先週土曜日に学校近くにある大依羅神社(おおよさみじんじゃ)境内において観月祭が執り行われました。
大依羅神社(おおよさみじんじゃ)は創建1800有余年を遡る『古事記』・『日本書紀』・『三代実録』・『延喜式』等の国史書に記載されている式内の古社です。当地の豪族であった依羅吾彦一族が、その祖先である第9代開化天皇の第四皇子「建豊波豆羅和気王(たけとよはずらわけのきみ)」をお祀りしたのが起源とされています。
その大依羅神社の観月祭に本校の雅楽部と神楽部がご奉仕させていただき多くの地域の方々にご覧いただくことが出来ました。
神社神道を建学の精神としている本校で学ぶ生徒達がこのような祭典でご奉仕させていただき本校の教育活動の一端を観て頂くことは生徒達にとっても、そして浪速教育の素晴らしさを知っていただける良い機会でもあります。
雅楽部は管弦の越殿楽(えてんらく)と陪臚(ばいろ)を奏でました。そして雅楽部の演奏で神楽部は豊栄の舞、浪速学院尚学の舞、式神楽などを奉納させていただきました。ご来場されたみなさんはその優雅な舞と雅楽部が奏でる音に神秘的なそして心が清められるような荘厳な雰囲気になっておられました。生徒達は多くの人の気持ちを釘付けにしてくれました。
本校の教育は日本文化の伝統を守りながら日本人としての誇りを持ってこれからの激動の社会を生き抜く力を育んで行く事です。たくましく、しなやかに今を一生懸命に生きている生徒達をこれからもサポートし共に成長していきたいと思っています。
最後に今回この様な機会を頂きました大依羅神社の宮司様、そして神職の方々、地域の皆様に深く感謝申し上げます。これからも雅楽部と神楽部の活動にご支援いただきますようお願いいたします。