2024年1月9日火曜日

新春拝賀始業式~次の100年に向けスタート~

 本日から3学期がスタートしました。本校は毎年3学期の始業式を「新春拝賀始業式」としています。新しい1年のスタートを全校生徒一緒に心を一つにして、学院神社の大神様に感謝の気持ちと今年1年の成長を祈願して参拝します。今年は「次の100年に向けた元年」として新たな気持ちで迎えることが出来ました。本校は現状に満足することなく少しずつ変化し進化することを目指しています。その為に教職員も生徒達と共に、様々なことに挑戦して行かねばなりません。本日は参拝後、そのような思いをもって学院長先生の新年の講話を行い、その後中学校と高等学校に分かれて始業式を執り行いました。

本日の校長講話の要旨は以下の通りです。

新年あけましておめでとう。皆さんは新しい気持ちで新年を迎えてくれたと思います。この1年どのような1年にするか年末年始考えましたか?終業式で伝えた「振り返り」をこの冬休み中にしっかりと行ってくれていたと思います。そして、新しい新年を迎え今日からの学校生活を迎えてくれていると思っています。

新年最初のキーワードは「覚悟」です。2学期の終業式で伝えた「振り返り」をもとに自分自身で何をやらねばならないか明確になっていると思います。あとはそれを行動に移すかどうかです。「覚悟」を別の言い方で言えば「志」とも言えると思います。

出来るとか出来ないかではなくやるかやらないか。一歩前に前進する勇気が大切になってくると思います。今年は浪速が次の100年に向けての元年となる年。新しい事に挑戦する年でもあります。みなさんにとっても自分自身の未来に向けてのスタートとなります。そんな未来に向けて是非ともたくさんの事にチャレンジしていって欲しいと思っています。その為には昨年までと同じではだめです。今までとは違ったやり方、そして新しい発想で日々の学校生活を過ごしていって欲しいと思います。

「覚悟」・「志」をもった人にはそういったことが出来るのです。もちろん失敗や成功はあると思います。大切な事はその時々をどう生きていくかが重要なのです。答えはすぐにはでない。その答えは遠い未来にあると思います。その遠い未来にその判断や行動が正しかったと思えるように努力する事が最も重要な事だと思います。「覚悟」を持ってその時々をどのように生き抜いていくのか。その時々の判断や行動の積み重ねが自分の未来を築いて行く事を決して忘れないでください。

その過程での心配事や不安な時は、友人に、または先生方に相談してください。解決できなくても心の支えになってくれます。そうすればまた前に進む勇気が湧いてきます。みなさんは一人ではありません。多くの人達に見守られ助け合いながら自分の人生を生きているのです。そのような心の通った温かい環境が前に進むには大切となってくるのです。常に感謝の気持ちを持ちながら「覚悟」・「志」を持って学校生活を過ごしてください。

素晴らしい環境が整った本校で、一人一人の生徒の心が安心という信頼で繋がる絆を創っていけば、どんな不安や困難も乗り越える事が出来ると思います。この1年そういった環境の中で過ごすことが出来るように一人一人が自覚と責任ある行動をしていってほしいと思っています。仲間をサポートする気持ちと、その仲間たちとの結束、そして挑戦する「覚悟」を期待しています。

最後に3年生のみなさん大学共通テストまであと少しです。体調管理を徹底して終わった時には最高の充実感を味合う事が出来るようにしっかりと準備を引き続きしてください。もう進路が決まっている3年生は新たなステージに向けての準備をしっかりとする事。まだ見ぬ新しい世界に挑戦する準備はできていますか?まだ時間はあります。しっかりとした「覚悟」をもって前進してください。1年生と2年生のみなさん3学期はすぐに終わります。一日一日を大切に3学期は次の学年への準備と助走だと思い充実した日々を過ごしてください。

以上の事を伝えさせてもらいました。人生は挑戦と冒険です。新たな100年に向けた元年となる2024年が浪高生達にとって素晴らしい1年となるよう頑張っていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

令和5年度旧自治会会長