2023年7月23日日曜日

伊勢修養学舎1班 最終日 2班 1日目 ~ 内宮 ~ 

1班の生徒達は最終日となりました。朝は昨日と同様に男女ともに5時30分の起床後男子は禊へ、女子は大祓詞奏上後に内宮への参拝を行い宿舎に戻って部屋の後片付けを行って講堂にての閉校式となりました。昨夜の各クラスでのHRではこの伊勢修養学舎において新たに気付いたことや学んだことなど各クラスで話し合い、今後の学校生活にどのように生かしていくかなど活発な意見交換があったと聞いています。非常に中身のある時間を過ごしてくれていたようです。

1班の生徒達が帰阪準備をしている頃、大阪では2班の生徒達が伊勢に向けて出発しています。1班の生徒達が宿舎を出て1時間後には2班の生徒達が到着。1班と同じスケジュールで2班の生徒達の伊勢修養学舎が始まります。開校式の後は校長講話が行われます。この伊勢修養学舎で学ぶことやこれからの高校生活を過ごしていくうえで大切な事を伝えています。

1班閉校式 ご指導いただいた先生方への感謝の言葉
伊勢修養学舎ではたくさんの重要な大神様を参拝させていただきます。その内の1つ内宮(正式名:皇大神宮)。内宮の御祭神は天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおかみ)であり一般的には天照大御神(あまてらすおおかみ)と言われています。神様の名前から太陽を連想する神様だと思われますが単なる太陽神ではなく、皇室の御先祖であり天皇の御親神(みおやがみ)でもあります。第11代垂仁天皇の御代に皇女倭姫命が大神様にお仕えした際、大神様が永遠に御鎮座できる地(大宮地:おおみやどころ)を求めて各地を巡幸されこの伊勢の地に宮を営み大神様を祀り申し上げたとされています。

今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡(ヤタノカガミ)をご神体としてお祀りし、国家の守護神として崇める伊勢信仰は平安末期より広がっていったと言われています。この内宮の大神様は最も本校の基本となる大神様で、学校にある学院神社にも祀られている神様です。その他にもたくさんの神社を参拝させていただきますが後のブログにてご紹介をさせて頂きます。


2班の生徒達は夜には大祓詞の講義、その後男子は「禊行法指導」、女子は「礼儀作法・着付け」と翌日の行事に備える為の指導を神職の先生方からご指導を頂きました。生徒達は全てが初めての体験です。最初は戸惑いながらも一つ一つの動きには意味があり全ては自分の心の在り方で大きく変わることを学んだのではないかと思っています。 

2班 開校式