2024年1月23日火曜日

耐寒行事 ~葛城古道を歩く~

 今日は耐寒行事が実施されました。昨年もそうでしたが今年も本当に寒かった。耐寒行事にふさわしい日となりました。昨年は「山の辺の道」を踏破しましたが、今年度は金剛山と葛城山の裾野一帯に広がる「葛城王朝」の故地でもあった「葛城古道」を踏破するコースでした。

葛城王朝は、崇仁天皇に始まる大和朝廷が成立する以前に、葛城王朝を築いて国を治めていたとされています。この葛城古道のある御所市一帯は日本神話のふるさとと言われる場所でもあり歴史的に貴重な遺跡や由緒ある神社仏閣が数多く残っています。そうして数々の遺跡や社寺を訪ねる事は神社神道を建学の精神とする学校で学ぶ生徒として貴重な経験であり多くの学びを得る事が出来ます。

生徒達は各グループに分かれ約15キロのコースを踏破してくれました。仲間たちと一緒にワイワイ言いながら同じ時間を共有し、同じ物を見て色々な事を学ぶ事は非常に良い体験となります。

一人一人がその体験から感じる事の違いを互いに認め合う事で新たな気づきが生まれてくると思っています。歴史を学び、その当時の人達の考えや想いを知る事でまた様々なロマンが生まれてきます。

寒さに耐えながらも最後までやり切ったという達成感と古代の道でもある「葛城古道」を歩くことで、当時の人達の想いに身を馳せる事でまた一回り成長してくれたのでないかと思っています。

明日以降生徒達の学校生活の変化に期待をしています。今日は本当にお疲れ様でした。1年生のみなさんは、来年「山の辺の道」を踏破する予定です。また来年「山の辺の道」を一緒に歩こう!