2023年7月12日水曜日

AED講習会 ~救える命を救う~

本日は放課後武道館にてAED講習会を実施いたしました。AEDは2004年7月1日に一般市民の使用が認められこの日を「AEDの日」とされています。期末試験が終わりこれから生徒達の動きがより一層活発となる夏休み前に実施する事でいざという時の命を守る力を身に付けてもらいたいと思っています。

日本AED財団によると現在日本では毎日およそ200人が心室細動という不整脈によって突然命を失っているというデータがあります。突然の救命には迅速な電気ショックが欠かせず、その様な事態が起きた時、その現場で頼れるのは医師や救命士ではなくその場に居合わせる一般の市民です。その市民による救命方法の1つとして電気ショックを可能にしたのがAED(自動体外式除細動器)という器械です。

AEDが開発されたおかげで、素人でも電気ショックを行って人の命を救うことができる時代になりました。その利用方法や知識を今日の講習会で学び、実際に訓練する事で万が一、その様な事態に遭遇しても冷静に対応し行動する事で一つの命を救う事が出来ます。今日のような取り組みをこれからも大切にし教育及び訓練する重要性を改めて感じました。

我々が日常生活を過ごしている時、突然近くの人が心停止など救急処置が必要となった場合、周りに居合わせた人はその人を救命することが当たり前の世の中となってきています。私たちが出来る範囲での救命をする事で一人でも多くの人が安心で安全な日常を確保することが出来ると考えています。小さな力でもみんなでその力を合わせれば大きな力となります。浪速で学ぶ生徒達にはいろんなことを学び、そして身に付けた知識や経験を世の為、人の為に尽くしてくれることを期待しています。