2020年9月23日水曜日

平和への祈りを込めて ~書道部~

 9月21日(敬老の日)は国連が定めた国際平和デーです。全国各地で国際平和に関する催しが行われました。その中本校書道部のみなさんも大阪護国神社で行われた「世界平和への祈り」を目的としたイベントにお声かけ頂き参加させていただきました。

今日本は大きな自然災害やコロナ禍のもと、多くの方々が制限された生活を余儀なくされています。平和という実感が当たり前になって日常を過ごしている私たちは、今日この日に改めて一人一人が「世界平和」の大切さを考え直す日になったと思います。大阪護国神社に祀られている英霊の御前にて私たちの健康と幸せを守るために闘ってくれている医療従事者の方々や新薬の研究に励んでいただいている方々、そして災害復旧に向けてご尽力されている方々への感謝の気持ちを伝える為、書道部のみなさんの気持ちを一つにして奉納揮毫(ほうのうきごう)をさせていただきました。



当日はお天気にも恵まれ沢山の来賓の方々や保護者の皆様にもご参加いただき本校の書道部の筆の先に込められた「世界平和」への祈念を揮毫させていただきました。

その後、書道家の田邊柳奨先生が「恒久平和」を揮毫され全ての奉納揮毫を終了しました。このように一つの筆の先に宿る想いをみんなで共有する。これも日本文化の中に宿っている「和の精神」だと思います。

本校に学ぶ全ての生徒達に、心が一つに繋がる「和の精神」を身につけてもらい、一人一人が「世界の平和」のため何が出来るのか、また差別や偏見のない社会をどう作っていくのかを学び社会で活躍できるよう我々は生徒達を導いていかねばならないと強く感じました。

最後にこのような素晴らしい瞬間を体験させていただけた全ての皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。