本校では例年1年生は4月に入って入学式前に、2年生、3年生は新学期が始まってすぐに健康診断が行われています。それが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で大幅に遅れ、9月29日と30日2日間に分けて各学年別で実施しました。中学生と高校生合わせて2300名を超える本校は生徒達が密にならないような工夫と、時間設定をして全校生徒が、安全で安心な状況の中で受けられるようにと、養護の先生方が中心となって万全な準備をしてくれました。
健康診断は、私たちが健康で楽しい日々を送るためにも必要なものです。身長や体重の変化が気になる生徒もいるようですが、何よりも自分の体の様子をしっかりと把握することが大切です。リズムある生活習慣、バランスのとれた食事、適度な運動、そして何よりも、前向きな心の持ちようは、健康な体と心を作ってくれます。健康の維持と増進を心がける習慣を身につける為にも毎年行われる健康診断を大切に捉えてほしいと思います。
「学校安全保健法」
【学校においては、別に法律で定めるところにより、学生、生徒、児童及び幼児並びに職員の健康の保持増進を図るため、健康診断を行い、その他その保健に必要な措置を講じなければならない。(学校教育法第12条)】
学校には朝からレントゲン車が来て、医療関係の皆さんが、てきぱきと検査を進めてくださいました。また本校も養護教諭が中心となり、先生方が学年関係なく生徒の引率や受付、誘導を担当しました。生徒たちも自覚を持ってよく動いてくれましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための動きとなったためいつものようにスムーズな流れとはなりませんでしたが、生徒達もきっちりと対応してくれ予定通りの時間で終えることが出来ました。