本日は1年生の生徒を対象とした校長講話を実施しました。その内容は、今月の21日から26日までの間に5日間に分けて実施される第69回伊勢修養学舎に向けて、本来なら伊勢の地で講話する内容を、本日生徒達に伝えました。
例年は2泊3日での実施となっており、校長講話の時間も確保できることから現地で実施していましたが、今年も日帰りでの実施となった為に現地に赴く前にしっかりと伝える事が重要と考えこの様な形となりました。この伊勢修養学舎は本校の伝統行事であり69年間引き継がれてきた心を養う最重要行事となっています。伊勢修養学舎の意味と浪高生としての心構えを生徒達に伝えました。
神社神道を建学の精神とする本校で、生徒達は浪速でしか体験できないことを行う事によって「浪高生」としての自覚と誇りを持つことが出来るようになります。「たくましく、しなやかに生き抜く力」この力を身に付ける為の原点がこの伊勢修養学舎にあると確信しています。
1年生にとってこの伊勢修養学舎が自分の高校生活にとっていかに重要な事なのかを今日の校長講話で話させてもらいました。教室の生徒達は真剣に話を聞いてくれていたと各担任の先生方から報告を受けました。さすが浪高生達です。ありがとう。次に大事な事は当日の行動です。一人一人がどんな態度で、どの様な行動で臨むことが出来、全員が無事にこの行事の目的を達成出来るかが重要となってきます。積極的に参加し、現地でいろんなことを見て、聞いて学び、一つでも多くの事を感じ取ってほしいと思っています。この行事は遠足ではありません。修養行事です。感謝の気持ちを持ち、学びを求め新たな発見と経験を積みに行くという事を忘れないで下さい。