1班の生徒たちは二日目を迎えました。早朝から男子生徒は禊、女子生徒たちは内宮参拝と大祓詞奏上と書写を行いました。素晴らしい姿勢で臨んでくれており午後からの行事も順調に終えることができました。女子生徒たちは祭式教室での豊栄の舞の練習を女性神職の先生からご指導を受け高評価をいただいていました。
今日のブログでは伊勢修養学舎の初日に参拝する猿田彦神社について述べさせていただきます。この神社に祭られている猿田彦大神様は、物事を良い方向へと導く「みちひらき(道開き)」の神様です。
この伊勢修養学舎は、1学期が終了し浪速高生としての学校生活が本格的にスタートする時期に行われます。これから始まる3年間の学業、部活動、そして将来の進路という「自らの道」を切り拓いていく節目に、神前で決意を誓い、導きを祈願することは極めて大きな意味を持ちます。
本校の教育活動の根幹にあるのは、神社神道の教えに基づく「浄・明・正・直(きよく・あかるく・ただしく・なおく)」の心と「敬神崇祖」の理念です。 この修養学舎は単なる観光旅行ではなく、襟を正して臨む「正式参拝」を通じて、生徒たちは目に見えないものへの感謝や、作法(礼儀)を身をもって学びます。これにより、学校が大切にする精神が頭での理解から「心と身体での実践」へと昇華されます。すべての神道行事を通じて建学の精神「浄・明・正・直」を体現することで大きな学びを得ることができます。
この伊勢修養学舎は「生きる力」を学ぶ場であり、本校で最も重要な行事です。 外宮・内宮、そして猿田彦神社を一連の流れとして参拝し、一つひとつの神様に対して素直な心で祈りを捧げることで、生徒たちの表情は引き締まり、大きく成長します。「やらされる行事」から「自ら積極的に参加する行事」へと意識が変わる、まさに「本当の浪高生」になるための精神的脱皮のきっかけとなる起爆剤となっています。
学校の建学の精神である『浄・明・正・直』の心を、美しい作法と凛とした空気のなかで実践し、一人の人間として、また浪高生として大きく精神的に成長するために、この猿田彦神社での正式参拝は欠かすことのできない神聖な時間なのです。
今日1日で1班の生徒たちは神道行事を体験することで今までに経験したことのない充実感と達成感を得ることができたのではないかと思っています。これこそが浪速でしか学ぶことができない学びであるのは間違いありません。まだ明日の午前中まで行事が残っています。真の浪高生となる最後の仕上げの行事をより積極的に参加してまた新たな気付きをつかみ取ってください。