2022年4月30日土曜日

3年ぶりの校外学習

 4月28日3年ぶりの校外学習が行われました。3年生は神戸方面へ、2年生は京都、1年生は奈良へと関西地方における歴史的に文化価値の高い場所を訪ね日本文化を目で見て学び、その価値を肌で感じる事が1つの目的です。神社神道の学校で学ぶ本校生にとって各訪問先には歴史的な神社が数多くありその神社を訪れ、参拝することによって大きな学びがあると考えています。

3年ぶりという事で全校生徒入学して初めての校外学習となりました。日常の学校生活とは違った環境の中で仲間と一緒に一日を過ごす事で多くの新しい発見があったと思います。歴史の教科書で習ったことのある内容と関わりのある場所を実際に訪れることで、知識として学んだことを経験として感じ学びを深めていく。そのような校外学習の楽しみ方をしてくれていたら嬉しく思います。

「あっ、この神社の名前見たことある!」「この石碑の人、この前習った人や~」といった声もあったと聞いています。実際に日本の都があった場所を訪れ、日本文化の素晴らしさを学ぶことも出来、また観光都市として有名な場所がどのようにダイバーシティーに対応し、環境問題やSDGsにどのように取り組んでいるかを探究するのにもいい機会になったと考えています。

各学年の生徒は一日を楽しく、有意義に過ごしてくれたようです。私は3年生に同行しましたが高校生活最初で最後の校外学習を充実させてくれたように思います。今日1日で学んだことや気が付いたことを明日以降どのように生かしていくのか。一人ひとりの生徒にとってこの校外学習という日が自分の未来に生かされていく事を願っています。

2022年4月25日月曜日

部活動の応援

新学期に入って多くの運動部においては春の公式戦が始まっています。2年生・3年生中心のメンバーとなりますが各クラブ活動の生徒達が日頃の練習の成果を出すために毎週いろんなクラブ活動が試合に挑んでくれています。

昨日は男子バレーボール部と女子バスケットボール部の応援に駆け付けました。以外にも空手道部は東京で全国大会、そして私学大会の軟式野球部、春の総体のサッカー部やラグビー部などがのクラブが公式戦に出場して頑張ってくれました。

男子バレーボール部は春季大会に出場しており昨日の試合において優勝すれば2部に昇格するとあって非常に気持ちが入っていたように思います。1試合目から全力で戦い全ての試合で勝利することが出来、見事2部昇格を決めてくれました。素晴らしい結果だと思います。次はインターハイ予選に向けて新たな目標を立て頑張ってくれる事を期待しています。

一方女子バスケットボール部は大阪高校総合体育大会に出場し初戦から強豪チームとの対戦となりましたが一人ひとりの選手たちが練習の成果や自分の得意なプレーを出そうと懸命に闘っていました

結果は残念ながら敗退となりましたが、この経験を次に生かして更にチームを成長させることが出来るようまた次の目標に向けて頑張ってください。

昨日は2か所の試合会場に訪問させていただきました。感染対策など安心して試合が出来るように大会運営や試合準備に関わっていただいた当該校の生徒の皆さんや先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

2022年4月23日土曜日

いつもの挨拶に「+ひとこと」

 当たり前のように使っている「挨拶」という言葉。挨拶の「挨」は心を開く、「拶」は相手に迫るという語源から「挨拶」という言葉が生まれました。つまり挨拶とは、心を開いて相手に近づくこと。朝いちばんに爽やかに挨拶を交わすだけで、その日1日が大きく変わっていきます。

本校の生徒達は「挨拶」が出来る生徒達ばかりです。多くの方々からその様なお声を頂戴しています。いつもの挨拶に「+ひとこと」を加えるだけで大きく変わっていきます。お互いの嬉しい言葉の気遣い。「〇〇さん、おはよう」と、挨拶の前後に相手の名前を入れてみてください。名前を呼ばれると、その相手に対して親近感を覚えるという心理効果が働くと言われています。特に仲良くなりたい人には積極的に名前を呼び合う事でより一層親近感が湧いてきます。

また名前だけでなく、日常の何気ない様子、例えばお天気トーク。「おはよう」の次に「〇〇さん、今日はお天気良いね」や「桜(紅葉)が見ごろですね」などの季節のワンシーンも取り入れてみると相手との距離が近くなります。その時大切な事はアイコンタクト。スマホに目を落としたまま「おはよう」と言われるのと、目を合わせて言われるのとでは全く印象が変わってきます。目の前の人と、そっと視線を交わす瞬間を大切にすると本当に気持ちのいいものです。

そしてもう一つ。さりげなく相手を思いやる。なかなか難しいですが、さりげなく思いやる一言は、相手を普段から気にかけているというサインになります。踏み込みすぎずさらっと聞くのがポイントです。そしてポジティブな気付き。人は誰でも自分に興味を持ってもらうと嬉しいものです。相手にとってタイムリーな話題などをさりげなく質問することできっかけになって自然に会話が広がっていきます。今日の相手について、ポジティブな気付きを伝えてみるのもいいと思います。1日のはじまりだからこそ、良い気分でスタートしたいものです。

全ての事を伝える必要はありません。「+ひとこと」でいいのです。新学期が始まりいいスタートを切った浪高生達。その学習活動や部活動に励んでいる成果がより一層出せる為には、一人一人の生徒が何事に対しても素直な心を持ちポジティブに考え前に進んで行く必要があります。その為には生徒一人一人のメンタリティーが重要となってきます。

学校生活の始まりを最高の「挨拶」でスタートさせ、「挨拶」と「+ひとこと」を実行してみてください。そうすれば勇気と情熱が心の中から湧いてくると思います。浪高生達はもっと自分たちの強みを生かさないともったいないですよ!自信をもって前に進もう。

2022年4月18日月曜日

新年度最初の朝礼

本日は今年度最初の朝礼を行いました。令和4年度のはじめの朝礼という事で本日は原点に返り昨年度と同様に「なぜ学ぶのか」をテーマに話をさせていただきました。

高校生となると多くの生徒達は何となく学ぶ事の意義みたいなことは理解しているかとは思いますが、ただ単に良い大学に行くためだけに学ぶのではなく、一つでも多くの選択肢を手に入れることが出来るために学ぶんだという事ともう一度確認してもらいました。どんな状況になっても常に選択肢がある人生を送ってほしい。浪速の生徒達には逞しく、しなやかに生き抜く力を身に付けてほしいと伝えました。

1学期学級委員任命式各学年代表

硬式テニス部 大阪ジュニアテニス大会準優勝

多くの選択肢の向こうに自分の夢があり、その夢の先にはまた次の夢がある。夢を沢山持つことはできるが、そのすべてを実現できるかどうかは自分次第だと思います。夢の数が多ければ多いほど学ぶ努力は人一倍しなければなりません。覚悟が必要となります。夢の実現に向けてやるかやらないか。最後は自分次第という事です。

全国ボクシング選抜大会 準優勝

全国私立高校弓道大会女子団体第3位 代表者 
学びは人生の選択肢を増やし、自分が進むべき道に希望の光を照らし、達成感と充実感に満ち溢れた学校生活を与えてくれます。本校の生徒達にはこの浪速で学力という学びと人間力という学び双方を学び「生き抜く力」を身に付けてほしいと思います。この令和4年度がそういった目標をもって各学年の生徒が大きな飛躍を期待していると伝えさせてもらいました。

男子バスケットボール部新人大会南地区準優勝

軽音楽部近畿高校軽音フェスティバル 優秀賞 代表者
必ず浪高生達はやってくれると思っています。それぞれの夢に向かって挑戦してくれると信じています。私たちはそんな浪高生達を全力でサポートする準備はできています。いつでも飛び込んできてください。

吹奏楽部 日本ジュニア管打楽器コンクール
全国大会出場 代表者

書道部 大阪高校芸術文化祭書道部門 入選

2022年4月16日土曜日

集まれ!新入部員。

 今日は2時間目から、浪速高等学校・浪速中学校の文化部の生徒たちが日頃の練習の成果をお披露目する文化部発表会が行われました。今年度もコロナ感染対策を万全に講じながら体育館からのリモートでの発信となりましたが、臨場感のある素晴らしい映像が全校生徒に発信されていました。

神楽部

中学校生活や高校生活ではクラブ部活動に参加することによって、教室では学ぶことが出来ない様々な体験や達成感を得ることが出来ます。運動部はスポーツを通じて、文化部は文化活動を通じて様々な視点や解釈を学び、それらを経験することによって人間的な視野や価値観を広げることが出来ます。

書道部

本校には25の文化部があります。本日はその内16クラブが出場してくれました。今日発表してくれた部員達は春休み中からこの日の為にしっかりと準備をしてくれており、今日は最高のパフォーマンスを見せてくれたと思います。きっと全校生徒の皆さんの心を大きく動かせてくれたと思っています。

軽音楽部

本校は神社神道を建学の精神としている学校であり、文武両立を掲げており部活動には最大の支援を行っております。日本の伝統的な文化を学ぶことが出来るクラブ活動もあり、浪速でしか体験できない部活動もあります。この様な文化活動に出会う事はもう二度とめぐってこないかもしれません。

ダンス部

特に高校・中学1年生のみなさんはその様な部活動に参加し、仲間との協働から生まれる絆、一つの目標に向って努力し達成したときの充実感など自分の人間力を高める為にもぜひクラブ活動への参加を強くすすめたいと思います。先輩たちが大歓迎してくれると思います。

津軽三味線部

最後に文化部発表会の開催において、準備、運営に関わってくれた自治会の生徒、そして最新の映像機器を使いこなして素晴らしい映像を全校生徒に発信してくれた放送部の生徒達に心から「ありがとう」と言いたいと思います。 


2022年4月14日木曜日

今日の浪速

新学期が始まり一週間が経ちました。1年生にとっては慣れない学校生活だったと思いますが日を追うごとに教室内が明るくなってきているように感じます。少しずつ新しい友人との絆を深めていってくれることを楽しみにしています。今日、久しぶりに昼休みに校内の様子を見て回りました。

本校の生徒達は本当に道徳心と良心を持った生徒ばかりだと改めて感じさせてくれました。天空レストランではしっかりとした黙食を実施してくれており、安心出来る環境を生徒一人ひとりが協力して作っていってくれている事に感謝しかありません。校舎内の教室でも同じ風景が見られました。生徒の皆さん本当にありがとう。

廊下を歩いていると多くの生徒が「こんにちは!」って声をかけてくれます。ついつい嬉しくなって少し話込むこともあります。本当に礼儀正しい、そして明るい生徒達に元気を貰いました。始まったばかりですが今日の昼休みの雰囲気を見て、新学期いいスタートを生徒達は切ってくれたように思います。

今年度最初の全国大会出場クラブ活動への激励金授与式を行いました。陸上部女子競歩で出場する生徒に理事長先生からの激励金を渡しました。ぜひ自己ベストを目指して頑張ってください。応援しています。

このように新年度をいい形でスタートしてくれた生徒がこの1年どれぐらい成長してくれるのか非常に楽しみになってきました。先生方と共に成長していきましょう。

2022年4月9日土曜日

新たなスタートを切った浪高生達へ

一歩踏み出せるなら、もう一歩踏み出せる。

【If you can take one step,you can take one more.】この言葉はアメリカのフリークライマー トッドリチャードスキナーさんの言葉です。

今までの生活の中でも感じてきたことですが、“0(ゼロ)を1にする”ということを求められることがあります。これは簡単なことではありません。全く何もない状態から一歩前に進むことは本当に勇気がいることでかなりのエネルギーが必要となります。

登山で一歩目を踏み出す時に『右から?左から?足をどこに置く?滑らないかな…体重乗るかな…崩れないかな…』など、ミスが許されない場合は特に躊躇する材料はいくらでもあります。そこで、できる限りのイメージと勇気を振り絞って一歩目を踏み出した時、出す前よりも確実に高い位置に進むことができ、一歩分とはいえこれまでよりも長く自分の進んできた道を振り返ることができるのです。そして何より、踏み出し方のイメージが想像だけではなく確実性がプラスされ、自信を持って進んでいくことができるはずです。そういう意味で、この言葉にある“もう一歩”は“一歩目さえ出れば”という“覚悟を持つこと”の大切さを説いているのだと思います。

新学期が始まり通常の授業が始まりました。本校の新しい仲間となった新 1 年生、高校生活最後の年を迎える新 3 年生、後輩ができることで新たな覚悟が必要となる新 2 年生、そして昨年度本校を巣立って新たな舞台に挑戦する卒業生達、立場は様々です。どんな一歩目を踏み出すのでしょうか。歩くコースも様々です。軌道修正も戻ることも可能だと思います。方向よりも、歩幅よりも、踏み出す勇気が一番必要です!それが「挑戦」です。

2022年4月7日木曜日

令和4年度が始まりました。

 いよいよ令和4年度がスタートしました。まず初めに春季例祭を執り行い、2253名の浪高生達が1年間の健康と高校生活の安全、そして更なる成長を学院神社の大神様に祈願しました。その後、学院長先生の講話を行い、中学と高校に分かれて始業式を行いました。

新年度最初の校長講話では、若年層のコロナ感染の拡大が再び懸念されている中、この1年も現状に屈することなく自分たちの学校生活をいかに充実したものに創り上げていくかが大切な事であると伝えました。今こそ、大きく成長できるチャンスと捉え、自分達が出来る事から確実に実行していく事。その事の重要性を訴えました。常に前を向いて歩もうとする気持ちを持てるかどうかが重要だと思います。

その為に必要な事はやはり「挑戦」する気持ちを持ち続ける事です。常に一つ多くの事を知る事、学ぶ事。「+ONE」の気持ちをもってこの1年間を過ごしてほしいと思います。本校の最高の教育環境の中で学ぶことが出来る感謝の気持ちと、その環境を思う存分に活かし自分自身にとって宝物と言えるような1年間を過ごしてくれることを心から願っています。

新入生からの挨拶

先生方はそんなみなさんを全力でサポートしていきます。いつもみなさんの近くで見守っています。みなさんの成功体験も失敗体験もすべての経験を次に生かすことが出来るように先生方が支えてくれます。みなさんは何も恐れることなく果敢に「挑戦」してください。そんなエネルギッシュなみなさんの姿が、新しい浪速を創り上げ、一人一人の生徒が楽しく、明るい、元気いっぱいの高校生活を過ごす事が出来る要因だと確信しています。

在校生代表からの歓迎の言葉

さあ~明日からの浪高生達の躍動を楽しみにしています。先生方もみなさんに負けずに新たな挑戦に挑んでいきます。

2022年4月5日火曜日

令和4年度浪速高等学校・浪速中学校入学式

 本日は令和4年度の浪速高等学校・浪速中学校入学式が合同で行なわれました。今年度も感染予防対策を万全にとりながらの実施となり、保護者の皆様には教室からリモートでの参列とさせていただきました。ご不便をおかけしたことと思います。ご理解とご協力に深く感謝申し上げます。

さて新入生のみなさん、保護者の皆様ご入学おめでとうございます。今年度は高等学校878名の新入生を迎えることが出来ました。本日校長として入学を許可した全ての新入生に、「大阪府下96校の私立学校の中から浪速高等学校に入学してくれて本当にありがとう」、と伝えたいと思います。新たな学校生活の始まりに緊張と不安を感じながらも、期待に満ち溢れる表情の新入生を見ていると、改めて3年後必ずや立派な高校生として送り出さねばならないと決意を新たにしました。

式終了後は、クラス写真の撮影を行い、その後各HR教室で新しい仲間と初めて過ごすHRとなりました。1年間一人一人の生徒をサポートしてくれる担任の先生からのお話があり、その後は下校となりました。新入生のみなさん、高校生活3年間はいろいろな事があると思います。決して諦めるのではなくじっくりと一歩一歩前進していって欲しいと願っています。今日から新たな仲間と共に一生に一度の高校生活を明るく、元気に、楽しく過ごして行けるように、教職員一同全力で新入生のみなさんをサポートすることを約束します。

明日はオリエンテーションが行われます。明後日の始業式に向けてしっかりと準備をしてほしいと思います。先輩たちは皆さんと一緒に過ごす高校生活を心待ちにしています。いよいよ始まりました。みなさんの高校ストーリーが。一生の宝物となるいい高校生活をみんなで協力し創り上げていきましょう。