2020年9月9日水曜日

クラブ活動訪問記~器械体操部~

本日は器械体操部をご紹介いたします。
浪速高等学校器械体操部は創部2年目でまだ高校生女子1名の部員で頑張ってくれています。浪速中学校には4名の女子部員と1名の男子部員が在籍しており来年以降非常に活躍が期待できるクラブであります。私は9月6日に堺市金岡公園体育館で行われた大阪府高等学校総合体育大会体操競技の部に本校の2年生の生徒が出場すると聞いたため応援に駆け付けました。
春季大会やインターハイが中止となり2年生の部員にすれば今年度初めての公式戦という事もあり気持ちも入っていたと思います。大阪の体操競技は全国的にもトップレベルであり多くのオリンピック選手を育てた地域でもあります。各カテゴリーに分かれている中で、本校は一番上のレベルで戦っていると聞いており、本校の生徒は非常にレベルが高いと言えると思っています。
私は初めて体操競技の公式戦に伺いました。会場はコロナ対策も万全にされており、館内は緊張感に包まれて至る所で演技が行われていました。女子は跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆかの4種目、男子はゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目。それそれ演技をして総合得点で順位を決めていきます。4人から6人グループで各種目を回っていくのですが一人一人の選手を見ていると本当に自分自身と闘っている様子を見ることが出来ました。緊張感と緊迫感が会場の中を包んでいる感じがしました。
体操競技は危険を伴うスポーツです。選手が自分の頭の中で演技のイメージを強く持ち、勇気をもって果敢に演技に挑む姿に私は大きな感動を得ました。本校の生徒も演技前の練習や実際の演技で頭の中でイメージを強く持って果敢に挑戦しており、その姿を見る事が出来て非常に嬉しく思いました。

 専門的な事は私にはよくわかりませんが顧問の先生からは「昨年からの課題としていた事が出来ており次の新人戦に向けて期待を持つことが出来ました。新人戦は選抜大会にもつながる大会でもあるので是非結果を残し選抜大会に出場したいと思います」と言われておりました。

『まだまだこれから伸びる選手です』と指導をしていただいている先生からもお話を伺うことが出来ました。これからもアスリートとして、高校生として成長してくれることを楽しみにしています。表彰できる日が一日でも早く来てほしいと思います。頑張れ!器械体操部。