2024年4月17日水曜日

新体力テスト実施

 今日は全校生徒一斉に午前の部と午後の部に分かれ新体力測定を実施しました。校内、グラウンド、体育館、武道館などを使って6種目の測定を実施しました。残りの2種目は体育の授業での実施し生徒達が自分自身の体力実態を把握し健康の維持と体力の維持向上に役立てることが大きな目的です。

基礎体力は、人間のあらゆる活動の基本となるものであり、健康な生活をおくる上でも、またものごとに取り組む意欲や気力といった精神面の充実にも深く関わっており、人間の健全な発達・成長を支え、より豊かで充実した生活を送る上で大変重要なものです。

高校生の時期に活発な身体活動を行うことは、成長・発達に必要な体力を高めることはもとより、運動・スポーツに親しむ身体的能力の基礎を養い、病気から身体を守る体力を強化し、より健康な状態をつくっていくことにつながります。

いつでも元気に体を動かすことができるのは、体の活動をささえる体力が備わっているからです。体力とは、心臓、筋肉、神経などの体の総合的な能力で、人間にとって重要な能力であるといえます。体力が高まると、カゼなどの病気にかかりにくくなり、もしかかっても治りやすくなります。また、肥満や運動不足からおこるいろいろな病気も防いでくれます。さらに、ものごとに取り組むやる気、集中力、ねばり強さ、といった心の働きも高まります。

今青少年の体力の低下が問題視されています。現代の子供達の生活をあらためて考えてみると、私が子どもだったころにくらべて、交通手段や家電製品、娯楽の変化など日常生活の様子は大きく変わりました。特に体を動かすことが少なくなってきたというより便利になりその必要性が無くなってきたと言った方が良いかもしれません。そのような生活の中では、より一層意識して体を動かさないと今の体力を保つことさえも難しくなります。

人生100年時代と言われる現代社会において必要な事は青少年の時代から50年後、60年後が健康な生活を過ごすことが出来るように体力の向上と健康の維持に対する考えをしっかりと持って日常生活を過ごして行く事が大事だと思います。自分の幸せな未来は健全な心身の状態があってこそ築かれるのです。今日の体力測定が生徒達にとってこれからの社会を生き抜くために必要となる心身の健康で情熱と意欲のある社会を営んでいく基盤となる事を願っています。