2020年10月2日金曜日

夢は語っているだけでは叶わない

本校は今2学期の中間テスト期間中です。浪高生のみなさんはこの期間、学習活動に集中し自分の目標に向けて頑張ってくれています。
そこで今日は昨年海外修学旅行に引率で参加しアメリカに引率したときに多くの経験や学びを生徒達と一緒に得ることが出来ました。その内の一つをご紹介したいと思います。その人の名は『マーティン・ルーサー・キング・ジュニア』です。
みなさんも知っての通り「I have a dream (私には夢がある)」の演説は有名です。1963年8月28日25万人近い人たちがワシントンDCに集結しキング牧師は歴史的なスピーチを力強く自らの夢を語りました。
私はその現地に立ちコーディネーターの方のお話を聞きながらこう思いました。「夢の力は無限大にあり、その夢は自分自身にとって大きなモチベーションとなる」と。みなさんは将来の夢は何ですか?とよく聞かれることがあると思います。まだ夢を持っていない人もいるでしょう。学校とはその夢を見つけるところでもあり、その夢の実現に近づくための通過場所でもあると前に伝えたことがあると思います。最も大切なことは「夢を求め、自らが行動しているかどうか」が重要な事です。「実現が難しい」「時間がかかる」など否定的な考えが出た結果志半ばで挫折したり諦めたりしてきた人をたくさん見てきました。「夢は語るだけではなく実行に移せる行動力がないと叶わない」という事です。
キング牧師も幾多の問題や挫折を乗り越え人種差別撤廃にかけて「公民権運動」を続けアメリカを大きく変えることが出来ました。私たちにも決して諦めない姿勢とどれだけ一生懸命になれるかどうかでキング牧師と同様に大きな変化をもたらすことができると思っています。ありえないと思っていてもそのような気持ちで挑戦していれば必ず大きな変化は生まれてくる。私はキング牧師と同じリンカーン記念堂のスピーチされた場所に立ちそのように確信しました。「挑戦から変化へ」時代の流れの変化にいかに対応できるかどうか。その為にも決して学びを止めない。みなさんの将来は自分の行動にかかっているという事を忘れないでほしい。

浪高生(生徒)のみなさんの夢の実現の為の挑戦をサポートし続ける事が私たち教師の仕事です。夢を持てば実現のためには行動をしないと実現はできない。浪速高校は生徒と教師が互いに成長し変化し続け夢の実現、また壮大なる夢の実現に近づくことができる学校でありたいと思っています。
中間テスト中のみなさん、このテストはあくまで夢の実現への通過点です。その通過点をどんな通過点にするのか。皆さん次第です。あと2日間のテスト期間しっかりと準備して望んでほしいと思います。
このファミリーのように夢と希望に満ち溢れた浪高生の未来の為にこれからも本校の先生方は一生懸命にみなさんをサポートしてくれます。浪高生の未来は明るいぞー!