2023年9月29日金曜日

ご奉仕する大切さ ~神楽舞~

 本日、お昼休みの時間に先日行われた浪速祭において学院神社に「豊栄の舞」(お神楽)奉納のご奉仕してくれた生徒75名のみなさんへご奉仕料を授与させていただきました。

「豊栄の舞」は、女性が舞うことを前提に作られたため、別名「乙女の舞」と呼ばれています。舞人は榊または季節の花を右手に持って舞います。森羅万象の神々を崇め、その恩恵に感謝する心を表現した舞いです。 この舞には、太陽の恵みや、生きていることへの感謝、自然への感謝の意味がこめられています。この世の様々なものに神々が宿ると考える日本の文化が反映されていると考えられています。

神社神道を建学の精神する本校で学ぶ女子生徒は先日実施された伊勢修養学舎中に皇學館大學の祭式教室にて「豊栄の舞」を女性神職の先生方からご指導を頂いています。コロナ禍の影響で伊勢修養学舎での祭式教室が実施できず、4年ぶりに浪速祭で集団神楽舞を実施できたことは本校の伝統ある浪速祭の伝統を引き継ぎ、そして更に発展させるための新たな1歩を踏み出せたと思っています。

その1歩目を踏み足してくれた本校の生徒達は素直な心を持ち、そして今を一生懸命に生きて常に感謝の気持ちを持って日々挑戦してくれています。その代表として今回ご奉仕してくれた生徒達は立派に奉仕してくれました。この様な経験は本校でしかできない事です。ご奉仕してくれた生徒達に心から感謝し誇りに思っています。

浪速祭だけではなく本校の学校行事はそれに関わる一人一人の協力と情熱に支えられており大いに盛り上がります。これからも生徒達のいい思い出となる学校行事を創って行きたいと考えています。

今回の浪速祭において御神楽奉納のご奉仕をしてくれた生徒の皆さん本当にありがとうございました。みなさんのお陰でご来場された多くの方々に本校の教育活動の素晴らしさを見て頂くことが出来たと思っています。あの感動は決して忘れる事はないと思います。人の心を動かすことが出来る。これがご奉仕するということではないでしょうか。