田彦大神様によって1年生の皆が正しく良い方向へ「おみちびき」していただけるよう祈願するが大きな目的となっています。一人一人の生徒が素直な気持ちになって大神様に祈願する。心が豊かになる瞬間です。

その後神宮会館講堂にて昼食をとり昨日と同様に内宮へ参拝しました。

内宮(正式名:皇大神宮)の御祭神は天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおかみ)であり一般的には天照大御神(あまてらすおおかみ)と言われています。神様の名前から太陽を連想する神様だと思われますが単なる太陽神ではなく、皇室の御先祖であり天皇の御親神でもあります。第11代垂仁天皇の御代に皇女倭姫命が大神様にお仕えした際、大神様が永遠に御鎮座できる地(大宮地:おおみやどころ)を求めて各地を巡幸されこの伊勢の地に宮を営み大神様を祀り申し上げたとされています。今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡(ヤタノカガミ)をご神体としてお祀りし、国家の守護神として崇める伊勢信仰は平安末期より広がっていったと言われています。

今回参拝させていただいた大神様は最も本校の基本となる大神様で、学校にある学院神社にも祀られている神様です。今回のお伊勢参りが日常の学校生活と深くつながりっているのを確認し、そして明日以降の学校生活がより充実したものに変わって行く事を願っています。

~挑戦するからこそ変われる~この事を忘れず「今を一生懸命に生きる」これを実行する事。2班の生徒のみなさんご苦労様でした。