2026年6月15日月曜日

志望校合格へ向けた「最後の基礎固め」

先週末、高校3年生達は本校の学習施設である「多聞尚学館」にて、学習合宿を実施しました。今回参加した3年生達の合宿の目的は、ズバリ「志望校合格のための最後の基礎固め」です。

受験勉強において、応用問題や発展問題に目を奪われがちですが、最後に合否を分けるのはどこまで「基礎」が血肉になっているかです。土台がグラグラのままでは、その上にどんなに高い建物を建てようとしても崩れてしまいます。今回の合宿は、これまでの学習を徹底的に見直し、あやふやな部分を完全にゼロにするための絶好のチャンスです。

多聞尚学館での合宿は、ただ一人で机に向かうのとは違います。 同じ高い目標を持つ仲間たちが一堂に会し、お互いの熱量を感じながら切磋琢磨する空間です。しんどいと感じる瞬間があっても、横で必死にペンを動かす友の姿が「もう一踏ん張りしよう」というエネルギーをくれるはずです。また、わからないところがあれば、その場で先生方に質問し、すぐに解決できる万全のサポート体制も整っています。生徒達は仲間と共に、限界を超える2日間を過ごしてくれたと思います。

1泊2日の合宿だけで、突然魔法のように成績が跳ね上がるわけではありません。しかし、この期間に「これだけ基礎を徹底してやり切った」という確かな手応えは、今後の受験ロードにおいて、皆さんを支える大きな自信と「学習の火」となることは間違いありません。

これからもこのような学習合宿は各学年で実施されます。特に来月には3年生は長期の夏季合宿も予定されています。今後の自分を支える大きな自信をつかみ取るためにも積極的な姿勢で合宿に挑んでほしいと思います。

今後もこのような多聞尚学館での学びを志望校合格というゴールに向けた、最高のステップにしてくれることを期待しています。その為に先生たちも全力で皆さんをサポートします。みんなは一人ではない。仲間と先生方と一緒に行動しよう。そして浪高生達には昨日の自分を超える!「超自分」を体感してほしい。 

2026年6月11日木曜日

6月朝礼

今日は6月の朝礼日でした。 大阪もいよいよ梅雨入りとなり、雨の多い季節が始まっています。 少し気分が沈みがちな毎日が続いていますが、今日の校長講話では、一人ひとりが持つ「行動力」、そしてそこから生まれる「影響力」が持つ、とてつもない価値について話をしました。

 大阪府高等学校ゴルフ選手権大会
男子の部  優勝
今日のキーワードは、「行動力は影響力になる」です。「影響力」と聞くと、インフルエンサーや特別な人が持っているものだと思うかもしれません。しかし私たちは日々、さまざまな場面での行動を通して、気づかないうちに周りに影響を「与えて」います。それは、物を与えることだけではありません。 「時間を与える」「思いやりを与える」「笑顔を与える」——その形は実にさまざまです。そして、誠実で良い行動は、必ず周りの人にたくさんの幸せをもたらします。
大阪高等学校春季テニス大会
シングルス 優勝 団体 準優勝
例えば、朝のあいさつを自分からする人がいるだけで、その場の空気がパッと明るくなります。授業や部活動で積極的に挑戦する人がいると、「自分もやってみよう」と一歩を踏み出す人が出てきます。困っている友達にそっと声をかける人がいれば、そこから優しさが広がっていきます。つまり、私たちの行動には、例外なくすべてに影響力があるのです。その影響力の大きさを決めるのは、特別な才能ではありません。「まず、自分が最初に行動するかどうか」です。
大阪高等学校春季テニス大会
団体 準優勝 ダブルス 準優勝 3位
学校生活の中で、「誰かがやるだろう」「自分がやらなくても変わらない」と思ってしまう瞬間もあるかもしれません。しかし、多くの素晴らしい変化は、いつも「最初の一人の行動」から始まります。教室の雰囲気も、部活動の活気も、学校全体の文化も、誰かの小さな行動が周りに影響を与え、その影響が連鎖してつくられていくものです。 リーダーシップも同じです。役職がある人だけがリーダーではありません。自分から行動し、その姿で周りに良い影響を与える人は、誰もが立派なリーダーシップを発揮しています。
大阪高校体操競技選手権大会
団体総合 2位  個人総合 3位
みなさんはこれから進学や就職など、それぞれの道に進んでいきます。 その時に社会から求められるのは、「何を知っているか」という知識だけでなく、「自分から行動できるか」という姿勢です。
大阪高校空手道選手権大会
団体組手 優勝 個人組手 優勝・準優勝・3位
 団体形 優勝  個人形 優勝・準優勝・3位
私が好きな言葉に、「優しさは、回り回って、必ず自分に返ってくる」という言葉があります。これは、行動し、与えることの本質を表しています。今日の自分の小さな行動が、誰かの勇気になっているかもしれない。 今日の一言が、誰かの笑顔を後押ししているかもしれない。
大阪高校空手道選手権大会
団体組手 3位  団体形 準優勝 
個人組手 3位
自分の行動で、知らぬ間に誰かを助けたように、いつかあなたが壁にぶつかった時、今度は誰かがあなたを助けてくれる日が必ず来ます。人から「ありがとう」と言われたときのあの温かい気持ちは、お金では買えない、何より大きな宝物です。「誰かがやるのを待つ」のではなく、「まず自分からやってみる」。 良い連鎖は、誰かが始めるのを待つものではありません。自分から始めるものです。
大阪高校総合体育大会バスケットボール大会
1次予選Aブロック  優勝
みなさん一人ひとりが持つ行動力は、自分を成長させるだけでなく、周りを、そして社会を温かく変えていく大きな力になります。 自分の行動や言動が、周りの人や環境、そして何より自分自身に素晴らしいものを与えているということを、ぜひ心に留めて、今日の一歩を踏み出してみてください。
大阪高校柔道選手権大会
段外の部  1位
本日表彰されたクラブ活動の中でインターハイに出場する空手道部・硬式テニス部・体操競技部、そして今日は表彰状が間に合わず表彰されていないが出場が決まっている弓道部の皆さんしっかりと準備して大阪の代表として誇りをもって勝負に挑んでください。心から応援をしています。

2026年6月5日金曜日

「間に合う」人間になれ

 これは、20年間無敗を誇った伝説の雀士、桜井章一氏の言葉です。桜井氏は、本当の強さを身につけるためには心構えも大切だが、それ以上に重要なのは「間に合うこと」だと説いています。実際に、長年にわたり数多くの雑誌や書籍を執筆してきたにもかかわらず、一度も締め切りに遅れたことがないそうです。

この「間に合う」という言葉は、単に時間を守るという意味だけではありません。勝負や人生において、必要な時に必要な行動が取れること、変化や危機に適切に対応できることを意味しているのだと思います。

武道やスポーツには「間合い」という言葉があります。達人と呼ばれる人たちは、その場の状況を正確に感じ取り、最適なタイミングで行動する力を磨いてきました。桜井氏は次のように語っています。

「間合いを外さないようにすることで、何事にも間に合うようになる。うっかり外してばかりいる者を『間抜け』という。」

この言葉には深い意味があります。周囲の状況や人の気持ち、小さな変化に気づくことができれば、自然と行動も変わります。時間を守ること、約束を守ること、人に優しくすることなど、さまざまな場面で「間に合う」人間になることができるのです。

また桜井氏はこんなエピソードも紹介しています。

ある日、弟子たちと電車に乗っていた時のことです。近くに座っていた女性の足元に手袋が落ちていました。桜井氏はすぐに違和感を覚え、「手袋が落ちている」「女性用だ」「きっとこの人のものだ」と次々に気づき、すぐに拾って渡しました。しかし、一緒にいた若者たちは誰一人気づかなかったそうです。

桜井氏は、このような「気づく力」が日常生活の中で養われていなければ、本当に大切な場面でも間に合うことはできないと話しています。つまり、「間に合う」とは、日頃から周囲の変化や人の様子に気づき、適切な行動を取ることができる力なのです。

私たちは日常生活の中で多くのサインや変化に囲まれています。それらに気づき、自ら行動できる人こそが、本当の意味で生き抜く力を備えた人なのではないでしょうか。

本校の生徒たちにも、勉強や部活動だけでなく、人への思いやりや周囲への気配りにも「間に合う」人間になってほしいと思います。そして、「気づく力」と「間の感覚」を磨きながら、社会を生き抜く強さを身につけてほしいと願っています。

2026年5月28日木曜日

生徒達の視野を広げる ~メキシコ・パナマ国際交流~

 本日メキシコとパナマの生徒たちと本校の国際コースの生徒達との国際交流の場を設けることができました。

私たちは毎日の忙しい日常生活や慣れ親しんだ環境(いつもの学校生活、いつもの人間関係、いつものSNSのタイムライン)にいると、無意識のうちに「自分の見えている世界がすべて」と思い込んでしまいがちです。

特にこれからは多様化の社会が進んでいく中でいろんな考えや文化に触れて「いつもの枠」の外側にある、自分とは全く違う前提や価値観に出会う機会を増やしていかねばならないと思います。

「そんな考え方(やり方)があってもいいんだ」「自分が正しいと思っていたことは、ほんの一部の常識だったんだ」などに気づけたときに、心のフレームが一回り大きくなります。このように視野が広がると、単に「物知りになる」だけでなく、これから歩んでいく人生という旅路の中においても迷ったときや困ったときに助けになってくれることがあります。それは

学習活動や部活動、またプライベートで問題が起きたとき、視野が狭いと「これしかない」と自分を追い詰めてしまいます。しかし視野が広いと、「AがダメならBもあるし、いっそCに逃げてもいい」と、柔軟な選択ができるようになります。そうすると選択肢が増え前に進みやすくなりゆとりをもって判断できるようになります。

また、自分と違う意見の人を見たときに、「間違っている」と否定するのではなく、「あの人はそういう背景や視点からモノを見ているんだな」と、想像力を持って理解(または共存)できるようになれば、それは人に優しくなれるという事につながってきます。毎日の生活の中で今まで素通りしていた景色や、興味がなかった分野から新しいワクワクするような事が見つかりその面白さを発見する。そして自分が正しいと思っていることについて、あえて「反対派の意見」を聞き入れ感情を交えずに「ふーん、どんな言い分なんだろう?」と「真逆の意見」に触れてみる事で自分にはない視点に気付く事もできます。

このように視野を広げることの大切さは、「自分の意見を捨てる」ことではなく、「自分の世界に新しい色を付け足していく」というプロセスであるという事を学んでくれたと考えています。今日の国際交流の中で3年生と2年生の国際コースの皆さんはこの経験から多くの学びを得たと思います。それらを明日以降の学校生活に生かしてしっかりと前を向いて一歩一歩進んでください。今日は一日お疲れさまでした。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。ありがとう。

2026年5月26日火曜日

中間テストを終えて ~一生休まずにする努力~

 この言葉は大相撲で活躍された元大関琴風(現尾車親方)さんが言われている言葉です。今年度最初の定期試験を終えみなさんはその結果をこれから受けっとっていく事になると思います。今回の試験に向けた準備をどれだけ行いどのような状況で試験に向かったのかは一人一人に違いがあると思いますがこれだけは全員に言えることです。【学ぶ姿勢は一生涯持ち続ける】ということです。

8月に行われるグローバルアカデミー説明会
今回の試験を全力で挑んだ生徒。またさぼった生徒。今まで通りの生徒。それぞれであったと思います。終わってみて自分自身で振り返ってみると冷静に判断できると思います。自分が行った行動の結果はどうだったのか?目的に即した結果なのか、それとも違うのか。どちらにおいてもその原因は何なのかを考えなければなりません。それを受けて次の学期末試験に向けてどうすべきかを明確にし次の行動に変化を加えていく事が最も重要な事です。でもほとんどの人はそのことはわかっているはずです。

でもそれができる人とできない人に分かれてしまうのも現実です。言葉では簡単に言えるがなかなか実行に移すことができない。なぜか?

それは一番自分自身の成長の妨げになっているのは実は自分自身なのかもしれないという事に気づいてないからです。先生や親などから言われることはできる。でもそれ以上はやらない、またやれない。それはそこで満足しているからです。もうやったつもりでいるのです。前々回のブログにも書きましたが真の努力とは。努力の目的はなにですか?

3S 特別講座
部活動の指導に当たっているとき部員たちが練習を終えた際に今日の練習で学んだことは何?何ができるようになった?など必ず聞くようにしていました。また練習メニューをこなして終わろうとしている際これで終わって本当にいいの?って部員たちに尋ねることもありました。部活動の先生が言っていることだけをやっていれば強くなるわけではありません。今日の練習から何を得たのか。それがなければどんな練習をしても成果は上がりません。

自身の周りで起きているどんなことでもそこから学ぶことができる教訓は必ずあります。それを見逃すことなく一つでも多くの事に気づく事。そしてその教訓を生かして明日からの活動に変化を加えて改善していく事。一歩前に進むこと。これが最も重要な事です。それが習慣となれば生涯にわたって学び続ける姿勢やあきらめずに継続する心を養うことにつながっていくと思います。

3年生大学別説明会
単に「休まない」という物理的なことではなく本当の目標を見失わず、歩みを止めないという意味でこの言葉「一生休まずにする努力」を皆さんには伝えたいと考えています。今後の学習活動に部活動に対してのみなさんの行動変容に期待しています。

2026年5月18日月曜日

5月朝礼校長講話

 高校生は本日朝礼を実施いたしました。今日のキーワードを【行動はすべてに勝る】として講話させてもらいました。高校生たちは明日からの試験に向けた取り組みを積極的に取り組んでくれていると思います。何か行動すれば失敗や成功、楽しいことや辛いことなど多くのことが目の前に起きてきます。でも何も行動していない人は目の前では何も起きません。行動しているからこそその行動に対しての変化(結果)が現れてくるのです。その変化をどのように受け止めるか。どんなことでも教訓はある。問題はそれらを見つけることができるかどうか。 大切な事はそこです。

 そもそも私は人生に成功や失敗は存在しないと思っています。成功も失敗もただの目の前で起きている自分が行った行動の結果(変化)です。私も今まで生きてきた中で多くの失敗といわれることもありました。しかしその時は失敗であったことでも今現在はあのことがあったので今がある。という思いになっています。

 過去にあった失敗はなかったことにはできないが、その過去に起きた失敗が将来、成功のきっかけとなったとう形に変えることができるのです。みなさんの未来はこれからどんな形になるのか想像できますか?未来は自分の力だけでは変えることはできませんがこのように過去にあったとことは変えられないが過去の事を自分次第で変えることができるのです。

ボクシング部 令和8年国民スポーツ大会大阪府予選
各階級1位・2位

 【自分の歩んできた過去から教訓を得てビジョンをもって未来を予想して道を切り拓くための行動を自ら行う。】

中間テストという機会をいかに充実したものにするための行動を今積極的に行動している皆さんにはぜひ今年のスローガンでもある超自分を体感してほしいと思います。失敗を恐れず行動する、そしてその結果を素直に受け入れ自分の足りないとこに気づき改善していく。昨日の自分より今日の自分、そして今日の自分より明日の自分と毎日の生活の終わりには自分自身がどのような変化があったのかを感じることができる毎日を過ごすことができるかいどうかではないでしょうか。要は何か事をなすためには現実(自分)を変えなければならないという事です。今日一日は小さな一生です。自分の未来のためになる行動を起こすことです。

明日からの中間テストに向け全力で取り組む姿勢を期待しています。結果は出てから考えればいい。とにかく無心なって目の前のことに集中してください。【行動はすべてに勝る】です。

体操競技部 大阪高校春季大会 2部 
個人総合 2位

2026年5月14日木曜日

目的のない努力ほど無駄なものはない ~中間テストにむけて~

 今高校生たちは来週から始まる中間テストに向けた準備に入っています。今年度最初の定期試験となっており各学年今までに学んだことに対しての理解度を図る大切な機会であると考えて放課後多くの生徒達が校内で自学自習に励んでくれています。

そこで今日はプロ野球の選手として多くの記録を残されまた監督としても活躍した野村克也さんの名言の中で「目的のない努力ほど無駄なものはない」を紹介したいと思います。この言葉は、単に「努力しないほうがいい」という意味ではなく、「ただ一生懸命にやる(努力そのものを目的とする)のではなく、明確な『意図』や『目標』を持って取り組まなければ、結果はついてこない」という、真の努力のあり方を説いたものです。

努力という行動を起こすにはその目的がしっかりとしていないとただ単に学習していることに満足しているだけでは結果はついてこないことは高校生になると頭では理解はできていると思います。努力とは意図や目標を持ちその方法を創意工夫しながら自らの課題解決に向けて様々な邪念を捨て無心に行動できているかが問われるのではないかと思います。

自分の現状を客観的に検証してその課題や問題点を一つ一つ解決していく。正しい努力の方法を習慣づけることで学習面だけではなく部活動にも大きな成長が見込まれます。努力をするという事は今後の人生を幸せにするための方法を学習や部活動という機会を通して学んでいるのではないでしょうか?努力をすることでしなやかに、これからの社会を生き抜くための力を育むことになると考えています。

私は努力は必ず報われると考えています。でももし報われない努力があるのならば、それはまだ努力が足りないかまたはその方法が間違っていると考え違った方法などを試すようにしています。 結果が出るまで諦めることなくコツコツと様々な方法で努力を継続していく事が真の努力というのではないかと思います。

 今定期試験のために学習に励んでいる高校生たちに伝えたいと思います。いい結果を残すためには現状をしっかりと把握し課題点を明確にしてその克服に無心になって取り組んでほしい。それをできるか出来ないではなくやるかやらないかただそれだけです。結果は出てからまた考えていけばいいのです。まずは全力で取り組む!その気持ちを忘れずに持ち続け実行に移してください。