大阪府内で唯一の「村」である千早赤阪村。本校の校外宿泊学習施設があるこの村は、豊かな自然や歴史、素晴らしい文化が残る魅力的な地域です。しかしながら、日本全国の多くの自治体と同様に、現在は人口減少や高齢化といった深刻な課題にも直面しています。
「この美しい村の未来を、次の世代にどう繋いでいくか?」 その答えを見出すため、本校では4年前から千早赤阪村の村長様のご協力を得て、村民の皆様との交流を続けてきました。この活動を通して、生徒たちの「思考力」「表現力」「判断力」を養い、「主体的に取り組む姿勢」を高めることで、社会に貢献できる人材の育成に繋げています。
「未来の当事者」である高校生たちが、地方創生の課題を現地の方々と共に考え、協働して問題解決能力やプレゼンテーション能力を養っていく――。これによって、新しい地方創生の形を作り出せるのではないかと考えています。
千早赤阪村の持続可能な未来(SDGs)を目指し、地域の高校生たちが集まってアイデアを出し合う、そんな「千早赤阪村SDGs地方創生」の輪が広がっていくことを期待しています。
高校生目線での課題発見とアイデア創出し大人では気づかないような、若者ならではの新鮮な視点で村の魅力を再発見し、地域の課題を解決するアイデアを練り上げます。そして自然環境の保全、持続可能な観光(グリーンツーリズム)、地域コミュニティの維持など、村の課題をSDGsの目標と結びつけて考えます。
実際に村の人々や専門家と触れ合うことで、高校生たちが「自分たちも地域を変えられる!」という主体性を育む場となれば、これほど嬉しいことはありません。来年春の発表に向けて、これから幾度もの打ち合わせを重ね、素晴らしい発表ができるようしっかりと準備を進めてくれることと期待しています。