9月27日(日)は多くの運動部で秋季の公式戦が行われました。その中で近畿大会に出場している弓道部と3年生にとって最後の大会となる試合に出場しているアメリカンフットボール部の応援に駆け付けました。高校生活の中、部活動に励んできた3年間の集大成として挑んだ試合でした。
相手は全国大会にも出場している強豪校。前半の失点がひびき後半に入って追い上げましたが残念ながら敗退となりました。しかし一人一人の生徒達は楽しくプレーし目の前の状況に全力を尽くしている姿が見られた事は良かったことです。
しかし勝負事には勝ち負けが伴います。敗退の原因を明確にし後輩たちはその改善に努力して勝負できるチームに成長してほしいと思っています。3年生の生徒のみなさんご苦労様でした。仲間との絆を一生の宝物としてこれからも大切に育んでください。
今日からは進学に向けての準備とチャレンジに集中して残りの高校生活をより一層充実したものにしなければなりません。一息ついている時間はないですよ!切り替えて新たなる挑戦の始まりです。
弓道部は新チームとなっており大阪予選を通過しての近畿大会出場。今年度はコロナの影響で団体戦のみの実施となっています。昨年は男子が団体で優勝をしています。私も弓道の公式戦を見学したのは初めてで会場内の緊迫感と緊張感に驚きました。
その中で生徒達が一つの矢に思いを込めて放つ作法と動作は、見ていて私の心に突き刺さる物がありました。的に当たるか当たらないかは心の動きと身体の動きが一致しないといけないのだろうと学ばせてもらいました。
今日一日生徒達の頑張っている姿を見て感じたことは学習活動もスポーツも人間が行うもので、結局はその一人の人間の考え方、捉え方、判断の仕方で結果が大きく変わるという事を感じました。負けた、悪い結果が出たからダメというのではなく、目の前で起きていることに対し適切に判断し今自分に出来る最大の力を出すことができたかどうか。それが一番大切な事で、そういった経験を積み上げることによって人は成長していくのだと。部活動にはそういった経験が出来る大きな魅力があると思います。部活動に参加している浪高生のこれからの成長を期待します。