2023年7月27日木曜日

伊勢修養学舎4班 1日目 ~ 外宮 ~  

 いよいよ最終班4班が到着しました。開校式の後の校長講話では今日まで修養学舎に参加した生徒達の変化を伝えながらこの修養学舎がいかに大切な行事なのかを4班の生徒達には訴え、生徒達の心に残るように私も気持ちを込めて伝えさせてもらいました。

講話が終われば猿田彦神社を参拝。その後外宮を参拝し1日目の行程を終え宿舎に戻りました。暑さの中ではなりますが生徒達はしっかりと参拝してくれたともいます。

宿舎に戻って夕食を取った音は大祓詞の講義を受け男子と女子にわかれ、男子は「禊」の指導、女子は「礼儀作法と着付け指導」へと消灯時間までみっちりと指導を受けていました。

この修養学舎で1日目に参拝するのが外宮(正式名:豊受大神宮)です。外宮に祀られている御祭神は天照大御神の食事を司る「豊受大御神」です。正殿は神宮だけの建築様式「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」となっています。21代雄略天皇(ゆうりゃく)の御代に今の地に祀られたと伝えられています。

日本書紀や丹波国風土記によると、稲作、養蚕、醸造の神様といわれ、衣食住、物を生産しそれを加工するつまり産業の守護神と考えられているのです。今から1500年前、天照大御神のお食事を司る、御饌都神(みけつかみ)として丹波の国から現在の地にお迎えされました。内宮の御鎮座から約500年後です。