本日から本校のICT教育が更に飛躍していきます。本校の教室は最新の電子黒板やTVモニターなど最新のICT機器が完備され、それらを最大に活かして先生方が生徒達に日々授業を行ってきました。そして更なるICT教育の推進の為には、Chromebook一人1台と全館Wi-Fi完備が早急な課題でした。今年度に入り、Chromebook一人1台については5月に1年生、2年生全員にコロナ禍での長期間の休業となった影響もあり、予定を前倒しして急遽購入をしていただきました。そして全館Wi-Fi完備についても予定より早く工事を着工させ、この9月末に工事は全て終了しました。
本校には東館と中央館に教室だけで52教室あります。これまでも東館の教室と中央館8F・2Fのコスモススペースでは、Wi-Fiが事前に完備されていました。そして今回の工事で東館・中央館全ての教室と特別教室、実習室にWi-Fiが完備されました。
ハード面が整ったこれからはソフト面での充実を図るため、教員が自己の研鑽に努めていかねばなりません。生徒達もChromebookをいかに使いこなすことが出来るか。より一層の学習効果の向上のためのツールとして最大限活用しなければなりません。そして何よりも今後コロナ禍のような今後予想のつかない状況に陥っても、学習活動に影響が出ない対応を整えることが出来たことは非常に嬉しく思っています。
本日6限目のHRの時間において、1年生・2年生全員がChromebookを持参し一斉に接続してもらい、アクセス状況などの調査と今後の校内での利用についての諸注意などを行いました。アクセスなどの問題もなく接続テストを終えることが出来ました。明日からはアクティブでアダプティブな授業を展開できるよう準備が整いました。
アクティブ・ラーニングとアダプティブ・ラーニングのハイブリッド学習。グループワークやディベートなど教員による一方通行型の授業ではなく、生徒が主体となって関わり学べるアクティブ・ラーニングと、1人ひとりに最適化された学習内容を提供でき、生徒それぞれにより細やかな学習指導が可能になるアダプティブ・ラーニングの双方のハイブリッド学習を今後も更に加速することが出来ます。
本校に安心して学習活動に集中できる環境がまた一つ充実したことと、そしてこのような環境の中で学校生活を過ごす浪高生の姿をこれから毎日見れることを嬉しく思います。そして浪高生の更なる成長を楽しみにしています。