2021年12月7日火曜日

3年生に向けて

 本日2学期定期考査が終了しました。3年生にとっては、高校生活最後の定期試験となります。これからいよいよ受験シーズンに本格的に入っていきます。受験に対する不安や焦りに加え、今年もコロナウイルスやインフルエンザウイルスなど感染に対する備えをしながらの受験準備となります。受験生にとっては不安定な生活を過ごさなければならない日々が続くと思います。

そんな3年生に対して本日試験終了後の3限目に「最後の校長講話」を実施しました。本校では校長講話は3年間で2回行われます。いや2回しか行われません。3年間に2回だけ学校長自らが行う授業として木村理事長先生が実施されてきましたが、昨年度から私が実施させていただくことになりました。1回目は伊勢修養学舎での校長講話。3年生はその時に木村理事長先生から「今を生きる」をテーマに講話を聴きました。浪速高校での学校生活に欠かせない事を学んだと思います。

もうすぐ卒業を迎える3年生に向けて本日の校長講話は、これから巣立っていく浪高生達に勇気と希望を持つことが出来るように「挑戦しなければ変われない」をテーマに講話をさせてもらいました。キーワードは「学びと学び直し」です。私の経験やこれからの社会が求めている人間像など、一人一人の生徒の夢をサポートできるような講話を行いました。直接生徒の顔を見て訴えたかったのですが、感染予防対策の為にテレビ放送での講話となりました。これから浪速を巣立っていくみなさんに今後の人生が充実した人生になる事を願って大切な事を伝えさせてもらいました。

担任の先生からは、3年生のみんなは今日の講話をしっかりと聴いてくれていたと聞いています。今日の講話を聴いた3年生は、今後自身が歩む道において、あらゆる場面で、自分で考え、判断して答えを導きだしていかねばなりません。たくましく、しなやかに生きていく事を浪速で学んだ3年生には、その導き出した答えが正しかったと思えるような挑戦と努力をしてほしいと伝えました。そのキーワードは「学びと学び直し」です。私にとって3年生に対しての最初で最後の校長講話でした。しっかり聴いてくれてありがとう。3年生の明るい未来に栄光あれ!