まだまだ春休み真っただ中の浪高生の皆さん、充実した毎日を過ごしていますか？学校は今日から新年度を迎え多くの新しい先生方と共にスタートしました。先生方はみなさんが新学期を良い形でスタートできるようしっかりと準備を整えてくれています。安心して始業式を迎えてください。みなさんの元気な姿を見られることを楽しみにしています。
そしていよいよ今週5日に入学式を迎える新入生のみなさん。緊張と期待が段々と高まってきたのではなでしょうか？昨年の今日、新学期を迎える前に、人と人との巡り会いについてある言葉を紹介させてもらいました。昨年と同じになりますがちょうどいいタイミングでもありますので再度紹介したいと思います。
『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』この言葉は日本の哲学者・教育者、森 信三氏の言葉です。
私は自分の人生における様々な人との出会いの中で“この人には逢うべきではなかった”という人はいないと考えています。もちろん中には苦手な人もいると思います。しかし、出会うことが出来た全ての人々とのやり取りから得た“学び”や“気づき”が自分を成長させてくれたと感じています。ときに“逢うタイミングのズレ”を感じることも中にはありました。なぜそのように感じたのか。それは、その時の自分の“余裕”によるのではないでかと思います。常に自分を客観視することは非常に難しいことです。毎回『この人ちょっと苦手だけど私を成長させるために必要なことを言ってくれている』と素直に感じることはなかなか難しいとは思います。しかし、苦手な人との出会いも、『今に見てろよ…』というガッツを自分の中で湧き上がらせることができれば、やはりその人も自分にとって逢うべき人と言えるのではないでしょうか。
新年度次の１００年に向けた元年となるこの年度に、浪速の学び舎での新しい出会いがきっとこれからの人生を大きく変え、みなさんの未来を幸せにしてくれると思っています。そんな輝かしい未来をこの浪速で、自分自身の手で創り上げてください。全力でみなさんを応援していきます。
