2021年7月31日土曜日

熱い戦いが始まる~クラブ編~

 夏季休暇に入り本校のクラブ活動は、この期間に行われるインターハイや8月から始まる公式戦やコンクール、発表会などに備えて校内は部活動に励んでいる生徒達で活気に満ち溢れています。昨年はコロナの関係で全ての大会がなくなった影響もあり、生徒達の今年にかける意気込みは例年以上の強さを感じます。

本日早朝インターハイ出場の硬式テニス部が現地に向け出発しました。出場選手全員素晴らしい笑顔で「頑張ってきます!」と力強く言ってくれました。是非悔いのない戦いをしてほしいと思っています。また同じくインターハイ出場の空手道部は校内での強化練習中で全国制覇にむけた緊張感のある練習を行っていました。

また同じ武道館内にある剣道場では近畿大会個人ベスト8の剣道部、グランドでは関西大会に出場したアメリカンフットボール、体育館では男子バスケットボール部と男女のバレー部が練習をしていました。
校内の全ての練習場所で午前と午後に分かれていろんな部活動が行われています。一人一人の生徒達が目標をもって努力している姿を見ることが出来るのは本当に嬉しいことです。充実した夏季休暇を過ごしてくれていることを実感する事ができました。

そのような校内が活気に満ち溢れている中、本日は第1回のクラブ体験会が行われました。今日と明日と2日間に分かれて実施されます。本日は弓道部とダンス部・陸上部・雅楽部・茶道・軽音楽・ボクシングの6クラブが行われました。

陸上部 Kフィールドでの体験会
武道館 弓道場
本校は学習面だけではなく部活動においても最高の環境を整えています。その環境で学ぶ本校の生徒達と部活動を通じて同じ時間を過ごしてもらえることで浪速高校の教育を知っていただく事を大きな目的としています。浪速で頑張っている浪高生達と同じ時間を過ごして頂くことで「浪速ってどんな学校?」という疑問が少し解消されると思います。今日は学校の雰囲気や生徒達の様子、また先生方の様子など多くの事を直接見ていただくことでいろんなことを知っていただけたと考えています。
ダンス部
本日ご参加いただいた皆様には、暑い中本校まで足を運んでいただき深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後、2学期に入りましたら校内でオープンキャンパスや入試説明会を実施いたします。本日お配りさせていただいた学校案内パンフレットに予定を掲載しております。是非ご確認頂き、またのご参加を心からお待ちしております。
軽音楽部

2021年7月30日金曜日

熱い戦いが始まる~学習編~

昨日1学期の終業式を終えたばかりですが本日からそれぞれの生徒にとって充実した夏季休暇にする為の活動が始まります。文武両道を目指す本校ではこのような長期休暇中においても多くの生徒達はそれぞれの目標の達成の為に目的をもって登校してきます。

高校3年生と高校2年生は夏季特別選抜講座が開講され国公立や難関私立大学を目指す生徒達は3年生は9日間、2年生は6日間とに分かれ受験に向けた対策講座が行われます。

この講座は自分の弱点を発見しその弱点をこの休暇中に克服することが大きな目的となっています。それぞれの生徒達が今後志望大学の合格を獲得する為に今の自分にしっかり向き合いそして今後の課題を発見しそれをどのように克服していくのかを考え明確にすることで講座終了後の自宅学習がより充実したものにできると考えています。

受験生にとっては最も重要となる夏季休暇です。「夏を制する者は受験を制する」と言われています。自由な時間を有効的に効率よく使う為にも課題克服の為の戦略は大切な事だと考えています。

この夏季休暇期間中どれだけ自分を見つめ直し、そして課題克服の為に徹底した学習を行うことが出来るかどうか。受験生にとって熱い夏が始まります。浪高生達の挑戦と頑張りを期待しています。

2021年7月29日木曜日

1つの区切り~1学期終業式~

本日は1学期の終業式を執り行いました。本校では今日のような学期の区切りには必ず学院神社の大神様にご報告と感謝を込めて全校生徒と一緒に参拝を行います。本日も1学期が無事に終えれた事への感謝と夏季休暇中の全校生徒の安全と健康、そして活躍を祈願いたしました。その後は学院長先生からの講話を行う事となっています。

終業式はその後に行われます。まず初めに1学期成績優秀者の表彰、そして部活動優秀者の表彰を行いました。

成績優秀者 1年生

成績優秀者 2年生

成績優秀者 3年生

その後、この1学期を振り返っての感想を校長講話として述べさせてもらいました。特に今学期は生徒達の「規律」と「礼節」ある行動が大いに評価できると伝えました。コロナ禍の中、クラスターなどの感染拡大もなく教育活動を行うことが出来、本日1学期終業式を迎えられた事は、生徒一人一人の誠実な行動がこのような結果となったことを高く評価し、生徒達を褒め称えさせてもらいました。学校長としてはこれほど嬉しい事はありません。

部活動表彰 放送部

部活動表彰 女子硬式テニス部

部活動表彰 男子硬式テニス部

部活動表彰 ボクシング部

次に明日からの夏休みの活動について大切な事を伝えました。その内容は、全ての高校生には平等に時間が与えられている。その時間をどのように使うかでこれからの自分が進む道が決まってくる。自由な時間をどのように計画性をもって使うのかが最も大切な事だという事を伝えさせてもらいました。今この瞬間は一生に一度しかない。この夏季休暇中の日々の時間を何か一つでもいいから徹底的にやり切ってほしいとお願いしました。

私は生徒達には活動や目的は違っても「自分はできるんだ」「自分はやれた」という自信を付けることが出来るような夏季休暇にしてほしいと思っています。2学期の始業式には自信を身に付け一回り逞しくなった浪高生達に会えることを楽しみにしています。私も同じく目標をもって毎日を生徒に負けないよう過ごしていきたいと思っています。コロナ感染対策や熱中症対策、事故などに巻き込まれないよう気を付けて楽しい夏をenjoyしてください。 


2021年7月27日火曜日

伊勢修養学舎4班目~感謝と次への挑戦~

今年度の第68回伊勢修養学舎「お伊勢参り」も最後の4班目となりました。最後の4班目の生徒達も他の班と同様にしっかりとした心構えで臨んでくれたと思います。

外宮

外宮の参拝からはじまり猿田彦神社正式参拝、神宮会館内の講堂での昼食、そして内宮の参拝、最後に宇治橋でのクラス写真と生徒一人一人が今やるべきことをきっちりと理解し行動し、神社神道の学校に通う生徒らしくしっかりと参拝してくれたと考えています。

猿田彦神社

4班すべての日程がこれで終了となりました。今年の第68回伊勢修養学舎「お伊勢参り」を終えた1年生の生徒達の成長はこれからのみなさんの学校生活から見えてくると思います。例年の伊勢修養学舎で実施している行事の中で、出来なかった行事もたくさんありましたが、この伊勢修養学舎で最も大切な事は事前に行った校長講話で伝え、そのうえで現地で実際に学び、経験してくれたと思っています。「今を一生懸命に生きる」この事が最も重要なキーワードです。感謝の気持ちを忘れず、日々謙虚に浄く、明るく、正しく、直く生きていく事が大事な事です。

神宮会館館長渡辺先生からのお話

校長講話の要旨プリントは保管してくれていますか?最低でも高校卒業までは保管しておいてほしい。キーワードは「品格」「情熱」「規律」「尊重」「結束」の5つです。~挑戦するからこそ変われる~このフレーズを忘れずに校長からのメッセージをしっかりと心に刻んでくれていることを願っています。そして自分の夢に向かって挑戦し続けること。そうすれば必ず自分の中で新しい自分を発見できることができます。それが成長したという事です。さあ~やるぞ!浪高生。前に進もう!

内宮
そして4日にわたり大変お世話になった神宮会館の皆様、安全運転を心がけていただいたバスの運転手の方々本当にありがとうございました。来年こそ本来の伊勢修養学舎に戻ることが出来るよう日々祈願するばかりです。

最後に生徒達解散後に第68回伊勢修養学舎「お伊勢参り」が無事に終えることが出来たことに感謝と生徒達の成長を学院神社の大神様にご報告をして今年度の第68回伊勢修養学舎を終える事にします。

『今を一生懸命に生きる』~挑戦するからこそ変われる~ 


2021年7月26日月曜日

伊勢修養学舎3班目~伊雑宮と倭姫宮~

 令和3年度伊勢修養学舎「お伊勢参り」も3班目となりました。本日も良い天気に恵まれ予定通りの参拝を行うことが出来ました。何人かの生徒に聞くと今回初めて伊勢の地を訪れた生徒が多くいたのは少し驚きでもありました。

外宮

猿田彦神社
今日は本来なら2日目の午後から参拝する伊雑宮(いざわのみや)と倭姫宮(やまとひめのみや)についてお話したいと思ます。伊雑宮の創立は約二千年前の第11代垂仁天皇の御代(みよ)。倭姫命が御贄地(みにえどころ)を定めるため、志摩国に入ったところ、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)を迎えられ、この地にお宮を創建したと伝えられています。ご祭神は、天照大御神の御魂を祀ってます。

伊雑宮は、別宮の中でも由緒のある特別の別宮であると言っても過言でありません。その理由は、宮域に神田(しんでん)を持つ唯一の別宮である。二つ目は内宮 荒祭宮の近くに伊雑宮遥拝所が存在していた。三つめは別宮の中で唯一、神饌を調理する場所である 忌火屋殿(いみびやでん)が存在している。

「伊雑宮」は、古くから「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)の「遙宮」(とおのみや)【※神宮から遠く離れた「別宮」を意味する。】として広く信仰を集め、地元の人々によって海の幸、山の幸の豊饒(ほうじょう)が祈られてきました。ここでは日本の主食であるお米についての原点があると言われています。

倭姫宮は、皇大神宮(内宮)の別宮で、2000年以上前に天照大御神を伊勢にお連れになった倭姫命(やまとひめのみこと)が御祭神です。倭姫命は第11代垂仁(すいにん)天皇の皇女です。天照大御神のご鎮座の地を求め各地を巡幸され、伊勢の国に入ると、天照大御神から「ここにいようと思う」という御神託を受けられました。

そして現在の場所・五十鈴川のほとりに、皇大神宮(内宮)を創建されました。現在本校の学院神社にある鳥居はこの倭姫宮の鳥居を式年遷宮の際に伊勢神宮から頂いたものであり、本校と伊勢神宮との関わりを象徴するものとなっています。

内宮
このように伊勢修養学舎には68年間にわたり受け継がれてきた数多くの伝統があります。参拝するところ、見学するところ、滞在するところ、すべての場所にはそこへ行く理由があり、そこには深い歴史があり、受け継がれてきた先人たちの想いがあります。その事を学んだと思います。その学びを今後の学校生活にどう生かしていくかが最も大切な事です。3班のみなさんの今後の活躍と成長を期待しています。
学校解散時

2021年7月21日水曜日

第68回伊勢修養学舎2班~豊栄の舞と作法指導~

 本日も昨日と同様に外宮と猿田彦神社、そして神宮会館で昼食を頂き内宮を参拝し帰阪となりました。本日2班目の生徒達は非常にけじめのある生徒達ばかりで凛とした雰囲気の中行事を進めることが出来たと思います。

外宮を参拝
神宮会館館長渡辺先生のご挨拶

本日は女子生徒における重要行事「豊栄の舞と作法指導」について伝えたいと思います。女子生徒は伊勢修養学舎の中で「豊栄の舞と作法指導」を行い、「正しい礼儀作法・着付け」を体験します。その体験から本校の校訓である「浄・明・正・直」を心の軸とし、感謝の気持ちを持てる「人」としての成長を図ることを目的としています。

祭式教室(皇學館大學)

そして「豊栄の舞」を大阪府下の現役の女性神職からご指導いただきます。豊栄の舞とは、女性が舞うことを前提に作られたため、別名「乙女の舞」と呼ばれています。この舞は神への感謝の気持ち、自然への畏敬が表現されており、この世の様々なものに神々が宿ると考える日本の文化が反映されていると考えられています。舞を習うことで日本人が育んできた歴史の重み、伝統のすばらしさを感じ、「生きること」について考えて欲しいと思っています。

豊栄の舞の指導を受けている様子

本来の2泊3日での伊勢修養学舎では、男子生徒と女子生徒達はこの浪速でしか体験できない行事から多くの「生きる力」を学ぶ事ができます。その基本となるのがこの伊勢修養学舎となります。

猿田彦神社正式参拝

この伊勢の地で学んだことをどのように学校生活に活かしていくかが当然求められます。ここからが本当の浪高生としての学校生活が始まると考えてください。「たくましく。しなやかに。生き抜く力」この力を育んでくれることを願ってます。

内宮参拝

本校学院神社前での解散