2020年5月29日金曜日

浪速の一日

 本日は高校1年生の登校日です。1年生の今日一日を撮ってみました。
登校時の参拝
おはよう!と先生方が毎日迎えます
本校は登下校時に学院神社の大神様に感謝の気持ちを込めて一礼をしています。
1時間目 学年主任の先生からの話
続いて 総務部長の先生から図書館の利用について
休み時間の風景です。廊下等で新しく出来た友人と楽しく会話している姿が多く見られます。
男子生徒は距離をとって会話中
女子生徒は元気いっぱい!少し寄りすぎですが・・・。
元気にポーズをとってくれました。

続いて本日は数学・国語・英語の3教科の確認作業と説明を実施しました。いよいよ来週からは授業が開始です。本格的に高校の授業が行われるので生徒のみなさんもその準備の為真剣に取り組んでいる様子がうかがえると思います。

 真剣そのもの
生徒の背中からエネルギーを感じました。
ほんとに良い表情をしています。
この後は終礼を行い下校となりました。来週からは学年ごとの分散登校ではなく全学年を半分に分けての分散登校となります。登校日、自分の班を間違わない様にしてください。
本日は夏服販売日 間隔をあけて待ってくれています。 
これからは気温も上昇していきます。そして6月は梅雨の時期にも入ります。体調管理・感染症予防対策、この2つを再度確認して来週また元気に登校してくるのを待っています。忘れものないように!
下校時の様子
 本日1年生の様子を見ていると、徐々に慣れてきて充実した学校生活を過ごすための準備をしてくれている姿を見られたことが私は1番嬉しかったことです。 学校生活も今はまだ短い時間ですが1年生もいい高校生活のスタートを切ってくれた感じがしました。よかったぁ~と一安心しました。これからはどんどん学校での生活の時間が長くなってきます。この緊張感を忘れずに多くの仲間から多くの友人を作り先生方と一緒に楽しい学校にしていきましょう。まだまだ不安や心配はあると思いますがみなさんは安心して学校に登校してください。先生方が側についています。前に進みましょう。先生方がみなさんのサポートを万全に整えています。

2020年5月27日水曜日

知・覚・動・考=とも・かく・うご・こう!

高校生のみなさんは日常の生活の中で勉強がやる気にならない、部活動に行く気にならない、などなかなか「その気にならない」、「行動できない」ってことはありませんか?きっとよくあると思います。そんな時この言葉を思い出してください。 
知・覚・動・考=ち・かく・どう・こうと読みます。
ではなぜ行動できないのか?それは「性格」とか「やる気」とかではなく、簡単に言うと脳がすぐに行動するという状態になっていないからです。そんな時根性論で「やれー!」って言われると苦しくなるんですよね。そしてしんどくなる。みなさんにも経験があると思います。実は私にもそんな経験はあります。では一体どうすうればいいのか?脳をその気にさせるのです。脳を「すぐにやるモード」に切り替える。その為の方法としては、想い通りにいった、相手に喜ばれた、出来た、ともかくその時の達成感を味わっている自分自身の姿をイメージします。またイメージできなかったら周りの人で上手くいっている人の真似をするのも方法です。そうすると脳は「すぐにやるモード」に突入してくれます。この言葉「知・覚・動・考」は人が成長するに必要なキーワードと順序と言われています。私も教わった言葉ですが世の中で成功している人は考えてから動くのではなく、動きながら考える人が多いと教わりました。そしてこの4文字を音読みで読んでみろと言われたので読んでみると「とも・かく・うご・こう」になりハッと気付かされたのを覚えています。

これから本格的に始まる学校生活、高校生のみなさんもこの言葉の意味を理解し実践してみませんか?「面倒くさい」と思う前にさっさと動いて片付けてしまう。結果がダメなら次はもっと工夫して違う動きをすればいい。そのサイクルを早くすればいいと思います。そしてこれからもいろんな知識をどんどん吸収し学び身体で覚える。そしてそれを活かしながら「ともかく動く」ことが大切です。考えてから動くか、動いてから考えるか、動きながら考えるか、小さな違いだが人生が大きく変わると思います。経験者は語る。やってみる価値充分にあり!



2020年5月25日月曜日

慣れてきましたか?

高校生のみなさん11日(月)から学年別分散登校となっています。11日からG-Suite-for-EducationのGoogle-classroomへ順次移行しましたが高校生のみなさんはもう慣れてきましたか?今まで以上に課題や動画、連絡事項などの情報がスムーズに発信されています。必ず漏らさずに確認し提出物については期限までに提出してください。
何事も新しい取り組みは、戸惑いがつきものです。今の学校生活についても同じです。分散登校、クラスを2分割にしての授業、常にマスクを着用、友人との距離の確保などまだまだ通常の学校生活とは程遠い状態です。戸惑いはたくさんあると思います。しかし今は戸惑っている場合ではないのです。やるしかない!どんな状況でも周りの状況にうまく融合し対応するだけです。そしてその時のベストを尽くす。それだけでいいのです。その為に大切なことは素直に受け止めればいいのです。難しい事ではありません。そうすれば慣れてきます。

今後の私たちの生活にはこのような新しい生活様式やツールが定着していくと思います。新しいツールを学習活動の文房具として定着していき、この文房具をいかにうまく使いこなすか。これが学習効果を更に上げるために必要なキーワードなのかもしれません。


これからみなさんが生きていく時代は、このコロナウイルス感染症拡大の事態が象徴しているような時代なのかもしれません。それはどうゆう事かといいますと、これから私たちは、過去の知識や情報の上にたち、今後、いつ来るかわからない私たちの健康や命を脅かす可能性のある事態(地震・豪雨災害・感染症など)を推測し、出来うるすべての事態を理論的に把握すること。そしてその困難な状況を打破するために、今何をやらねばならないかを考えながら一歩一歩踏み出し、その歩みを止めずに検証・考察していくことが重要な時代ということです。
これからも世界全体の環境は大きく変化していきます。浪高生には、その世界の変化に対して不安を持ったり戸惑うのではなく、自分がいる環境にうまく融合(慣れ)し、適応していくことができる。そしてどんな環境の中でも多様性を許容し自分自身でbestな考えを導きだして行動することができる。そんな人になってほしいと願っています。「たくましく、しなやかに、今を一生懸命生きる」


2020年5月22日金曜日

浪高球児達に伝える

先日今年の8月に行われる予定であった全国高等学校野球大会いわゆる夏の甲子園大会が中止という事が発表されました。この夏の大会の中止は今回で3回目で戦後初めだそうです。連日メディアで全国の高校野球の指導者の先生方のお話が報道されています。そのお話を聞いていると生徒や先生方のお気持ちが自分にも伝わってきて、胸が熱くなります。
そんな高校野球の球児の姿を見ていると、本校の生徒達はどんな心境でいるのか?非常に気がかりでした。そこで、本日登校してきた3年生の硬式野球部部員に私から話をさせてもらいました。
放課後グラウンドの前に集合してくれた部員たちは本当にキリっとした顔つきで私を迎えてくれました。この顔つきなら大丈夫だ。と直感でわかりました。3年生とは昨年の遠山監督就任時から一緒に頑張ってきた関係でもあったので部員達の顔は覚えていましたが、今日久しぶりに見るとこの数カ月で本当に大人になって落ち着いた雰囲気になり成長を実感でき非常に嬉しく思いました。最初は頑張るんだ!努力しないと!と気合の入った言葉をかけるつもりでしたが部員たちの顔を見て安心して学校長の想いを伝えさせてもらいました。
そして、彼らに伝えたのは
  • コントロールできない事をコントロールしようとしない
  • 今自分の感情を素直に受け止めじっくり今の自分と向き合う事
  • 先生・仲間と素直な気持ちを話そう。
  • いつかは切り替えが必要
  • 次の目標を探すこと
この5つの事を部員達に伝えました。彼らならきっとこの苦難を乗り越えて立派に浪速を卒業してたくましく、しなやかな大人になってくれると思います。
そしてここにもう一つ伝えます。それは「マインドセット」です。ものの見方や考え方など自分の中にある固定された概念を再構築することです。野球をすることの意味。スポーツをする意義。学校での部活動に参加する意味。などもう一度仲間と一緒にその意味や意義を問いただしてお互いに共有しあう。毎日の学校生活や部活動の中で硬式野球部3年生の部員全員でやってみてください。私も行き詰った時は自分の固まった概念や価値観などをすべてresetするようにしています。自分自身をもう一度見つめ直し、その意味を問いながらこの状況を「変えられる」「変えるんだ」と思うのです。そうすれば何かが必ず見えてきます。その何かは今は言えません。とにかくやってみることです。
遠山監督からのメッセージを聞く部員たち
「ONE TEAM ONE HEART」  一つのチームに一つの心  浪高球児達に伝える



2020年5月20日水曜日

1年生夢の実現に向けてtake off

今日は1年生が登校してきました。登下校時の様子を見ていますと友人同士で仲良く登下校している姿が増えてきているように感じました。非常にいいことだと思います。一人でも多くの仲間から一人でも多くの友人を作ってください。
初めの登校日から1年生のみなさんに行ってきたオリエンテーション、写真撮影、提出書類や学習課題の確認など、高校生活をスタートするに際して必要な事や大切な事を伝える時間はほぼ予定していた通り順調に進んでいます。本日からは科目別での指導も入っていっているようで、いよいよ高校生活が始まっていくんだなぁ~という雰囲気が出てきました。夢の実現に向けたスムーズな離陸をする為にもしっかりと今は助走を作ってください。もうすぐ離陸(take off)です。
緊急事態宣言も21日に大阪府は解除される見通しのようです。21日以降、新たな指針が出ると思いますがその指針に合わせた形での学校生活になると思います。みなさんは引き続き感染防止対策を万全にしながら学校生活を過ごしていくことになると思います。まだまだ通常の生活とはいきませんが焦らずにゆっくりでいいので前に進んでいきましょう。最も大事なことは学校にくる目的と目標をしっかりと持つことをです。
Take off to realize your dream   夢の実現に向け離陸せよ!  「挑戦から変化へ」

2020年5月16日土曜日

3年生 深刻にならず真剣になれ!

今日は3年生の登校日でした。あいにくの雨模様でしたが元気に登校してきてくれました。昨日の2年生と同じく進路指導部長から3年生に向けて令和3年度大学入試についての講演が行われました。

何度も伝えていますが自分だけが遅れているのではありません。日本中の高校生全てが同じ不安と心配事を抱えており、皆がその事に向き合っています。大事なことは今後の一人一人の行動です。心構えと覚悟が決まればどんなことでも乗り越えられる。君たちは一人ではない。周りにはたくさんの君たちを応援してくれる人々がいます。その人たちの力も頼りながら前に進んでいってほしい。本日から担任の先生との面談も実施され、また保護者の方とのMeetを使っての3者懇談も実施されます。積極的に参加し先生方から挑戦するエネルギーをもらって下さい。今後3者懇談を希望の生徒は担任の先生に申し出てください。


”He can who thinks he can, and he can’t who thinks he can’t. This is an inexorable, indisputable law.”
【できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。】
   (パブロ・ピカソ)

 3年生のみんなさん。深刻になるな。真剣になれ!

2020年5月15日金曜日

2年生 夢に向けて始動!

今週11日(月)から各学年別での登校となっています。各学年2回目の登校となった今日は2年生が登校してきました。いよいよこれからスタートする学校生活の中で進学に向けての目的と目標を明確に持ってもらうために、本日は進路指導部部長から「あと2年をどう過ごすのか」をテーマで約50分間2年生のみなさんに今年の進路状況や今後の入試動向、そしてこの1年間に準備する事、考えておかないといけないこと、知っておくべきことなど6項目について詳しく話がありました。生徒のみなさんの真剣に聞いている様子を見ていると2年後が非常に楽しみになってきました。大きく成長する雰囲気充分あり! 「挑戦から変化へ」さあ~本気でやってみよ!



今朝正門に立って登校してくる生徒達と挨拶をかわしている時、2年生の男子生徒と少し話をしました。その生徒は「先生、クラス替えがあったのでまだクラスに馴染んでなく楽しくないです」と伝えてくれました。その生徒の言う通り本校では2年生になると大学進学に向けて各生徒自身がコース選択を行い進級しますので大きなクラス替えがあります。その生徒のような不安を持った生徒は少なくないと思います。私も2年生のクラス担任を持った時最初に一番気がかりなのはその不安をどのように払拭してあげれるか。最初の1ヵ月はその点に力を注いだのを覚えています。
その生徒に私は「大丈夫だよ。まだ二回目の登校だから。これからこれから。その君の明るさを自然に伝えれば友人は沢山出来るから。安心しなさい。」と伝えました。楽しい学校生活を過ごすために欠かせない事の一つとしてクラスの仲間の存在は重要だと思います。この友人関係が構築出来るかどうかという不安は昨年入学時にも同じ想いを持ったことと思います。しかし、今2年生のみなさんはこの1年の間に多くの仲間から多くの友人を作ることが出来ました。だから今回も同じく、お互いに尊重しあい、認め合いながら新クラスでも多くの友人を作ってほしいと思います。明るい、素直な思いやりのあるみなさんなら大丈夫です。勇気を出して近寄ってみよう。
1年生時の友人を大事に、そして新たな友人との出会いを求めて楽しい学校生活の基盤を作ってください。まずは「おはよう!」の挨拶から始めるときっかけがつかめますよ。一人一人の生徒が協力し合って楽しいクラス創りをしてくれれば学校全体にも活気が出てきます。さあ~2年生の諸君。自分の夢の実現に向けてゆっくり動き出して行こう。

2020年5月13日水曜日

3年生登校日

本日は3年生の登校日でした。登校してくる様子を見ていますとさすが3年生。少し大人の雰囲気を漂わせながらきりっとした身だしなみをして正門から学校に入ってきます。2か月前と比べると本当に一層たくましくなったように思いました。

中学3年生は神社前からの参拝、高校3年生は教室からの遥拝とし神前奉告をさせていただきました。


その後高校3年生に向けた校長講話を実施しました。3年生のみなさんには受験と進路選択に向けた話をさせてもらいました。とにかくいい準備をする事。最高の準備にするためには心構えと覚悟が必要であると伝えさせてもらいました。それさえあれば絶対に夢は叶う。自分を信じて諦めずに挑戦せよ!そして自分自身に変化を求めよ!と気持ちを込めて伝えさせてもらいました。3年生のみなさん頑張ろう!キーワードは「挑戦から変化へ」



2020年5月12日火曜日

2年生が登校!

2年生が登校してきました。とにかくうれしい。この言葉に尽きます。
この前2年生が登校してきたのは3月。その時はまだ1年生でした。それから2か月が経ちましたがこの期間中に新年度を迎え本日新2年生として登校してくる様子を見ているとたくましくなったなぁ~と感じたのは私だけでしょうか?この休業期間中本当に我慢し耐え抜いた自信みたいなものが身体から発せられていたのかもしれません。本当によく頑張ったと思います。これからいいスタートを切ってほしいと思います。

本日はこれからの学習活動の再確認と課題の提出などを済ませ約2時間あまりの登校時間でしたが久しぶりに会った友人との再会は本当にうれしかったのでしょう。最高の笑顔をしていました。マスクをしていますが身体全体から楽しさがあふれ出ているのがわかりました。


学校長講話では2年生の全員がこれから始まる学校生活に対して感染予防対策を万全にしながら焦ることなく目の前の事に積極的に行ってほしいと伝えました。待つのではなく攻めろ!と。こんな時だからこそ「前進あるのみ」。挑戦し自分自身を変えていってほしいと訴えました。きっと2年生はやってくれると信じています。2年生諸君。Let’s begin。

2020年5月11日月曜日

1年生初登校日

本日から徐々に学校が動き始めました。3月の上旬から生徒たちが学校へ登校できなくなって2か月が経ちました。この期間本当に長かった。生徒たちがいない校舎はこれだけ輝かないものだというのを改めて感じた休業期間でした。今日5月11日からは学年別に登校日を設定し1クラスを2分割にして教室に入り学習活動等をしていきます。本校は通常の教室より広く生徒間の感覚は充分に確保できており、その他3密を避けるための感染防止策を万全にして生徒を迎える態勢を整えています。

本日は1年生の登校日でした。真新しい制服に身を包まれ登校してくれた新1年生の様子を正門で見ていましたが元気な姿で登校してくれているのを見て大変うれしく思いました。一人一人の生徒に「やっと会えたね」と心で思いながら「おはよう!」と声をかけていました。

登校後は学院神社の大神様に入学のご報告と3年間無事に学校生活が過ごすことが出来、大きく成長できるようにとお願いをするための神前奉告を遥拝にて実施しました。

その後は学校長からのお祝いの言葉と激励のメッセージなどの校長講話があり各先生方からの今後の動きと説明があり1年生の初登校日を無事におえました。大阪府からの指導もあり学校滞在時間は約2時間から3時間となっており非常に短い時間ではありましたが1年生が登校してくれて本当に安心しています。やっと浪速の校舎が大きく輝くことが出来たと思います。

1年生のみなさん校長講話でも伝えましたが今日がスタートです。少し例年から考えると遅れましたが焦る必要は全くありません。一人でも多くの友人を作り、学校にくる目的と3年後の目標を定めてそれに向けた挑戦を続けてほしいと思います。楽しく充実した学校生活を過ごすために生徒と先生方が互いに協力し合って一人一人の生徒にとって最高の学びの場所「GOOD SCHOOL」を作り上げていきましょう。さあ~やるぞー!

2020年5月9日土曜日

感染症対策を万全に!

全校生徒のみなさんいよいよ来週から学年別分散登校がはじまります。そこでもう一度感染症対策の基本的な考え方を伝えておきます。感染症対策のポイントは「感染源を断つ」「感染経路を断つ」「抵抗力を高める」この三つです。今後みなさんは外出して人との接触や日常の行動に少しづつ戻っていきます。特に登下校時、公共の交通機関を利用することになります。また学校生活においても仲間たちと接触する機会が増えてきます。今までの外出自粛期間中の予防策をより徹底してほしいと思います。みなさんが出来る基本となる考え方を示しておきます。
  1. 登校前には必ず自宅にて健康観察と検温を実施する。
  2. 自宅を出るときには必ずマスクを着用する。
  3. 公共の交通機関を利用する場合、できる限り混雑している車両は避ける。
  4. 友人との会話は近づきすぎないように配慮する。
  5. 咳やくしゃみについては周囲の人にむけてしないなどのエチケットを徹底する。
  6. 当日体調が悪いときは自宅で休養する事。無理して登校しないようにする。                        (欠席扱いにならない)
  7. 学校に到着すれば手洗いを行い、教室に入る前には必ず設置してある消毒液で手をこする。
  8. 自宅に到着すれば手洗い、うがいを行い、可能であれば顔を洗うなども有効である。
  9. 制服は必ずハンガーにかけてつるしておく。
  10. 栄養と睡眠をきっちりとり体調管理を怠らない。
 以上10項目について示しました。これ以外にもまだたくさんありますが大事なことは感染対策の正しい知識を理解して、感染のリスクを自ら判断して行動することが大切です。学校は感染症対策を万全に行いみなさんが登校してくるのを心から楽しみに待っています。安心して各学年決められた日時に登校するようにしてください。
 
最後にあと二つ
一つは、今後学校生活において不安や心配事などがあれば必ず担任の先生はもちろんその他の先生でもいいので相談してください。
 
二つ目はこの新型コロナウイルス感染症に関わる偏見や差別は絶対にあってはならないことです。友人に対して、また登下校時に咳やくしゃみなどをしている人に対する揶揄するような発言、特定の国や地域に対する偏見、感染者や濃厚接触者とその家族、また医療従事者やその家族に対する偏見や差別は断じて許せない行為であることを再度認識しておいてください。

2020年5月8日金曜日

学校に生徒が戻ってくる!

こんにちは。生徒のみなさん元気でしょうか?この大型連休中はどのように過ごしていましたか?規則正しく自分の時間をきっちりと管理して生活を組み立てることが出来ましたか?
本日みなさんには来週からの学年別登校日についての予定をHPやclassiにて発信しました。いよいよ少しづつではありますが学校が動きだします。きっとみなさんも待ちに待った時が来ると思っているのではないでしょうか。しかしまだまだ感染リスクはなくなったわけではありません。学校も感染予防対策を万全にしてみなさんが登校しても安全に学校生活が過ごせれるよう態勢を整えています。みなさんも自身でできる感染予防対策はきっちりとしておいてください。

今日はみなさんに一つの言葉を紹介したいと思います。その言葉は「レジリエンス」という言葉です。この言葉はよくスポーツ指導の中でも聞かれる言葉ですが、その意味は自分が困難や脅威にさらされている時に「うまく適応できる能力」「うまく適応して行く過程」を意味する言葉の事です。レジリエンスは「復元力」「回復力」「弾力」という意味で「自発的治癒力」というと理解しやすいと思います。外力によるストレスの歪みを跳ね返す力をレジリエンスと言います。

今みなさんも含めた世界中の人々は新型コロナウイルスの脅威に見舞われ今まで経験したことのない困難となっています。毎日メディアなどからいろんな情報が入ってきます。その情報の中には良い情報もあれば悪い情報もあります。特に今の制限された生活の中では大きなストレスを抱えている事でしょう。そんなタイミングでいろいろな情報が一気に入ってくると、感情面において一喜一憂が大きくなったり、突然将来の事、自身の事など不安感に見舞われたりしている生徒も少なくないと思います。そんな時、自分自身がどのように適応しどう対応していくかで今後の進んでいく道が大きく変わっていくことになります。自分の将来は自分自身で創り上げていくものです。自分の置かれている環境の中で自分自身を見つめ前向きに進んでいくための力(レジリエンス)を身につけなければなりません。

ではどのようにそのレジリエンスを高めればいいのでしょう。「レジリエンスを高める10の方法」があるのですがここでは今の状況を考えて5つを紹介したいと思います。
・親戚や友人と良好な関係を維持する。
・変えられない状況を受容する。
・現実的な目標を立て、その先にある夢に向かって進む。
・自信を深める。
・不利な状況でもその状況においてのベストな判断を下し行動する。

この5つをみなさんはぜひ実行してほしいと思っています。今まで私がみなさんに伝えてきた事、「挑戦から変化へ」「前に進め」がこのレジリエンスを高めるために必要なことだと思います。浪高生としての生徒像の中に「たくましく、しなやかに、今を一生懸命生きる」という事が掲げられています。これからの激動の社会を生きていかねばならないみなさんにとって今は、「生きる力」「生き抜く力」を育むことが出来るチャンスなのです。

これから始まる学校生活においてレジリエンスを高めることは今みなさんが出来る事の一つです。今後も下を向くのではなく上を向いて歩いていくこと。自分の人間性を高めるチャンスとして今以上にこれから新しいことに挑戦してください。そのサポートを私たち教員は全力で行います。不安や悩みを先生方と理解しあいながらこの事態に的確に対応して乗り越えていきましょう。
頑張れ!浪高生。やるぞ!