2021年7月21日水曜日

第68回伊勢修養学舎2班~豊栄の舞と作法指導~

 本日も昨日と同様に外宮と猿田彦神社、そして神宮会館で昼食を頂き内宮を参拝し帰阪となりました。本日2班目の生徒達は非常にけじめのある生徒達ばかりで凛とした雰囲気の中行事を進めることが出来たと思います。

外宮を参拝
神宮会館館長渡辺先生のご挨拶

本日は女子生徒における重要行事「豊栄の舞と作法指導」について伝えたいと思います。女子生徒は伊勢修養学舎の中で「豊栄の舞と作法指導」を行い、「正しい礼儀作法・着付け」を体験します。その体験から本校の校訓である「浄・明・正・直」を心の軸とし、感謝の気持ちを持てる「人」としての成長を図ることを目的としています。

祭式教室(皇學館大學)

そして「豊栄の舞」を大阪府下の現役の女性神職からご指導いただきます。豊栄の舞とは、女性が舞うことを前提に作られたため、別名「乙女の舞」と呼ばれています。この舞は神への感謝の気持ち、自然への畏敬が表現されており、この世の様々なものに神々が宿ると考える日本の文化が反映されていると考えられています。舞を習うことで日本人が育んできた歴史の重み、伝統のすばらしさを感じ、「生きること」について考えて欲しいと思っています。

豊栄の舞の指導を受けている様子

本来の2泊3日での伊勢修養学舎では、男子生徒と女子生徒達はこの浪速でしか体験できない行事から多くの「生きる力」を学ぶ事ができます。その基本となるのがこの伊勢修養学舎となります。

猿田彦神社正式参拝

この伊勢の地で学んだことをどのように学校生活に活かしていくかが当然求められます。ここからが本当の浪高生としての学校生活が始まると考えてください。「たくましく。しなやかに。生き抜く力」この力を育んでくれることを願ってます。

内宮参拝

本校学院神社前での解散