2024年7月21日日曜日

第71回伊勢修養学舎1班 1日目 ~校長講話~

 いよいよ本日から令和6年度の第71回伊勢修養学舎が始まりました。本校は今年度ネクスト100元年と位置付け次の100年に向け新たな挑戦への旅に出発した最初の伊勢修養学舎となります。この修養学舎も今回で71回目となります。この長きにわたり受け継がれてきた伊勢修養学舎において今年度も本校の建学の精神である神社神道から多くの事を学び、そしてその伝統を次の100年へと紡いで行かねばなりません。この2泊3日の修養行事で生徒達は大きく成長し本当の「浪高生」となってこれからの学校生活を過ごして行く事になります。

今年も4班編成となっており本日から29日の最終日まで1年生達はこの日本人の心の故郷といわれる伊勢の地で多くの神道行事を実践しその経験から浪速でしか学ぶことができない貴重な事を身に着けることができると思います。

学校をバスで出発した1班の生徒達は宿泊でお世話になる神宮会館に無事に到着。昼食後いよいよ開校式が行われ修養学舎の学びが始まりました。開講式では初めに理事長先生からのお話があり、その後に神宮会館の館長の先生から講話で開校式は終了。その後校長講話となります。

この校長講話は理事長先生が就任後から始められた講話でこの講話内容は「今を一生懸命に生きる」というテーマで長年お話をされてきました。

私も校長に就任後そのテーマは外すことなく今年も「今を一生懸命に生きる」~挑戦するからこそ変わることができる~をテーマに約40分ほど話をさせて頂きました。これからの高校生活をいかに充実させることができるか。そして今も未来もその時その時を幸せと感じられる日々を過ごすためには今この瞬間を一生懸命に生きることが大切であるということを訴え、そしてこれからの社会が求められる人材とはどのような人材なのかなど生徒達のこれからの学校生活だけではなく、卒業後においても生かすことが出来るような内容となっています。

「品格」「情熱」「規律」「尊重」「結束」をキーワードに浪速での高校生活の中で大切なこと必ず実践してほしいことを伝えさせてもらいました。今日の講話を基に明日からの行事では伊勢修養学舎では浪速でしか学べない、浪速でしか経験できない学びを一つでも多く掴み取ってほしいと願っています。

昼食後の時間にもかかわらず生徒達は真剣な眼差しで聞いてくれていました。今日伝えた事を実行に移せば必ず成長するでしょう。そしてこの行事が終わってこそ浪高生の魂が入ったといえると思っています。そしてその魂を忘れずこれからも前に進むことができれば未来がより一層輝くことは間違いありません。この3日間仲間たちと共に頑張ろう―!