2020年7月27日月曜日

はじまりの花火

7月24日みなさんは花火を見ましたか?
この花火は「全国一斉花火プロジェクト~はじまりの花火~」と題して47都道府県で一斉に花火を打ち上げたプロジェクトでした。花火の打ち上げに関しては3密を避けるため実施場所などは非公表で行われ約全国120か所で20時から約1分半の打ち上げが行われました。

その趣旨は7月24日はオリンピック開会式の日。世界中の一流のアスリートが東京に集いスポーツの祭典が始まるはずだったこの日。日本青年会議所の人たちが”あたらしい日本がはじまる日”としてオリンピックの関係者の皆様を励まし、新たなスタートを切るための”はじまりの合図”になるように同プロジェクトの実施を決めたそうです。
また今年はコロナ禍の影響で全国各地の花火大会は中止するところが多く日本中のみなさんに希望の光となり「新たな一歩を踏み出すきっかに」と考えておられたようです。
 今みなさんは定期考査が終了し2学期に向けての授業と部活動に励んでいると思います。そんな中みなさんは今「希望の光」を持つことができていますか?前日の23日には新国立競技場において水泳の池江璃花子選手がメッセージを朗読されていました。「逆境からはい上がっていくには希望の力が必要」と述べられていました。私もそう思います。希望の光が遠くに輝いているからこそ前向きに考えられ頑張れるものだと思います。
浪高生のみなさん小さくてもいい。大きくなくてもいい。この夏は今までとは全く違った形になると思いますがみんなの心の中には「希望の光」が輝いててほしいと思っています。

 池江選手はこう言っておられます。「今この瞬間もオリンピックを目指しているアスリートだけではなく世界中の多くの人々は自分が出来るすべての努力をしていると思います。どんな小さな努力でもそれが無駄とかは決して思わずに」と。そしてもう一つ最後に池江選手はこう言いました。「スポーツは決してアスリートだけで出来るものではないその事を忘れずにしたい。感謝と尊敬を胸に前に進んでいこうと思います」と。 「希望の炎を消すな。そして一歩前に」1年後に向けて1歩進む「TOKYO 2020 +1」と述べられていました。
私は浪高生に「この苦境に立たされているのは自分だけではない。世界中の多くの人々が今おかれている状況を打開するため努力し、もがいている事を知ってほしい。これから自分がどう行動するのかを自身で考え決めてほしい。諦めずに前に進もう。一歩一歩。 希望の光を輝かして浪高生一人一人の夢の実現に向け妥協しないでこの夏を乗り越えよう!」と伝えたいと思います。