本日で無事に1学期が終了しました。 期末試験を終えた今、皆さんの心の中にはどんな思いがあるでしょうか。充実した達成感でしょうか。それとも、いつもと変わらない日常でしょうか。中には「もう少しやれたはずだ」と反省している人もいるかもしれません。心境は人それぞれです。
もう今となっては過ぎ去った過去を変えることはできません。大切なのは「明日からどうするか」です。試験に向けた準備から今日までの自分を振り返り、これからの行動をどう変えていくか。その次の一歩を踏み出すことこそが、何より重要なのです。
さて、1年生の皆さんは、このあと7月19日から「第73回 伊勢修養学舎」に臨みます。 本日の事前指導でも話があった通り、これは我が浪速高校の最重要行事です。「この修養を終えて初めて、真の浪高生になれる」と言わしめるほど、我が校の伝統の根幹をなす大切な行事です。繰り返しますが、これは単なる「楽しい観光旅行」ではありません。文字通り、自らの心身を修め、養う「修養」の場です。
日本人の心のふるさとである伊勢の神聖な空気に触れ、我が国の歴史と伝統を体感する。そして、その場にふさわしい服装、立ち振る舞い、心構えを身につけることで、自らの内面を見つめ直す、大変貴重な期間となります。
また、この行事は「集団行動」を通して自分を鍛える場でもあります。集団行動において、一人の身勝手な遅れは全体の足を引っ張ることになります。「時間を守る」とは、共に歩む仲間や、現地で迎えてくださる方々への「敬意」そのものです。常に10分前行動を心がけ、「自分は今、全体のためにどう動くべきか」を考えて行動することです。
そして、この修養学舎が多くの支えによって実現していることも忘れてはなりません。宿舎の方々、先生方、そして誰よりも、皆さんの成長を願い、温かく送り出してくれるご家族へ、心からの感謝を持ちましょう。その感謝は、言葉だけの おざなりなものではなく、皆さんの「挨拶」「返事」「マナー」という行動で示してください。
普段の教室では見えなかった仲間の素晴らしい一面を、たくさん発見してください。誰かがしんどい時には手を差し伸べ、声を掛け合い、この修養学舎ならではの絆で結ばれた、最高の仲間を作り上げてください。そして一番大切なことは「全員が安全に、元気に帰ってくること」です。体調管理に万全を期し、異変があればすぐに先生方に伝えてください。 一回りも二回りも逞しく、大きく成長した「真の浪高生」となった皆さんの姿を見ることを、楽しみにしています。


