本日、大阪府から新たに新型コロナウイルス感染防止対策の指針が発表され、5月6日まで臨時休校措置の延長が要請されました。本校としてもその指針に則りながら4月8日以降の予定について、1年生は郵送にて、2年生・3年生にはHPの保護者ページ、およびclassiにて発信いたしました。全校生徒の皆さんは必ず確認しておいてください。
さて学校の再開が再び先送りされました。きっと生徒の皆さんは、『え~また?いつまでこんな状況が続くの?』などと思っていることと思います。そこで今日は校長から皆さんに「頑張れ!浪高生。今は辛抱の時だ」という言葉を送ります。
今皆さんに求められていることは、制限された非常に不便な生活において、自分を見失わず、しっかりとした目標(夢)をもって今を一生懸命に生きていくことだと思います。自分ができる事の中にしか自分の自由はありません。今はその範囲が普段のいつもの生活と比べると大きく制限されています。だからこそ今は辛抱の時なのです。
しかし発想を変えてみると、今が自分の人間力を高めるチャンスなのかもしれません。時間が有り余る状況下で自分に素直に向き合い、この状況をどう解決しどう行動すべきかを自主的に自律的に考える良い機会ではないでしょうか?今だからこそ自分を成長させる、そしてそれは自分の人間力を高めるチャンスだと思います。学校からの課題や部活動の顧問の先生からの課題などに取り組みながら、それ以外の学習やトレーニングを自らの意思で課していき自主的にチャレンジしていってほしいと思っています。
校長はスポーツを長年やってきました。浪速高校においても運動部の顧問をしてきましたが、生徒たちには試合に負けた時に、『どんなスポーツも一人の人間がやるんだよ。その人がどんなプレイをするかで、その人の人間力が見えてくる』と伝えることが多くありました。またその後に『今日は相手チームのほうが技術的なことより人間力が勝っていた。だから相手チームのほうが良いプレイが多くあった。』『負けた原因はそれだけだよ。もっと人間力を高めるトレーニングをしよう』と付け加え新たなチャレンジを促したことを良く覚えています。結局、スポーツにおいても学習活動においても、更なる成長の基礎となるのは、人としての総合力(心技体)、ようは『人間力』です。校長はそのように思っています。
この休校措置期間中に高めることが出来た人間力(総合力)は、きっと今後の学校生活に大いに生かされることは間違いありません。希望と勇気を持ち続け諦めず、妥協せずアグレッシブにチャレンジしていこう! 『頑張れ!浪高生 今が辛抱の時だ』