北海道はやはり寒い！朝からそう感じながら2日目がスタート。生徒達はしっかりと朝食をとり2日目も元気に過ごしてくれました。
ホテルを出発し午前中は函館市内を班別行動で自主研修を行いました。函館市は北海道南端の渡島半島南東部で天然の良港である函館港によって本州と結ぶ交通の結節点として発展し道南地域の中心として発展してきました。その函館には旧函館区公会堂・箱館ハリストス正教会、特別史跡には昨日に訪問した五稜郭、重要伝統的建造物には金森赤レンガ倉庫など多くの文化施設があり多くの学びや発見がある場所です。
その他食文化も盛んで特に海産資源に恵まれており日本国内初の国際貿易港として開校した歴史から世界各地の様々な食文化を取り入れるなど魅力のある町となっています。生徒達は学びに、食に函館の文化を楽しんでいたように思います。
午後からはバスで昭和新山を目指し移動となりました。昭和新山は日本で初のジオパークで、支笏洞爺国立公園内にあり、洞爺湖有珠山ジオパークの一つにも認定されている山で、昭和18年の噴火活動によって麦畑が隆起して作られた火山です。
また天然記念物や日本の地質百選にも指定されている貴重な山の一つです。 この昭和新山は実は個人が所有しており登山が出来ない、という特殊な山だそうです。 生徒達もこの「奇跡の山」と言われる昭和新山を訪れその特徴と成り立ちを学び自然の力を感じてくれたと思います。
