2026年7月20日月曜日

伊勢修養学舎1班 2日目

 1班の生徒たちは二日目を迎えました。早朝から男子生徒は禊、女子生徒たちは内宮参拝と大祓詞奏上と書写を行いました。素晴らしい姿勢で臨んでくれており午後からの行事も順調に終えることができました。女子生徒たちは祭式教室での豊栄の舞の練習を女性神職の先生からご指導を受け高評価をいただいていました。

今日のブログでは伊勢修養学舎の初日に参拝する猿田彦神社について述べさせていただきます。この神社に祭られている猿田彦大神様は、物事を良い方向へと導く「みちひらき(道開き)」の神様です。

 この伊勢修養学舎は、1学期が終了し浪速高生としての学校生活が本格的にスタートする時期に行われます。これから始まる3年間の学業、部活動、そして将来の進路という「自らの道」を切り拓いていく節目に、神前で決意を誓い、導きを祈願することは極めて大きな意味を持ちます。

本校の教育活動の根幹にあるのは、神社神道の教えに基づく「浄・明・正・直(きよく・あかるく・ただしく・なおく)」の心と「敬神崇祖」の理念です。 この修養学舎は単なる観光旅行ではなく、襟を正して臨む「正式参拝」を通じて、生徒たちは目に見えないものへの感謝や、作法(礼儀)を身をもって学びます。これにより、学校が大切にする精神が頭での理解から「心と身体での実践」へと昇華されます。すべての神道行事を通じて建学の精神「浄・明・正・直」を体現することで大きな学びを得ることができます。

この伊勢修養学舎は「生きる力」を学ぶ場であり、本校で最も重要な行事です。 外宮・内宮、そして猿田彦神社を一連の流れとして参拝し、一つひとつの神様に対して素直な心で祈りを捧げることで、生徒たちの表情は引き締まり、大きく成長します。「やらされる行事」から「自ら積極的に参加する行事」へと意識が変わる、まさに「本当の浪高生」になるための精神的脱皮のきっかけとなる起爆剤となっています。

学校の建学の精神である『浄・明・正・直』の心を、美しい作法と凛とした空気のなかで実践し、一人の人間として、また浪高生として大きく精神的に成長するために、この猿田彦神社での正式参拝は欠かすことのできない神聖な時間なのです。

今日1日で1班の生徒たちは神道行事を体験することで今までに経験したことのない充実感と達成感を得ることができたのではないかと思っています。これこそが浪速でしか学ぶことができない学びであるのは間違いありません。まだ明日の午前中まで行事が残っています。真の浪高生となる最後の仕上げの行事をより積極的に参加してまた新たな気付きをつかみ取ってください。

2026年7月19日日曜日

今年も始まりました。第73回伊勢修養学舎 1班 1日目

 令和8年度の伊勢修養学舎が、本日よりスタートいたしました。 73回目という長い歴史の中で受け継がれてきたこの行事は、本校の根幹である神社神道の精神を学び、次の100年へと伝統を紡ぐもっとも重要な学校行事として位置づけられています。

毎年この2泊3日の行事で、生徒たちは大きく成長をして、真の「浪高生」へと脱皮させる大きな原動力となっています。今年度は19日から29日までの期間5班編成で1052名の生徒がこの伊勢の地を訪れてくれます。

学校を出発した1班の生徒たちは、宿泊先である伊勢神宮会館に無事到着。昼食後の開校式では、普段とは違う厳粛な空気に緊張を覗かせながらも、規律ある姿勢で臨んでくれました。開講式では木村理事長・学院長先生からこの伊勢修養学舎の歴史と重要性に関してお話しいただき、その後神宮会館の館長上坂先生のお話をいただき開校式は終え、いよいよ本格的な学びが始まりました。

まず初めの学びは校長講話です、。歴代大切にされてきたテーマ「今を一生懸命に生きる」を軸に、約40分間のメッセージを送りました。3年間という限られた高校生活をいかに充実させるか、そして未来の幸せのために「今、この瞬間」をどう選択しどう動くべきか。また、これからの時代に求められる人物像など、卒業後の人生にも生きる実践的な内容を伝えています。

挑戦するからこそ変わることができる。成功も失敗もすべてが学びと捉え感謝の気持ちを忘れず日々謙虚に素直な気持ちを持ち続け一歩一歩前に進むことができれば未来は明るく素晴らしい人生という旅を楽しむことができると確信しています。

この伊勢修養学舎という「浪速だからこそ学べる特別な経験」を、生徒の一人ひとりが自分の成長へのエネルギーとして変えてくれることを強く願っています。真剣な眼差しで耳を傾けてくれた生徒たちなら、今日からの行動を変え、自らの未来を切り拓いていけるはずです。昨日の自分を超える! 仲間と共に切磋琢磨する、実り多き3日間にしてください。



2026年7月15日水曜日

プレミアム多聞合宿  〜難関大学合格を目指す生徒たちへのエール〜 

 今月8日から、多聞尚学館にて「プレミアム多聞合宿」がスタートしました。受験を控えた3年生たちが、10泊11日という長丁場で自分自身と向き合い、難関大学合格という高い目標に向けて、朝から深夜まで集中して学習に取り組んでいます。

合宿も後半戦に差し掛かった昨日、私は激励のために現地を訪れました。「連日の猛勉強や慣れない合宿生活で、さすがに疲れが見えているのではないか」――そんな心配を胸に学習室の扉を開けましたが、それはまったくの杞憂でした。

そこにあったのは、疲労を微塵も感じさせず、ただ一心に目の前の課題と向き合う生徒たちの姿。その張り詰めた空気と引き締まった表情からは、目標を掴み取ろうとする強い意志と、この数日間で遂げた大きな成長がひしひしと伝わってきました。

私からは、生徒たちに向けて2つのメッセージを送りました。 「最後まで自分を信じて挑戦し抜くこと」 「今この瞬間の努力は、必ず君たちの未来の力になること」受験は自分自身との孤独な戦いですが、同じ部屋で互いに励まし合い、切磋琢磨する仲間の存在は、何にも代えがたい精神的な支えになります。彼らが机に向かう後ろ姿は、本当に頼もしく、誇らしく見えました。

合宿はいよいよ後半のラストスパートに入ります。一人ひとりが最後まで集中力を切らすことなく、自分の無限の可能性を信じて走り抜けてくれることを心から願っています。がんばれ、プレミアム多聞生! 君たちの挑戦を、私たちは全力で応援しています。

2026年7月11日土曜日

第1回オープンキャンパス開催

 本日、第1回オープンキャンパスを開催しました。大変な暑さの中、本当に多くの受験生と保護者の皆様にご来校いただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

本日のオープンキャンパスでは、本校が力を入れているICTを活用した授業や、一人ひとりの学びを支える充実した教育環境を実際に体験していただきました。最新の機器を揃え、それを使いこなす教員の授業展開を通して、本校の快適で学びやすい学習環境を体感していただけたのではないかと思います。

また校内見学では、在校生がクラブ活動に励む姿や、自学自習に取り組む様子もご覧いただきました。普段の学校生活の雰囲気を感じていただくことで、本校での学びや日々の生活をより具体的にイメージしていただけたのではないでしょうか。

その後の個別相談では、学校生活や進路について教員と具体的なお話をさせていただき、本校の魅力をより身近に感じていただける機会となりました。

オープンキャンパスは、学校の雰囲気や学びを肌で感じられる貴重な機会です。本日の体験が、皆さまの進路選択の一助となれば幸いです。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

【次回予告】

  • クラブ体験会:8月22日(土) 本校ならではの素晴らしい施設で、スポーツを通じて在校生と交流していただけます。ぜひ、文武両道を掲げる浪速高等学校の魅力を体感してください。

  • 第2回オープンキャンパス:9月12日(土) に開催いたします。今回参加できなかった方も、ぜひお気軽にご来校ください。

一人でも多くの受験生・保護者の皆様にご参加いただき、浪速高等学校の魅力を知っていただける日となるよう、教職員・在校生一同、心よりお待ちしております。どうかよろしくお願いいたします。

2026年7月7日火曜日

全国大会出場クラブ激励会

今日はこの夏に開催される全国大会に出場、運動部では「インターハイ」という、高校スポーツ界最高峰の舞台への切符を掴み取った選手の皆さんに対しての激励金の授与式を実施しました。大阪府内のの激戦を勝ち抜き、本校の、そして大阪の代表として栄えあるスタートラインに立つ皆さんの姿を、私は心からの敬意と大きな誇りを持っています。

放送部
この夏に手にしたその切符は、決して偶然や運でもたらされたものではありません。ここに至るまでの道のりを振り返れば、そこには言葉では言い尽くせないほどのドラマがあったはずです。思うような結果が出ずに一人で涙した夜や、怪我によって戦線離脱を余儀なくされ、焦燥感に押し潰されそうになったこともあったでしょう。

陸上競技部
しかし、みんなは決して諦めなかった。壁にぶつかるたびに、それを乗り越えるための方法を考え、自らを進化させてきました。苦しい時には隣にいる仲間の存在に救われ、お互いの限界を引き上げ合ってきました。今、自分の身体に宿る技術、そして何事にも動じない強い精神力は、そうした「一歩も引かなかった日々」の結晶そのものです。今までに流したすべての汗と涙が、今日という日に繋がっています。

弓道部 男子

弓道部 女子

全国大会は、各地区を勝ち抜いてきた者たちだけが集う場所です。会場の熱気、独特の緊張感、そして対戦相手から放たれるオーラに、一瞬圧倒されそうになる瞬間があるかもしれません。ですが、覚えておいてください。相手もまた、みんなと同じように努力を重ね、同じように緊張とプレッシャーを抱えた一人の高校生です。恐れるものは何もありません。大舞台だからといって、特別なことをしようとする必要はないのです。自分がやるべきことは、これまで毎日の練習で何百回、何千回と繰り返してきた「いつものプレー」を、ただ目の前の瞬間にぶつけること。それだけです。

ボクシング部 女子
勝負の世界ですから、勝者と敗者が決まります。勝敗を分けるのは、ほんのわずかな運や、一瞬の隙かもしれません。しかし、全国大会・インターハイという舞台の本質的な価値は、メダルの色やスコアボードの数字だけにあるのではありません。プレッシャーに心が震えるような極限状態の中で、どれだけ自分を信じ切れるか。そして、これまでの人生で最も密度の濃いその時間を、どれだけ魂を込めて楽しめるか。それこそが、これからの人生を支える「生涯の宝」になります。結果を恐れて縮こまるのはもったいない。全国の強豪に、本校の底力と、今まで磨き上げてきた最高のパフォーマンスを堂々と見せてください。

硬式テニス 女子
硬式テニス 男子

最後に、皆さんが今こうして最高の舞台に立てているのは、決して自分一人の力ではないということを、今一度胸に刻んでほしいと思います。みんなの可能性を信じて熱心に指導を続けてくださった顧問の先生やコーチ。最も近くで、毎日の食事や体調管理を支え、どんな時も無条件で味方であり続けてくれた家族。そして、レギュラー争いの中で悔しい思いをしながらも、チームのために声を枯らして応援してくれる部員の仲間たち。

空手道部 男子 組手
皆さんの背中には、数え切れないほどの人の想いと、祈るような願いが乗っています。そのサポートを「プレッシャー」ではなく、皆さんを前へと押し出す「最強の追い風」に変えてください。感謝の気持ちを力に変えられる選手こそが、土壇場で一番強い力を発揮できるのです。緊張を興奮に変え、プレッシャーをエネルギーに変えて、この「最高の夏」を全力で駆け抜けてきてください。皆さんが悔いのない戦いを繰り広げ、笑顔で、そして一回りも二回りも大きくなって帰ってくることを、心から楽しみにしています。 自分を信じて、全国の舞台へ。堂々と胸を張って、いってらっしゃい!

空手道部 男子 個人型

2026年7月4日土曜日

【地域貢献】住吉区区民大会「社会を明るくする運動」に参加しました

 多聞では地域貢献として地方創生の課題に現地で考える生徒が活動している中、本校がある大阪住吉区区民センターでは「住吉区区民大会」が開催されました。この大会は犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築くための全国的な取り組みである「社会を明るくする運動」として開催され、そのような機会に本校のクラブ員の生徒たちも参加させていただきました。

今回は、日頃からそれぞれの道を極めるべく練習に励んでいる雅楽部・神楽部・ダンス部・津軽三味線部の4つの部活動が参加し、地域の皆様へ日頃の成果を披露するとともに、明るい社会づくりへの願いを込めてパフォーマンスを行いました。

当日のステージは、伝統文化から現代のダンスまで、浪速高校の多様性とエネルギーが詰まった素晴らしい時間となりました。神社神道を建学の精神としている本校にしかない雅楽部・神楽部の演舞では厳かで美しい伝統の舞と音色と共に伝統的な装束に身を包んだ生徒たちが奏でる雅な音色と、神聖で美しい舞は、会場を一気に厳かな空気で包み込みました。地域の平和と安全を祈るような、心に響くステージとなりました。

一方ダンス部は雅楽部・神楽部の厳かな雰囲気から一転、アップテンポな音楽に合わせて、若さ全開のパワフルなパフォーマンスを披露しました! 一糸乱れぬフォーメーションとハジける笑顔に、客席の皆様からも手拍子が沸き起こり、会場全体が元気と明るいエネルギーで満たされました。

そして、ステージの熱気をさらに高めたのが津軽三味線部です。 お腹の底に響くような力強いバチさばきと、繊細かつ迫力のある音色が会場中に響き渡りました。高校生とは思えない堂々とした演奏に、演奏が終わった瞬間、会場からは割れんばかりの拍手が送られました。

生徒達からは「地域の皆さんが笑顔で手拍子をしてくださり、とても嬉しかったです!」 「自分たちのパフォーマンスを通して、少しでも住吉区を明るく元気にすることに貢献できたなら、これ以上の喜びはありません」。と言っており貢献することの重要性を肌で感じ取ってくれたと思います。

今回のイベントを通じて、生徒たちは地域の皆様から応援していただけることの温かさを改めて実感することができました。浪速高校は、これからも教養と徳性を高めるだけでなく、今回のような地域活動やボランティアへ積極的に参加し、地域社会に貢献できる人材の育成を目指してまいります。