2026年7月26日日曜日

修養学舎4班2日目 素直な心で学ぶ神道の教え ~風日祈宮・荒祭宮の参拝~

 4班の生徒たちも本日の神道行事を無事に終えて神宮会館に戻ってきました。目の前の事をしっかりとやろとする姿勢が前面に出ていて非常に良い雰囲気で修養行事に参加してくれています。時には指導を受けることはありますがしっかりとその理由を自分で受け止めて次への活力に変えて頑張ろうとしてくれています。改めて本校の生徒たちの素直さを再確認することができました。本当に素晴らしい生徒たちです。

今日は修養学舎2日目に参拝する『風日祈宮』と『荒祭宮』についてお伝えします。内宮には別宮と言われる格式の高いお社があります。別宮とは『わけみや』という意味で、天照大御神をお祀りしている一番中心の『正宮(しょうぐう)』に次いで、とても格式が高く尊いお社です。この別宮とは「わけみや」の意味で、内宮の別宮は風日祈宮のほか境内に荒祭宮(あらまつりのみや)1宮、境外に月讀宮(つきよみのみや)、瀧原宮(たきはらのみや)、伊雑宮(いざわのみや)、倭姫宮(やまとひめのみや)ほか4宮があります。

風日祈宮(かざひのみのみや)風日折宮は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神で、風をつかさどる神である級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)を祀る内宮の別宮です。雨風の災害がないよう、また五穀が豊かに実ることを祈願するお祭り風日折祭と関りが大変深い別宮です。

風と雨を司る神様がお祀りされています。普段は、私たちが食べるお米や野菜が台風などの災害に遭わず、豊かに実るように見守ってくださっている神様です。歴史的にもすごいお社で、鎌倉時代に外国(元)が日本を乗っ取ろうと攻めてきたとき(元寇)、ここに祈ったところ『神風(かみかぜ)』が吹いて国を救ったと伝えられています。その功績から、今の『別宮』という高い位に格上げされました。私たちが毎日、嵐に怯えず穏やかに暮らせていること歴史的な奇跡(神風)の神様でもあることを知ってくれたと思います。

荒祭宮(あらまつりのみや)は内宮にある別宮の中で最も格式が高いお社です。建物も正宮の次に大きく作られています。ここにお祀りされているのは、天照大御神の『荒御魂(あらみたま)』です。神様には2つの心(御魂)の働きがあるとされています。正宮にお祀りされている穏やかで平和な守護の力を『和御魂(にぎみたま)』と言うのに対して、ここ荒祭宮の『荒御魂』は、物事を新しく生み出したり、困難に立ち向かったりする、格別に力強く、アクティブな神様のエネルギーを表しています。

自分の目標に向かって新しい一歩を踏み出したいとき、困難を乗り越えたいときに、強いパワーを貸してくださる神様です。オリンピック選手や芸能人など勝負ごとに向かう前に参拝をされる方が多く、導きの神様猿田彦大神様と合わせて前に一歩踏み出すために祈願される方が多いようです。これからの高校生活や進路に向けて、強い決意を神様に誓ってくれたと思います。

この修養学舎ではさまざまなお社を参拝させてもらいます。全ての参拝には意味があり、その事をしっかりと理解したうえで参拝する事が大切な事です。素直な気持ちで参拝する意味を心にしっかりと持つことで自身の心が洗われ、そして清らかな心を持つことが出来ると思っています。1年生のみなさんにはこの修養学舎においてそういった経験を積んでくれています。また一つ成長してくれたのではないでしょうか。


修養学舎という特別な環境だからこそ、神道の教えや歴史が、今の自分たちの生活や心構えにどう繋がっているかを意識できるようしっかりと取り組んでくれているように感じられました。明日は最終日です気を抜かずにやり切りましょう。