2021年3月30日火曜日

学校に桜が植えてある理由?

古来より日本を代表とする花である桜。歴史の古い花であるだけに、様々な雑学があるようです。みなさんもご存じの通り日本全国のほとんどの学校には桜の木があります。

その理由は、富国強兵政策の一環として明治政府がソメイヨシノを全国にたくさん植えるように推奨し、それをきっかけに一気に全国に広まっていったようです。 度重なる大きな戦争が続いた時代、美しく華やかに花開いたと思ったら、あっというまに散っていく桜は、その悲しい教えとイメージが重なり、その歴史の象徴として全国各地の学校に植えられたのです。

今では新学期や入学式の象徴として愛でられている桜ですが、もともとは戦争という悲しい歴史がきっかけで広まったという事実も、私たちは今後もしっかりと語り継いでいかねばならないと思います。別れと出会い、新しいスタートの季節を彩り、日本人にこよなく愛される桜。私たちはその桜に癒され、感動をもらい、希望と勇気そして心の安心を得ることが出来ます。

もうすぐ新たな年度が始まります。多くの新入生を迎え浪速高校が動き出します。その生徒達を温かく迎えるために本校の桜も満開が近づいています。新入生、2年生、3年生のみなさん、しっかりと準備をしておいてください。楽しく、安心できる学校生活を過ごす事が出来るように。