2021年6月29日火曜日

TRY FOR DREAMS

 「TRY  FOR  DREAMS」この言葉は私が好きなフレーズの一つです。学生時代に教わったこの言葉は「壁がある。だから行くんだ」とその先生は言われていました。日本語訳で考えると「夢を見てみてください」となります。

夢の実現にはいくつもの壁を乗り越えなければなりません。目の前の壁を乗り越えてこそ夢の実現に一歩近づくことが出来る。だから前に進んで行くんだというフレーズと考えています。

今浪高生達は明後日からの1学期末試験に向けた準備に余念がありません。中間テストの反省を含めて目標をONERANK上げてその壁を乗り越えるために前に進んでほしいと願っています。

「今を一生懸命生きる」事が未来の自分を変えるという事を絶対に忘れないでください。今この瞬間に何を学び、何に気が付いたのか。そしてその事を次にどう生かしていくか。定期考査から得れるものは学力の向上だけではなく自分の未来も変えることが出来るという自信も得ることが出来ます。私は壁を乗り越える為に前に進む浪高生達を応援しています。

2021年6月26日土曜日

第1回浪速高等学校オープンキャンパス

 今年度初めての来年度入試広報活動第1回オープンキャンパスが本校で行われました。コロナ感染対策として参加人数に制限を設けさせていただき万全の状況での実施とさせていただきました。申し込みはWEBでの申し込みのみとさせていただきましたが、3日ほどで定員を満たすなど注目度の高さを感じることが出来ました。

本日のオープンキャンパスの大きな目的は浪高生達の学校生活を直接見ていただくことです。浪速で学ぶ生徒達がどんな様子で学校生活を過ごしているのか。また授業中の雰囲気はどうなのか。校内の施設はどうなのか。など受験生と保護者の皆様に直接見ていただけるのが一番と考え昨年度から計画をしました。

本校で学ぶ生徒達は自信をもって紹介できる生徒達ばかりです。このコロナ禍においても意欲的に学ぶ浪高生達を本日は見ていただけたと思っています。また本校自慢の校内施設の充実も見ていただき満足していただけたと確信しております。このように浪高生達の日常の学校生活を見ていただくことで、同じような高校生活を過ごしたいと思っていただければ嬉しく思います。また今日のように高校生の学校生活はどのようなものなのかを知っていただくことは、自分自身が思い描いている高校生活を過ごすためにも志望校選択の要因の一つにして重要な事です。

校舎見学後も個別相談ブースも設置させていただきいろんなご相談に対応させていただきました。本校の入試広報活動のモットーは気遣いとおもてなしです。温かい心をもって誠実に、誠心誠意対応する。これが浪速教育の方針の一つでもあります。

第2回目のオープンキャンパスは10月2日に開催予定ですので9月以降HPにて詳細をお知らせさせていただきます。是非多くの方のお申し込みをお待ちしております。最後に本日ご参加いただきました受験生と保護者の皆様本当にありがとうございました。また2学期に実施される高校入試説明会でお会いできることを心から願っております。

2021年6月24日木曜日

ホームルームの時間

 毎週木曜日の6限目は全学年ホームルームの時間となっています。この時間には各学年でいろんな探求の時間を設定したり、学年の行事に応じたクラス内での決め事を話し合ったりと生徒達が主体的に考えて行動できるようになっています。

本日、3年生は5限目と6限目を使って思春期教室を実施しました。5限目は外部から講師の先生を招いて「いのち」の大切さについて講演いただきました。6限目はその講演内容についてワークシートを利用し、多様化が進む社会で今何が起きているのか。また何が問題でどのように行動することが必要なのかを考えていました。今後どのような社会になろうとも「いのちの尊さと大切さ」そして「相手への思いやり」この2つは差別のない平和な社会の実現の為には必要不可欠だという事を3年生達は再度確認できたと思います。

2年生は2学期に実施予定している浪速祭にどう参加するかをクラス全員で話し合っていました。今年の浪速祭は例年通りの実施とはいかず、自治会と中学生徒会、そして自治会担当の先生方でいろんな案を検討いただき決定された方法で実施します。ICT機器をフル活用した今までにない方法での実施となっています。その方法に則りどのような形で各クラスが参加してくるのかを今から楽しみにしています。

1年生は2年生への進級時における類・コース選択についての話を動画を使った形で説明会を実施しました。1年生はこの1年間で進級時の類・コース選択をしなければなりません。決定する上で大事な事は、具体的な大学までは明確になっていなくても目標とする進路、また次のステージで何を学びたいかは決めておかねばなりません。今回は文系と理系の話、浪速国際コースについての説明となりました。これをきっかけとして自分自身の進路先、または将来の人生設計についても考えていく時期になってきたことを認識しておいてください。後悔のない選択をする為にも今後はいろんな情報を自分自身で調べ、保護者の方や担任の先生方とも相談しながら最後は自分が決める事が大事だと思います。

このように各学年の生徒達は週1度のホームルームの時間を大切にしてくれています。授業の内容とその目的を理解し、今日も一人一人が真剣に取り組んでいる様子がうかがえました。

2021年6月21日月曜日

気遣いの出来る人

あなたの周りには気遣いができる人はいますか?また、あなたは人に気遣いできていますか?気遣いとは言葉よりプラスαの行動をすることと言われています。日常生活の中でこんな会話があるとします。みなさん想像してみてください。「なんか顔が疲れてますね」、「そう?あんまり寝てないからかな」、「大変そうですね。頑張ってくださいね!」と日常よくある会話の流れですね。

これだと愛想よく思われることはあるかもしれませんが、「気遣いができる」とは思われないでしょう。気遣いができると言われる人は、先ほどの会話の後に「お疲れ様です!」「どうぞ」と声をかけ コーヒーなどの飲み物を差し出したりするのです。またはその人の仕事を手伝ったりするのです。

「頑張ってくださいね!」と言われただけと比べたらみなさんはどちらが「この人は気遣いができるなぁ」と感じるでしょうか。これは、本当にちょっとしたことでもいいのです。言葉だけでない何かを添えて行動できることが本当の気遣いだと思います。気遣いができる人は、世間一般に「良し」とされていることいわゆるマニュアルに重きをおかず、その場の空気を読んで行動します。

先日とあるセルフのガソリンスタンドに入りました。従業員さんが2名ほどいましたがセルフですから自分でガソリンを入れていましたがふとタイヤを見てみると少し空気がなくなっているように感じて従業員さんに見てもらおうかな?と思いながら給油口を見ていると従業員さんが知らぬ間に近くに来て、「タイヤの空気圧見ておきますね」と言ってくださいました。これぞ気遣いの出来る人っていうんだなと思いました。

このように気遣いができる人は先を読む能力に長けています。先を読むというのは想像力を働かせること。「もしあの仕事が決まった時は、資料が必要だよな。時間もかからないから、用意だけでもしておくか」と考え、先回りしておくことで信頼感を得ることができます。この信頼感の積み重ねで仕事ができる人と仕事ができない人の差が大きくなっていきます。もちろんこれはビジネスだけでなく日常生活の中でも同じだと思います。

想像力とは、シチュエーションをイメージするということもあるでしょう。また、何よりも大事な相手の立場を思いやるという意味での想像力もあるはずです。だから、本当の意味で想像力のある人は、準備はしますが決して自分の考えたことに執着しすぎません。

あなたの周りの気遣いができる人を観察してみるととても大きな配慮をしているわけではないはずです。これらのようなちょっとした小さな気遣いが積もり積もって周りに良い影響を与えています。そして最も大切なことは「気遣いができる人は、受けた気遣いに気づける人」ということです。あなたは相手の気遣いにちゃんと気づいていますか?もしかしたら気付けていないことがたくさんあるかもしれませんよ。

 

2021年6月16日水曜日

男子・女子バレー部の活躍

 6日の日曜日の女子バレー部の応援に引き続き、先週13日は男子バレー部の応援にかけつけました。昨年も男子バレー部の3年生の引退試合に応援させてもらいましたがこの1年間の男子バレー部の成長を楽しみに試合会場に足を運びました。

試合前からいい雰囲気で練習をしていましたが緊張からかミスが多く少し不安はありました。しかし試合が始まると緊張感が解けたのか選手たちは笑顔でいいプレーを連発していました。第1セット前半は拮抗していましたが、中盤から相手に流れを渡したまま一気にいかれたという感じで第1セットを失いました。しかし第2セットはボールを拾って相手のミスを誘うなど中盤まで流れは完全に浪速ペースとなり一時は2点差をつけてリードするなど第2セットを取れると確信していました。

この流れのまま終盤までもっていけば間違いなく第2セットを取れたのですが、味方のイージーなミスから一気に流れが相手に行ってしまいその流れを奪い返すことが出来ずに逆転され第2セットも落とす事となり敗戦となりました。この大会で敗退すればその時点で3年生は引退となります。その覚悟は試合に出場している選手だけでなくメンバーではない選手達も必死で応援している姿からこの試合にかける気持ちがヒシヒシと伝わってきました。

しかし残念ながら敗退となり3年生は引退となりました。3年生にとっても1年、2年生にとってもこのメンバーで戦う最後の試合となりました。スポーツに勝ち負けはつきものです。みんなが勝ちたいと思うのは当然です。勝つときもあれば負ける時もある。大事な事はそこから何を学ぶかです。男子バレー部にとって今回の敗退から何を学ぶ事ができたか。そしてどのように次に生かしていくのか。この今回の負けがあったからこそいい結果を生むことが出来た。と言えるように次の目標に向けてチームとして、また一人一人の選手として、そして浪高生として挑戦してこれからも頑張ってほしいと思います。

最後に男子・女子バレー部にはそれぞれ一人のマネージャーがいます。多くの部員達をサポートしてきたのは本当に大変だったと思います。選手と一緒に戦ってきた2人のマネージャーの部員にもお疲れ様でしたと伝えたいと思います。特に3年生の選手とマネージャーは次の目標となる受験に向け、心と頭を切り替えてこの試合での反省を学習面で生かしてください。そして新チームとなる1年生と2年生には来年は今年のチームよりいいチーム作りを第1目標として一人一人がチームの為に貢献してほしいと思っています。

2週連続で男女バレー部の応援に行かせていただきました。男女ともにいい雰囲気でチーム一丸となって戦っている姿に感動と勇気を得ることが出来ました。そして何よりもバレーを楽しんでいる姿を見れた事が一番嬉しかったと思っています。次の目標に向けて日々、仲良く、元気に練習に励んでほしいと思います。また成長した男子・女子バレー部の活躍を見られることを楽しみにしています。

2021年6月14日月曜日

6月高校朝礼

本日は高校朝礼を実施しました。コロナ禍の中でも限られた練習時間の中で多くのクラブ活動が優秀な成績を収めてくれましたのでその表彰を行いました。

ボクシング大阪総体優勝者と各階級の入賞者

剣道部大阪総体個人3位と団体戦5位

軟式野球部春季大会大阪予選準優勝

近畿大会出場や昨年度は開催されなかったインターハイ、そして国民体育大会への出場を決めたクラブとその選手たちを全校生徒の前で表彰しました。それぞれの大会に出場するクラブと選手は学校の代表としてだけではなく大阪府の代表として誇りをもってしっかりと準備して戦ってほしいと思っています。

男子空手春季大会団体組手・個人組手・個人形優勝者

女子空手春季大会個人形入賞者
硬式テニス国体大阪予選優勝者と3位

医療従事者応援応援はがきプロジェクト入賞者

そして同じスポーツを行っている高校生・中学生のお手本となるような姿勢を見せてほしいと思っています。みなさんは多くの人たちから見られています。そして自分の力を全て出し切ってください。またスポーツだけではなく文化的な活動にも積極的に参加してくれている生徒も多く本日も3年生の女子生徒が表彰されました。

今日の校長講話では「信用と安心」をテーマに話をしました。これからの未来社会、仕事のやり方や自分の人生における仕事の在り方など仕事に関する考え方は大きく変化していくことが予想されます。今ある仕事もなくなっていくと言われています。そんな大きな変化が出てくる社会において変わらない事があります。それは人と人との繋がりと関りです。今後も変わることなく大切にしていかねばなりません。その為にも「信用される人、安心される人」になってほしいと伝えました。

学校生活だけではなく日常生活における自分の行動や言動が周りの人たちに安心を与え信頼を得るような行動や言動となっているかどうかを考えなければなりません。落ちているごみがあれば拾ってごみ箱に入れる、困っている人がいれば声をかけて助ける、気持ちのいい挨拶が出来ているなど、日常生活の中で当たり前のことを自然に行う事で気持ちが晴れやかになります。そういう環境の中で生活が出来ることで安心という気持ちが芽生えてくると思います。そういった安心できる一人一人の小さな行動や言動の積み重ねが信用というものに繋がっていくと考えています。

自治会生徒から浪速祭の案内とエコキャップ運動の説明

浪高生達にはこれからの人生を楽しく充実したものにしてほしいと願っています。その為にもこの「信用と安心」は自分自身の人生における資本となると私は確信しています。浪速で過ごす3年間を「信用と安心を得る習慣を身に付ける期間」としてほしいという事を伝えました。みなさんの行動や姿勢が変わっていくことを期待しています。 

2021年6月12日土曜日

3年生進路説明会

本日3年生対象に大学別進路説明会を実施しました。例年であれば学校近くの住吉区民センターで実施していましたが今年度は感染予防対策を講じる為に校内での実施としました。

約70校の大学・短大・専門学校の先生方にお越しいただき、対面式とオンライン式の2つの方法で各3回に分けて説明会を実施しました。生徒達は事前に説明会を受けたい学校を登録し受講する事になっています。

密を避けるために対面での説明会とオンラインでの説明会で実施したことで生徒達にも安心して参加することが出来、一層中身のある説明会を実施することができました。本校では全館Wi-Fi環境が整っていますのでどこでもオンラインでつなげることが出来ます。途中で映像が止まるなどのトラブルもなく実施できたのも、本校が高性能で高機能な設備を整え、多様な教育方法を実施できる学校であるからだと思っています。

今日の説明会の中で入試に向けての傾向や対策、卒業後の就職状況や資格取得の状況などのお話を聞くことによってより一層受験対策を充実させていけるようになっていくと思っています。

生徒達は一つ一つの言葉に食い入るように話を聴いてメモを取るなど積極的な姿勢で各学校の先生方のお話を聴いていました。本校の生徒の意識の高さを改めて感じることができたと思っています。

今日の話をきっかけに自己実現、志望校合格に向けて努力してください。先生方はみなさんを全力でサポートしますので一緒に挑戦し乗り越えていきましょう。3年生頑張るぞ! 

2021年6月9日水曜日

スポーツの価値ってなに?

 どんな所に「スポーツの価値」を感じるかは、人によってさまざまです。勝敗に価値を求める人、結果までのプロセスにこそ価値があると考える人もいると思います。スポーツができる環境や、一緒にスポーツをする仲間に価値を見出す人もいます。「スポーツの価値」を考えた時に、何か一つに決めることはできません。

私自身、長年スポーツに関ってきましたが、生徒達には常に「周りの人たちに応援してもらえるチームを目指すように」と伝えてきました。先日の日曜日に女子バレー部の公式戦を応援させてもらいました。選手たちは楽しそうにチームの仲間たちと共に戦っていました。非常にいい雰囲気で試合にも勝つことが出来て部員達も次の試合に向けてまた頑張ってくれると思います。次の試合も日曜日と同じ雰囲気で楽しく仲間たちとどんな状況でも助け合って最後まで戦ってください。また結果を楽しみにしています。

このようにスポーツには、自分だけでなく周りの人たちの感情を引き出したり、感情を揺り動かしたりする“強い力”があります。スポーツによって引き起こされる感情に違いはありますが、喜びかもしれないし、苦しみや、怒り、時には言葉で表現できない爆発するような感情もあるかもしれません。それでも、勝って嬉しい、負けて悔しい、という単純なものではなく、いろいろな感情が深く入り混じって現れてくるのが、スポーツの素晴らしいところだと思っています。

2年前のラグビーワールドカップでは、ラグビーの魅力が日本中の人に広がりました。合宿地で選手を温かく迎えた人、試合会場のボランティア、観客席やテレビの前で応援した人、それぞれがラグビーというスポーツに感情を動かされ、素晴らしさを感じたからこそ、日本中がONE TEAMとなって盛り上がったことは間違いありません。選手だけではなく、選手や試合を支える人、応援する人もまた、スポーツの価値の一つなのです。

水泳の池江選手やゴルフの松山選手、テニスの大坂選手など活躍している選手からは、沢山の勇気と希望をもらい、感情を大きく揺らされ、それが次へのエネルギーとなって前に進んでいくことが出来ます。スポーツの価値って自分だけではなく周りの人にとっても大きな影響を与える事ができます。この夏の東京五輪からも多くの価値を見つける事が出来るのではないでしょうか。

浪速で学ぶ生徒達の中には沢山の運動部員がいます。その一人一人の部員達にはスポーツの価値を認識しながら自分が今夢中になっているスポーツから多くの経験と自信を身に付いている実感を感じてほしいと思います。それを感じる事が出来ているならとそれは自分の周りの仲間達にもいい影響を与え互いに支え合い、励まし合えるそんな素晴らしい環境が整ってくると思います。スポーツには計り知れない価値と影響があるということを是非みんなに体験してほしいものです。最後にもう一度女子バレー部の皆さんです。次も頑張れ!

みんなで心を一つに「よし!」

2021年6月7日月曜日

「自己決定力」を高めよ

 もうすぐ東京五輪が開催される予定です。世界各地から集まるアスリートの皆さんはそれぞれの国を代表する選手でありまた国民です。一人の人間として国を代表して競技に挑むには多くの重圧に耐え、時には跳ね返す力が備わってなければなりません。アスリートたちが持ち合わせている力の中に「自己決定力」という力があります。

自己決定力を身に付ける為にはまずは日常生活の質を高めること。気持ちよく挨拶する。人の話を聞く。服装も正しく着こなし時間管理も人として正しく行う。その様な基本的な事を行うことで「気力が充実する」という大きなメリットがあります。日常で気力が充実していれば、非日常的なスポーツも心置きなく熱中できます。

しかしここで間違ってはいけないのは、いい選手になるために挨拶するのではなく、意識の高いいい選手が気持ちよく挨拶をする。そういったことをやれる人が国を代表するような世界的なイベントに参加できる資格を得る事ができ、一流のアスリートと呼ばれるようになるということです。要は何事も「自分から主体的に」やるべき事やれる選手が一流になる為に必要な事の一つだという事です。このことはスポーツだけに限らず社会に出て活躍している人に共通して言える事です。どんな状況となっても自分を見失わず前を向いて生きている人々の多くは「自ら主体的に」行動に移す事が出来ています。

そして最も大切なのは物事の本質を見間違わない事です。自分自身でそういったことが必要だという事に気がついて、そして自分で決定して行動に移す。「常に勝つチームは礼儀正しい」とか「勝つチームは挨拶もして雰囲気がいい」といったことも、自らがその物事の本質に気づいて、ひとつひとつ自分たちのものにして行動しているからだと思います。

今学校はコロナ禍の中ではありますが一人一人の生徒がルールを守り誠実な毎日を過ごしてくれています。部活動も制限かかかっている状況で不満や不安が溜まっている中、浪高生達は理性を持った対応をしてくれています。新学期が始まり2か月が経ち今浪高生達は大きな問題もなく学校生活を過ごすことが出来るのも、一人一人の生徒が自分の置かれた環境や立場を理解し、自分で決めたことを正しく実行してくれているお陰で学校に安心して通うことが出来ているのです。

本校にはそれだけ意識の高い生徒達が通っている学校という事です。浪高生達にはこの「自己決定力」が備わっており、まだまだ成長できる可能性を秘めていると思います。その事に早く気がづきこれからも果敢に色んなことに挑戦して「自己決定力」を高めていってほしいと思っています。