8泊9日に渡り4班編成で実施されてきました第71回浪速高等学校伊勢修養学舎も最終日となりました。1年生966名の生徒達がこの伊勢の地で神社神道の学校で学ぶ生徒として多くの体験から多くの学びを得てくれたと思っています。
男子の「禊」、女子の「舞」をはじめこの地の鎮座される神様を参拝する意味、また仲間たちと共に同じ時間を共有する事で構築される信頼関係。この修養行事は参加しなければ得ることが出来ない学びが本当にたくさんあります。最も大切な事はこの行事をやり切ったという達成感です。
この達成感は必ず次へ挑戦するためのエネルギーとなります。1年生にはこの達成感を忘れることがないよう、また新たな達成感を得る為にも挑戦することを忘れずに前に進んでほしいと思っています。
また本日は昨年度に参加できなかった2年生も1年生に待ちって全ての行事をこなしてくれました。この伊勢修養学舎で大切な学びはしてくれたと思っています。その姿勢も2年生らしくさすが1年間浪速で学んだ生徒達だと思わしてくれる内容でした。
今回長期にわたって本校の生徒達をご指導いただいた神職の先生方、そして疲れた生徒達を温かく迎えて頂いた神宮会館の皆様、そして安全にバスを運行していただいたドライバーの皆様、多くの方々のご協力とご支援でこの修養学舎を終えることが出来ました。心から感謝申し上げます。この想いにお答えするには生徒達がたくましく成長した姿をお見せできるどうかだと思っています。どうかこれからも本校の生徒達を温かく見守っていただければありがたいと思っています。
1年生の皆さん、伊勢の地の学びは「浪速の魂」と言っても過言ではありません。これで4月からの学校生活を通じて「本物の浪高生」となったのです。忘れてはいけないこと、変えてはいけないことをしっかりと持ち明日からの学校生活を更に充実したものとなるように挑戦してください。変えてもいいこともたくさんある。できるかどうかよりまずはやることが大切です。その重要性は身についているはずです。
失敗は前に進んでいる証拠。成功は努力の証。倒れるときは前に倒れ、また起き上がれ!そういった気持ちをもって頑張ってほしい。明日からは講習や部活動に参加する生徒もたくさんいます。生徒達には感謝の気持ちを忘れず、たくさんの方々から見守られているという認識をしっかりと持って一度しかない高校生活という青春を謳歌してほしいと思っています。
第71回伊勢修養学舎 終了【今を一生懸命に生きる】 ~挑戦するからこそ変わることが出来る~