2020年12月26日土曜日

2学期終業式

 令和2年も終わろうとしています。本日12月26日本校では2学期の終業式を行いました。

まずはこの1年を終える事が出来た事への感謝の気持ちと来年は更にいい年になるようお願いを込め、学院神社の大神様にお参りをする神前奉告の儀を執り行いました。    一人一人の生徒が想いを一つにしてお参りすることが出来たと思います。

終業式ではこの1年を振り返り「我慢」の1年であったと生徒達に伝えました。「よく我慢した」と生徒達の健闘を称賛するとともに「我慢」したことによってうちに蓄えられたエネルギーを来年どのように生かすのか。その使い方を考えてほしいと伝えました。コロナ禍の影響で今年の年末年始は全く違った形となります。外出を控え自宅で過ごす時間を有意義に過ごすためにも来年に向けた準備をする時間にあててほしいと思っています。

多様性が求められる時代となり、いろんな価値観が生まれ互いに認め合いながら生きていかなければなりません。どんどん時代は変化していきます。その様な中でたくましく、しなやかに生き抜いていくためには一本筋の通った行動規範を持つことが重要です。多様性という名の勝手な行動に振り回されたり、一時的な感情に流されたりせず、一人一人が正しい行動規範を意識して行動してほしいと思います。

その為にも日本の文化に根付いている「礼節」とい言葉の意味を考えてもらいたい。相手を敬う心とそれをあらわす行動をとること。これが今一番大切な事だと思います。このコロナ禍の状況に打ち勝つためには、コントロールできない事に力を費やしストレスをためるのではなく、コントロールできることに最大限尽力して活路を見出して行く事が重要です。

その様な内容の話をさせてもらいました。浪高生にとって来年は更なる飛躍の年になるよう願うばかりです。挑戦しなければ変われない。この言葉を胸に良い年を迎えてください。


2020年12月21日月曜日

浪高生の活躍

 2学期も終わりに近づいており26日(土)の終業式まで残りわずかとなりました。浪高生のみんなにはそれぞれの目的に向かって今年最後のラストスパートを期待したいと思います。

本日昼休みに12月24日から26日まで岐阜県で行われる第39回全国高等学校弓道大会に出場する女子弓道部のみなさんに激励の言葉をかけさせてもらいました。選手たちは高い目標を持っており力強い言葉で大会に向けての抱負を述べてくれました。浪速高校の代表としてだけではなく、大阪の代表として持てる力を出し切って悔いのない大会にしてほしいと思います。弓道部のみなさん勝負の一瞬の時を大切に。頑張ってください。


また昨日は本校で「甲南大学リサーチフェスタ2020‐課題研究を探す,話す,聞く」と題して分野を問わず理系文系の高校生、大学生、大学院生が集まり自由討論形式でオンラインで発表、議論する甲南大学独自のイベントが行われました。


このイベントに本校からも70名の生徒が各グループ別れ、自分たちで発見した課題などについて発表を行い、その後議論を行う形式で参加させていただくことができました。今年度はZoomを通してオンライン形式で実施され、様々な参加者の方々と交流することで、調査活動や研究活動の進め方、効果的なプレゼン方法など多くの事を生徒達は学ばせていただきました。企画頂いた甲南大学の関係者の皆様ありがとうございました。

生徒達は発表前、かなり緊張した様子でしたが発表を終えると達成感と充実感に満ちていたように思います。今日学んだことを何らかの形で次に生かして行く事が大切ですね。

このように浪高生のみなさんはぞれぞれの場所で自分たちの目標に向かって頑張ってくれています。その経験をバネにして次への挑戦に挑んでほしいと思っています。これからも浪高生の活躍に期待し、全力でサポートしたいと思っています。前へ進め!浪高生達。

2020年12月18日金曜日

寒さに負けず頑張る浪高生

 12月に入り、いよいよ今年も残りわずかとなり、今週に入ってからは一気に寒くなりました。今までは例年以上に暖かい日が続いていましたのでこの冷え込みは流石に身体にはこたえます。


その様な中、2学期の期末テストを12月3日に終えた浪高生のみなさんはそれ以降も平常授業を行っており毎日元気に登校してくれています。生徒の皆さんにはこの時期にしかできない事を明確にして毎日毎日を目的をもってしっかりと学習活動に部活動に取り組んでほしいと思います。

現在、大阪府下はコロナ感染大阪モデルがレッドステージとなっており、校内においても感染防止対策をより一層万全に行い、生徒達も自分が出来る対策をしっかりとりながら学校生活を過ごしてくれています。


全国的に感染が収まらない現在のような状況では,、例年のような年末の過ごし方はできないでしょうが、2学期終業式まであと1週間。終業式まで目の前の自分がやらねばならない事を一つ一つ確実にやり切ってください。そして今年も残すところあと2週間。一日一日を無駄に過ごす事がないように充実感のある毎日を過ごしてくれることを期待しています。

2020年12月15日火曜日

次につながる負け方とは。

 スポーツの世界はもちろん最近は社会的にも勝ち組とか負け組とかそのような「勝ち・負け」という言葉をよく聞くことがあります。「勝つ」ということは自分にとって良い事であることの方が多いと思いますが、負ける事も実は後の自分にとってはいい方向に行く為に必要な事もあると私は思っています。

ラグビーの日本代表のエンブレム(胸についているマーク)は「桜」を使っています。それは「勝っても負けても美しくなくてはならない」ところから代表のエンブレムとなったと聞いています。サクラは満開の時も美しいですが、散っていく時も美しく、きれいに散っていきます。ラグビーの日本代表は「どんな勝ち方、どんな負け方」をしたのかが問われるという事です。

実際私も長年スポーツに関わってきました。勝負の世界では負けを受け入れざるを得ない瞬間が必ずあります。そんな時『 終わった ・・・ 』と感じてしまうことも幾度もありました。でもそこで辞めてしまえば負けた事で「全て」が終わってしまうのです。しかし、また同じ勝負に再度挑むこともあれば、違うことで挑み、勝負していくように気持ちを切り替えることもあります。要は次に挑戦しない( 自分の可能性を広げる努力を辞めてしまう)ことが「全てが終わり」を意味するのだと思います。

「終わり」という言葉を用いることで何か絶望感を感じますが、せっかく人間に生まれてきて様々なことに挑戦できるはずなのになぜそこで挑戦を辞めるのか。「全てが終わり」となると、「えー!ここまで頑張ってきてそこで挑戦することを諦めるの?」と本当にもったいないという気持ちになります。

今までみなさんは様々なことに挑戦してきた中で、残念な結果に終わったこともあると思います。その時に抱いた絶望感は二度と味わいたくないほど辛いものだったでしょう。そして新たに挑戦すべきことに立ち向かう必要があることは理解していても、『 あーもう嫌だ ・・・ 』と挑戦をためらう気持ちも理解はできます。

何度も何度も挑戦したけど・・。いったい何回挑戦すればいいのだろう?そんな気持ちになったこともあると思います。例えば5回挑戦して、5回目で成功することがあったとしても、最初からそれに気づくことはありません。そのために4回目で挑戦を諦めてしまうことが過去にあったかもしれません。あと一回挑戦していれば・・・。あーもったいない・・・。

伝えたいことは、たとえ何回も挑戦して負けた・失敗だったという結果であったとしても、「どんな負け」と「どんな失敗」をしたかが重要な事であり毎回その貴重な経験をデータとして残していく。その積み重ねが「勝ち」・「成功」への道につながっていると私は確信しています。多くのデータを得るために「挑戦」は欠かせないのです。 

【 If a man loses, it is not over. If you quit, it is over.】

     人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。

        第37代アメリカ合衆国大統領 リチャード・ミルハウス・ニクソン

2020年12月12日土曜日

2021年度入試 第4回高等学校入試説明会

本日午後2時から今年度最後となる2021年度入試第4回高等学校入試説明会を開催させていただきました。昨年以上の受験生と保護者の方々にご参加いただきました。本日ご参加いただいた受験生と保護者の皆様本当にありがとうございました。

大阪府ではコロナ感染が拡大していますが、本校の入試説明会は全ての教室を使用可能としてコロナ感染対策も行い安全で安心して参加いただける説明会となるよう、万全の態勢で準備を進めてきました。その対策の一つとして、今年度の全ての入試説明会は分散会場でオンラインでの説明会とさせていただきました。各教室半分程度の人数で受験生と保護者の方に入っていただき、日常の学校生活で生徒達が使用している椅子に座っていただき、全館WiFi環境の整った最新のICT機器をフルに活用した日常の授業と同じようなイメージで説明会を実施させていただきました。直接皆様のお顔を拝見してのご説明は残念ながらできませんでしたが私たちの考えや想いは伝えることが出来たと思っています。
今年度の説明会の進行は本校の生徒達が全て仕切ってくれました。また正門での歓迎セレモニーや受付などを、生徒達と教員が一緒になり、参加していただいた受験生と保護者の皆様に、浪速高校の説明会に参加してよかったと思っていただけれるよう、準備から運営までしっかりと用意して臨んでくれました。



参加していただいた受験生と保護者の多くの方々からお帰りの際正門で「説明会よかったです」とお声かけをいただけたことは本当に嬉しい事でした。今年度はこれで説明会は終了となります。4回にわたり実施された入試説明会に参加いただいた受験生と保護者の皆様、本当にありがとうございました。

12月20日(日)と24日(木)25日(金)の3日間本校にて最後の個別相談会を行います。まだ一度も浪速高校に来たことのない受験生や保護者の皆様、ぜひ一度足を運んでいただき個別相談会にもご参加していただければ幸いです。詳しくは本校のHPをご覧ください.

2020年12月10日木曜日

部活動表彰 ~空手道部・卓球部~

 11月に行われた大会の表彰を行いました。まずは卓球部です。卓球部はここ数年大きく飛躍したクラブ活動の一つです。良き指導者にも恵まれ、生徒達は近畿大会の制覇と全国大会での上位入賞を目指して頑張ってくれています。

来年開催予定の東京オリンピックでも卓球はメダルが期待されている種目なのでジュニア世代の選手たちに良い刺激を与えてくれれば本校の生徒達もより一層高い目標を掲げ頑張ってくれると思います。

第75回大阪高等学校総合体育大会 男子 第5位 第35回近畿新人卓球大会出場決定 

第75回大阪高等学校総合体育大会 女子 優勝  第35回近畿新人卓球大会出場決定 

男女アベック出場となりました。近畿大会での活躍を期待しています。全ての力を出し切ってください。

次は空手道部です。本校の空手道部は全国屈指の強豪校として知られており、日本を代表する選手を多数輩出していクラブ活動です。今回は大阪府新人大会の結果ではありますが来月に行われる近畿大会そして全国選抜大会へとまだまだ全国制覇への道は遠いですが目の前の試合に全力を尽くし一つ一つ勝ち上がってほしいと思います。

新人大会結果   男子団体組手 優勝  男子団体形  準優勝         

         男子個人組手 -55kg ・-61kg        優勝        

                -61kg ・+76kg         第2位              

         男子個人形      第3位 ・ 第5位 ・ 第7位       

●男子近畿大会出場者  団体組手・団体形・個人組手(12名)・個人形(3名)

         女子団体組手  第5位  女子団体形   第3位     

         女子個人組手  -48kg・+59kg  第3位   

         女子個人形   優勝・ 第3位・第9位    

●女子近畿大会出場者 団体組手・団体形・個人組手(1名)・個人形(3名)

上記の結果から令和3年1月22日〜24日に神戸常磐アリーナで実施されます令和2年度第40回近畿高等学校空手道大会に、男女団体組手・団体形、男女個人組手 名・個人形5名の出場が決定しました。すでに決定している推薦選手を含めると、総勢名が個人競技に出場します。近畿大会でも優勝して全国選抜大会出場に勢いをつける為に今後、日本一の練習を行い、自らが学ぶ姿勢を前面に出してほしいと部員の皆に激励をさせてもらいました。


2020年12月5日土曜日

2021年度入試 第3回高等学校入試説明会

 本日第3回目の入試説明会を実施いたしました。大阪モデルがレッドステージとなり大阪独自の非常事態の中にも関わらずたくさんの受験生と保護者の皆様に来校いただきました。本当にありがとうございました。

本日の入試説明会は事前にHPにて各教室分散でのオンライン説明会という内容をご案内させていただいており、密にならないよう可能な限りの感染予防対策をとっての入試説明会開催とさせていただきました。本日ご参加いただいた受験生と保護者の皆様には安心してご参加いただけたのではないかと思っています。

学校説明会の時間もできる限り短時間で実施し、非常に中身の濃い説明を在校生中心に実施させていただきました。在校生からの説明は毎回大変好評で本日も多くの受験生と保護者の方からお褒めの言葉をいただきました。

12月に入り、これから受験生の私立学校の志望校選択が本格化してきます。浪速に来ていただいた受験生には納得のいく志望校を決定できるように、来週土曜日に実施する今年度最後の入試説明会も、万全の感染予防対策を整え、受験生や保護者の皆様に納得いただける説明会となるよう準備をしております。浪速が安全で安心して通える学校であるという事を実感していただければ嬉しく思います。

今年度の入試説明会は、沢山の在校生がスタッフとして毎回入試説明会に参加してくれており、教員と在校生が一つになって入試説明会を運営しています。まだ浪速高校にお越しになられていない受験生はぜひ来校していただき、浪速の良さを直接見ていただきたいと思います。在校生と教職員一同みなさまのお越しをお待ち申し上げております。

最後に、本日お越しいただいた受験生と保護者の皆様本当にありがとうございました。

2020年12月4日金曜日

最後の校長講話

 昨日で2学期定期考査が終了し本日から通常授業となりました。昨夜大阪府が発表した大阪モデルがついにレッドステージとなり今後より一層の感染予防対策が求められます。本日朝職員朝礼を実施し教職員に対し再度感染予防対策の徹底を周知いたしました。人の往来が激しくなる年末年始にかけて一人一人が3密を避け「かからない・うつさない」ための行動が重要な事であると思っています。

特に3年生にとっては学年末試験が終わり、いよいよ受験シーズンに本格的に入っていきます。受験に対する不安や焦りに加え、今年はコロナ感染に対する備えなど受験生にとっては不安定な生活を過ごさなければならない日々が続くと思います。そんな3年生に対して本日6限目に「最後の校長講話」を実施しました。

校長講話は3年間で2回行われます。いや2回しか行われません。3年間に2回だけ学校長自らが行う授業として木村理事長先生が実施されてきましたが、今年度から私が実施させていただくことになりました。1回目は伊勢修養学舎での校長講話。3年生はその時に木村理事長先生から「今を生きる」をテーマに講話を聴きました。浪速高校での学校生活に欠かせない事を学んだと思います。

本日の校長講話は来年には卒業を迎える3年生にむけて勇気と希望を持つことが出来るように「挑戦しなければ変われない」をテーマに講話をさせてもらいました。私の経験やこれからの社会が求めている人間像など一人一人の生徒の夢をサポートできるような講話を行いました。直接生徒の顔を見て訴えたかったのですが、感染予防対策の為にテレビ放送での講話となり、充分に私の想いが伝わったかどうかは定かではないですが、これから浪速を巣立っていくみなさんに今後の人生が充実した人生になる事を願って大切な事を伝えさせてもらいました。

3年生のみんなはしっかりと聴いてくれていたようです。今日の講話を聴いた3年生は、今後あらゆる場面で自分で考え、判断して答えを導きだしていかねばなりません。たくましく、しなやかに生きていく事を浪速で学んだ3年生には、その導き出した答えが正しかったと思えるような挑戦と努力をしてほしいと伝えました。そのキーワードは「学び続ける」です。私にとって3年生に対しての最初で最後の校長講話でした。しっかり聴いてくれてありがとう。3年生の明るい未来に栄光あれ!

2020年12月1日火曜日

「自己実現力」を高めよう!

 今「自己実現力」という力が重要視されていることは聞いたことがあると思います。そして「自己実現力」がなければ社会で活躍できない!とまで言われています。社会で活躍している多くの人たちは、知性以外に高いコンピテンシーを持っていると言われています。コンピテンシーとは、社会で成果をあげている人々に共通する行動・態度・思考のことで私たちもこのコンピテンシーを高めることが必要だと考えられています。

「自己実現力」とは、そのコンピテンシーを定義する項目のひとつであり文部科学省 中央教育審議会、立命館大学、山口大学、中央大学などの資料を参考にすると、自己実現力は次のとおりに説明されています。

■自己の能力や可能性を最大限に発揮するため、常に新しい目標を求める

■目標達成に必要な自己管理を行ない、改善を工夫し、的確に行動する

つまり「自己実現力」とは、「自分がやりたいことを、自分で見つけ、実際にやっていく力」です。

ではなぜそのような力が求められているのかは高校生の皆には理解できると思います。

1983年に刊行された『思考の整理学』の中で、著者の外山滋比古さんは、「これからの時代で必要とされるのは、いわれたことだけキッチリできるグライダー人間ではなく、自力で考え、飛び回ることができる飛行機人間だ」と説明しています。これからはまさに予測不可能な時代であり、主体性のある飛行機人間になることが不可欠であるからです。

80年代はコンピューターが台頭しはじめた時代。「自分で飛べない人間(グライダー人間)は、いずれコンピューターに仕事を奪われる」と、当時すでに外山滋比古さんは注意をうながしていました。いまはAIが台頭しロボットがタコ焼きを焼く時代です。「自分がやりたいことを自分で見つけ、実行していく力」は、これからの時代を生き抜いていくために、どうしても必要なのです。

浪高生の皆にはいつも「今を一生懸命に生きる」たくましく、しなやかにこれからの社会を生き抜く力を身に付けてほしいと言っています。自分のやりたい事を見つけ、創意工夫しながら粘り強く取り組むことによって自信がつき、自己肯定感を高める事でどんな挫折も乗り越えられる「折れない心」を身に付ける。その為にも、やりたいことが出来る為にはどうすればいいのかを考え、自分の周りで起きたことに常に疑問や好奇心をもって調べる。など日常から考える習慣を身に付けておく事が最も重要です。その助けとなるために、みんなの近くにはいつも我々先生方がいてます。その為の応援・サポートは全力で行います。だから不安にならずにみなさんは安心して取り組んでください。「自己実現力」を身に付ける為に挑戦するぞ!


 【人生に失敗がないと、人生を失敗する。】 - 斎藤茂太 -

(日本の精神科医、随筆家 / 1916~2006)

2020年11月27日金曜日

定期考査直前の浪速

 今年も残り1ヵ月となり2学期の定期考査が始まろうとしています。3年生にとっては学年末試験となり高校生として最後の定期考査となります。今、浪速高校全体が定期試験前という緊張感のある雰囲気に包まれています。

放課後は校内にある自習スペースや図書館、教室内において本当にたくさんの生徒達が定期考査に向けた準備をしています。校内を見て回りましたが生徒達の学習している姿を見ていると心から「頑張れ!この努力の成果は必ず自分に返ってくるから」と声をかけたくなるのですが学習の邪魔をしてはいけないのでグッとこらえて心の中でつぶやいています。


今まで通りの学習では今まで通りの成果しか得られません。自分の為に今まで学んできたことの中でもう一度見直しを図り、改善すべきところは改善する。そういった「学び直し」が重要だと思います。変化(成長)するという事は「学び直し」から新たな課題や改善点を見つける事から始まります。それを見つけることが出来れば、次は実行する。結局、変化(成長)するという事は新たな事に挑戦するしかないのです。その為には時には何かを捨てる勇気も必要となります。最後は変わりたい、成長したい、いい結果を出したいという本当の「覚悟」があるかどうかですね。

今みなさんには必要な知識や教養を身に付ける事。これが一番大事な事です。そしてこれからも自分の置かれている立場で必要な事を時代に応じた形で学び続ける事が必要だと思います。そういう姿勢で人生を過ごしていかないと今まで通りの事をしていては、今まで通りの事すらも得られない事になります。今までの常識にとらわれず「学び」と「学び直し」を繰り返しながら急速に変化する世の中を「たくましく、しなやかに」生き抜く力を身に付けてほしいと願っています。

その為にも目の前の定期考査の準備を万全にする事、定期考査に全力で取り組む事!2学期の中間考査の同じ失敗を繰り返すことがないようにすることが最も大切な事です。

~挑戦するからこそ変われる~です。浪高生の更なる成長を期待します。