修養学舎では2日目の夜、各クラスに分かれて夕食後にホームルームの時間を設けています。その時間ではそれぞれのクラスがこの伊勢修養学舎を通じて考えた独自のテーマを掲げ、意見や考えを出し合い、今後の学校生活にどう生かしていくかを語り合う――それこそが、この時間の大きな目的です。今回は、伊勢修養学舎での学びや気づきをテーマにするクラスが多く見られました。各教室を回ると、生徒たちがいつも以上に素直な気持ちで、自分の意見を堂々と伝えている姿がとても印象的でした。
このホームルームで大切なのは「共感」と「協働」です。まずは、自分の想いを言葉にするその姿勢が何より重要です。そして、その意見をクラスの仲間がしっかりと受け止め、認め合うこと。さらに「その意見をより良い方向へ進めるためには、これからどうすればいいのか」を全員で話し合うこと。これこそが「共感と協働」のプロセスです。「共感」と「協働」を実際に体験することで多くの気づきを得ることができると考えています。日常の教室で行うホームルームとは全く違う、この「伊勢」という神聖な地だからこそ、誰もがどこか謙虚で、まっすぐな素直な自分と向き合えたのではないでしょうか。 生徒たちは、この期間に学んだこと、新しい発見、そして自らの成長について語り、同時にクラスメイトの言葉に真剣に耳を傾けていました。「人の話を聞くこと」から、確かな変化が生まれます。 きっかけは、日常の至るところに転がっています。この修養学舎は、まさにその「きっかけ」が溢れるチャンスの場です。今回のホームルームは、近い未来と遠い未来を思い描きながら、「その実現のために、今、自分は何をすべきか」をじっくりと考える、極めて有意義な時間となったはずです。
伊勢修養学舎とは、古き良き伝統を学びながら、次なる新しいことへ挑戦するエネルギー(エナジー)を養う場所です。初日に配られた「校長講話の要旨プリント」は、ぜひ自宅の机の前に貼っておいてください。最低でも、高校を卒業するその日まで。
心に刻んでほしいキーワードは、次の5つです。「品格」・「情熱」・「規律」・「尊重」・「結束」
『今を一生懸命に生きる』 ~挑戦するからこそ変われる~