本日は、この夏に全国大会に出場する部活動の生徒にむけて、激励と活躍を願い壮行会を実施いたしました。6クラブの部活動から28名の生徒達が大阪の代表として出場してくれます。各クラブの代表が大会に出場する意気込みを生徒達に伝えてくれました。この大会に賭ける熱い想いが伝わったのではないかと思います。全国大会という晴れ舞台に立てることへの感謝の気持ちと出場する事で貴重な経験が出来る事への期待を忘れずに正々堂々と日々の練習の成果を出し切ってきてほしいと思います。出場する生徒達の健闘を心から祈っています。
今月の27日からフランスではいよいよオリンピックが開催されます。日本選手団もフランスに向けて出国しており多くの人達に感動と勇気を与えてくれると思っています。前回の東京オリンピックから2年。前回は自国開催という事とコロナ禍の中での開催となりましたがスポーツというものが私達に与える影響の大きさを改めて感じさせてくれました。スポーツは一人の人間が行うものです。そのスポーツでのパフォーマンスはその人の心を表し、そのスポーツのプレイヤーがそのスポーツの特徴を示してくれます。
多くの感動や勇気はそのプレイヤーから感じる想いや試合に向かう姿勢など様々な要素から人それぞれが感じるものです。決して優勝しただけで多くの人に感動や勇気をあたえることはできません。目には見えないエナジーを感じる事で人は感動と勇気を得ることが出来ると思っています。オリンピックは多くのスポーツに関わる人たち全てのお手本となるのでないかと私は考えています。
その基本となるのが「ルール」です。本日行われた校長講話ではスポーツにおいての「ルール」と私たちの日常生活の中での「ルール」について話をさせてもらいました。スポーツの中で「ルール」を遵守することは同然の事でありその精神を「LAWの精神」と呼んでいます。スポーツをする人たちにとってこの精神は安全にそして安心してスポーツを行う為には必須のものです。選手たちは、その「ルール」を主体的に遵守するのが当然となっています。
「ルール」に束縛されるのではなく主体的にその「ルール」を遵守しながらそれぞれの目的や目標の達成の為に努力することが自然な形となっています。私たちの日常生活の中や学校生活の中でも同じことが言えると思います。「LAWの精神」を忘れずに一人一人の生徒達が目標や目的の達成の為に仲間たちと共に成長していくことが出来る学校が「GOOD SCHOOL」良い学校であり浪速はその様な学校創りを心がけています。
これから迎える夏季休暇中の前に再度「LAWの精神」の大切さを訴えこの夏が本校の生徒達にとって更なる成長の期間となるようにしてほしいと心から願っています。明日以降1年生は伊勢修養学舎に出発します。3年生は大学受験に向けての非常に大切な時期になり、2年生はいろんな事に挑戦できる期間となります。各学年での活動は違いますが「LAWの精神」を忘れずに「挑戦」しなければならない点については全学年共通しています。この期間での更なる浪高生達の活躍と成長を期待しています。