2023年10月31日火曜日

修学旅行3日目~北海道の食文化を満喫~

 まずは二カ所に分かれて地元でとれた素材を使ってジャムやアイスクリームを作る体験学習へと参加しました。活動の様子を見ていると日頃から自宅で家事の手伝いなどを行っている生徒とそうでない生徒では器具の扱いや作るときの動作などすぐに見分けがつきます、この様な体験をする事は今の高校生には大切な事かもしれません。全てが整えられた環境で生活し、飲み食いに不住なく当たり前のように過ごしている日々から自分たちで何かを作り出す難しさを学ぶきっかけとなったと思います。

楽しさの中にもそう言った意味があるということに気が付いてくれる事が大事ですね。生徒達の皆さんは今回の体験をどのように捉えているのかを是非聞いてみたいと覆います。

そして次の訪問地「フラノマルシェ」は、富良野をこよなく愛する市民の発案と行動力によって誕生した「民間施設」だそうです。運営しているのは、地元の企業・個人が出資し設立した「ふらのまちづくり株式会社」という会社です。2000坪の広大な跡地を活用し、寂れつつあった富良野の中心市街地を再生しようと、熱意と志ある人々が立ち上がり、平成22年の完成となりました。テーマは通過型の「道の駅」ではなく、富良野ならではの「食文化」を通して、老若男女が楽しく集い交流する「まちの縁側」だそうです。

生徒達は富良野市街中心部にある「富良野の農と食の魅力」を生かした街の憩いの場で各々が楽しい時間を過ごしていました。たくさんのお土産品もありお土産選びに苦労している生徒の姿は良いものですね。お土産を渡す相手の顔を思い浮かべながら選んでいる姿を見て幸せを感じています。

そして夕食はやはり北海道と言えばジンギスカン!生徒達は各テーブルに分かれて楽しそうに食してました。食べている時の笑顔はやはり最高ですね。今日は北海道の食文化を満喫しました。感謝の気持ちを忘れずお腹が一杯となったと思います。また明日も北海道を満喫しよう。

2023年10月30日月曜日

修学旅行2日目 ~自然の中で生きる~

二日目の朝を迎え生徒達は朝食もしっかり摂ってホテルを出発しました。本日の訪問先は午前中に旭山動物園に。そして午後からは富良野の有名な場所と知られる美瑛への訪問となっています。

旭山動物園は日本最北の動物園として1967年に開園した動物園で長年多くの旭川市民と各地からの来園者に親しまれてきました。しかし1996年には来園者数も当時全盛の約60万人(1983年)の半分以下の26万人まで減り、廃園の噂も流れました。しかし動物の「凄さ、美しさ、尊さ」、北海道の身近な野生動物と人の関わり、そして地球全体の環境保全を感じてもらえるよう展示方法、ガイド、教育活動等、様々な分野で活動を行い旭山動物園らしい形を追求する事で2003年には北海道で一番の入園者数、2004年には、月間(7・8月)で日本一の入園者となり、2007年・2008年には年間入園者数300万人を突破するまでに人気を得ることが出来たのです。

「伝えるのは、命」という理念を持った動物園で生徒達はありのままの動物たちの生活や行動、しぐさの中に凄さや美しさ、尊さを発見し一生懸命に生きている動物たちから温もりや命の尊さを学んでくれればいいと思っています。大阪にもある天王寺動物園にも同じ動物が生活していますが遠く北海道の地でなぜ旭山動物園に立ち寄るのかを高校生になれば考えてくれれば嬉しく思います。

生徒達は各々園内を散策し様々な動物との触れ合いの中でその様な事を学んでくれている様子を私も散策しながら動物ではなく生徒達の行動や発言に耳を大きくして聞いていました。その様子からも楽しい時間を仲間と過ごしながら動物たちの表情やしぐさを見ていろんな想像をしながら会話をしているのを見ていると人の気持ちを考える事の大切さをこの地で学んでくれていることが非常に嬉しく思います。

午後からは美瑛町へと移動しました。この町は、北海道のほぼ中央「旭川市」と「富良野市」の中間に位置し、大雪山国立公園十勝岳連峰の裾野から、なだらかに丘が広がる美しい自然景観が美瑛の魅力を創り出しています。面積は、676.78㎢と東京23区の広さに匹敵し、その70%以上が山林が占めています。

美瑛では昭和47年(1972)に日産のスカイラインのCMに登場した、美瑛の丘を象徴する風景の一つ「ケンとメリーの木」。また水面が青く見える不思議な池。この原因は十勝岳の防災工事の際、堰堤にたまった水が、不思議なほど青い色をたたえ、立ち枯れのカラマツとあいまって幻想的な風景になったと言われている「白金青い池」と言われている場所へ行くことが出来ました。。

生徒達は2日目の行程を終えて、北海道の広大な広さと丘の町美瑛に立ち寄って自然の豊かさと美しさ、そして優雅さに包み込まれているように感じました。ホテルへ到着後の夕食の時間でもその様な会話を聞くコツが出来たことは良かったと思っています。また明日には更なる出会いと発見が待っています。楽しみにしてゆっくりと休んでください。

2023年10月29日日曜日

修学旅行1日目 ~北海道に降り立つ~

いよいよ今年度の修学旅行が始まりました。九州・関東方面への生徒は新大阪駅に集合、北海道3コースと沖縄方面へは大阪伊丹空港に集合して元気に出発していきました。4泊5日の修学旅行は高校生活の中でも伊勢修養学舎と同じく最も重要な学校行事です。生徒達はいい思い出を仲間と一緒に一つでも多く作ってほしいと思います。

私は今回は北海道の道央コースに帯同していくことにしました。もうこの季節になると北海道は非常に寒くなっていると思い空港に降りたちましたが今日の北海道は暖かく大阪の方が肌寒さを感じました。生徒達も同じことを感じていたのか「寒い!」という言葉は聞こえてきませんでした。ガイドさんの話によると朝晩はかなり冷え込むらしく、太陽が出ている日中は暖かい日が続いているようです。寒暖差が激しいので期間中くれぐれも体調管理には気を付けてほしいと願うばかりです。

修学旅行初日の訪問先は「ノーザンホースパーク」に行きました。馬と自然が一つになるというコンセプトを持ったパークで様々なアクティビティが楽しめる施設です。パーク内で生活している馬は12種類で約80頭の引退した競走馬やポニーなどが住んでいます。大自然の中で過ごす馬たちと触れ合う事で生徒達は馬の生態や気持ちなど多くの体験が出来たのではないかと思います。馬は1頭1頭違う性格を持っており馬の気持ちになって考える貴重な時間を自然の中で体験できたのは非常に良かったと思います。

その後は今日の宿泊地の富良野へ移動してホテルに入って1日目の行程を終了しました。初日という事もあり生徒達は元気に過ごしてくれていますが今日はしっかりと休んで残り4日に備えてほしいと思います。 

2023年10月28日土曜日

今年度最初の校内入試説明会

 今日は2024年度入試浪速高等学校第1回入試説明会を校内で実施しました。いよいよ来年の高校入試に向けての校内での説明会が始まりました。12月までの間に4回にわたり校内で説明会を実施させていただきます。生徒と教職員で浪速の良さを全力で伝えていきたいと思っています。本校は例年、生徒主体の入試説明会を実施しており、ご参加いただいた多くの受験生と保護者の皆様からいつも「よかったよ」「素晴らしい生徒達ですね」など有難いお言葉を頂戴しています。

説明会の会場はコロナ禍の影響で始めた各教室でのオンライン説明会が定着しており日常生徒達が学校生活を過ごしている教室で説明会を聞いて頂くことで、在校生達の目線で本校を見て頂くことが出来ると大変好評です。本校で学ぶ生徒達の雰囲気を実際に教室に入って頂き感じてもらいました。

机の大きさや教室の広さを体感して頂く事も学校選びには重要な事だと思っています。ご参加頂いた受験生と保護者の皆様には本校の教育環境の良さを感じてもらえたのではないかと思っています。

説明会は1時間できっちり終了。浪速の情報を生徒達と一緒に少しでも多くお伝えできるよう一生懸命説明させて頂きました。その後は個別相談会やクラブ別相談会、校内自由見学会を実施しました。ご参加頂いた皆様に少しでも本校の教育活動の中身を知ってもらい、浪速の学校生活を直接見て頂くことで今後の私立高校の選択にお役立て頂ければ幸いです。

今回の説明会には生徒自治会、放送部、吹奏楽部、など多くの生徒達が教員と一緒に参加してくれました。司会や学校の説明、そして校内見学会の案内など本校自慢の生徒達が一緒に説明会の運営に参加してくれました。浪速に通う生徒がどのような生徒なのか。それを直接見ていただくことが「浪速教育」を感じて頂く一番の方法であると思っています。

第2回目以降も少し内容を変えながら実施したいと思っています。是非とも一度浪速高校に足を運んで頂き、浪速の魅力を感じてもらえれば嬉しく思います。次回の開催は11月11日(土)となっています。一人でも多くの受験生と保護者の方に出会えることを楽しみにしています。ご来校を心からお待ちしております。

2023年10月27日金曜日

2年生修学旅行結団式

 いよいよ待ちに待った修学旅行に明後日、日曜日から2年生が出発します。残念ながら3年連続で海外修学旅行ではなく国内での修学旅行になりますが、生徒達も今世界の状況を鑑みて正しく判断してくれていると思っています。何よりも実施できる事に感謝の想いをしっかりと持って、参加者全員が無事に帰ってこられるようにも今日2学年修学旅行結団式を実施しました。

国内6コース(北海道3コース・関東・九州・沖縄)の内から生徒達が好きなコースを選び高校生活の思い出として、そしてその地域の文化や日本の素晴らしさを再認識できるコース設定となっています。修学旅行は本校の学校行事の中で伊勢修養学舎につぐ、最重要行事として実施される学校行事です。2年生の生徒達は本当に楽しみにしていたと思います。

高校生活の中での重要な学校行事を最高の形で一つでも多くの思い出を創ってくれる事を心から願っています。日常の生活から離れ、旅に出る事で多くの学びと発見を得ることが出来ると思います。

仲間との絆を深めると共に、各訪問地での文化や産業、大自然を直接見る事で知識や見識、情操をより一層深めてほしいと思います。また、浪速国際コースの皆さんは、11月5日からフィリピンのパーペチュアル・ヘルプ大学へ2週間の語学研修を行う為に日本を出国します。本当に長い期間ですが英語教育だけではなく、一つでも多くの国際的な文化や価値観、そしてグローバル感覚を身に付けて帰ってきてほしいと思います。

2年生のみなさん、修学旅行・語学研修の目的を忘れず、感染対策や集団行動での大事な事を疎かにしないよう、ケジメをつけて楽しんできてください。みなさんが健康管理に充分気を配りながら全力で楽しんできてくれることを願っています。いってらっしゃい! 最高の思い出を作って元気に戻ってきてください。

2023年10月25日水曜日

第1回浪速高等学校体育祭開催

 今日は第1回の体育祭を長居のヤンマースタジアムで実施しました。このような行事はコロナ禍の影響で4年ぶりの開催となります。コロナ前は陸上競技大会として実施していましたが、今年100周年を迎え次の100年に向けて学校行事を見直しました。その一つとして発展的に内容を変えて浪速らしい体育祭を創り上げていく事にしました。


今日はそのスタートとして最高の天気の中で体育祭を実施することが出来ました。約2500人の生徒達が本校の校訓でもある「浄・明・正・直」の4つの団に分かれて競い合い、3年生を中心とした応援団の生徒達も熱心に応援をしてくれました。勝ち負けもさることながら一生懸命に取り組んでいる姿を称賛してくれる応援を披露してくれました。

サッカーワールドカップや世界陸上などが大きな大会が開催される素晴らしいスタジアムで浪高生達は1日大いに楽しみ仲間との絆を深めてくれたと思います。

運営に関しては運動部員達がスムーズに競技が出来るように、一生懸命サポートしてくれました。また放送や会場を盛り上げるためのアナウンスなども自治会、そして放送部が全てを担ってくれて見事にやり切ってくれました。


このように第1回目の浪速の体育祭は全ての人の協力と頑張りで無事に終えることが出来ました。浪速の良さは「たくましさ」と「しなやかさ」が融合し生徒達が輝き、生徒達が今を一生懸命に生きている姿がある事だと思っています。浪速の良さを全面的に出す事で浪速らしい体育祭が創り上げられていくと考えています。


生徒達が楽しみにしている多くの学校行事の中でこの体育祭が来年さらにパワーアップして実施できるよう今日の反省を踏まえて準備を進めて行くつもりです。今日は1日本当にご苦労様でした。お疲れ様でした。