3班の生徒達は2日目を迎え本日も生徒達はしっかりと修養行事に取り組んでくれていました。朝からの禊や書写、神楽舞の奉納、午後からは女子の祭式教室などみっちりと組み込まれているスケジュールを生徒達はしっかりと取り組んでくれました。
今日は昨日に参拝した猿田彦神社についてお伝えしたいと思います。この猿田彦大神は、ものごとの最初に御出現になり万事最も善い方へ“おみちびき”になる大神で、古事記、日本書紀などにも「国初のみぎり天孫をこの国土に御啓行(みちひらき)になられた」と伝えられています。
天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。と言われています。このように猿田彦神社に参拝することはこの3年間を猿田彦大神様によって1年生の皆が正しく良い方向へ「おみちびき」していただけるよう祈願することが大きな目的となっています。
そして猿田彦神社参拝の後バスにて外宮への参拝となります。多くの伊勢に参拝される方々において参拝する順番が決まっており内宮を参拝する前には外宮を参拝するようになっています。本校においても同じように明日の内宮参拝の前に正式な参拝として外宮を最初に参拝しております。
このように一つ一つの神社を参拝し、そこに祀られている大神様を知り、一人一人の生徒が感謝の気持ちと素直な気持ちになって祈願する。そういった行動と心の持ち方、あり方を学ぶ事で心が豊かになっていくのではないでしょうか。
昨日と今日の行事から生徒達の行動や行事に参加する表情など変化が表れているのがすぐにわかりました。これも真剣に取り組んでくれる生徒達の素直な心と謙虚な姿勢から生まれてくる大きな成長の一つだと思っています。
明日の最終日全ての行事を経てさらに成長した姿で大阪へ帰阪してほしいと思っています。最後まで気を緩めずやり切ってください。君たちは本当にいい生徒たちばかりです。だからこそ素晴らしい体験をすることができるのです。自分に自信をもって継続は力なり!