2021年9月13日月曜日

9月朝礼~校長講話~

 本日は2学期に入って初めての朝礼を行いました。コロナ感染が若年層に広がっている状況の中、本校で対面授業が出来ている事は、生徒達の感染予防に対する意識の高さだと伝えました。一人一人の生徒が誠実に行動しているからこそ感染の拡大を防ぐことが出来ていると考えています。今後も気を緩めることなく感染対策を万全に取るようにお願いしました。

2学期には多くの学校行事が予定されています。浪速祭は、今年度は『オンライン浪速祭』として各クラスのみんなが協力し合って動画を作成し発信する形としました。本校の強みでもあるICT機器を使っての浪速祭となっています。また10月に予定していた陸上競技会は感染リスクが高いために今年度は中止としました。2年生の修学旅行については、実施に向けての準備は整いつつありますが、今後の状況によっては延期や中止も検討しなければなりません。

このような行事の変更や学校生活においての行動制限、また部活動での練習時間の制限など多くの制限がある中で高校生たちは過ごしています。楽しみや充実感が満たされていない期間が長期化することによって、生徒達の前向きな気持ちが失われていかないかとても心配です。今日の朝礼ではその様な気持ちにならぬよう私から『折れない心』をキーワードとして講話させてもらいました。

人は不安や不平、不満が募るとどうしても前向きな気持ちを持てなくなる事もあります。今の状況に慣れてしまい「もういいや!」っていう気持ちになりがちです。でもそこで諦めるのではく何か行動を起こしてほしいのです。今自分が出来る事を。行動を起さなければ何も変りません。そして行動する為にはエネルギーが必要となります。今一人一人の生徒達が持っている想いを、誠実に感情を上手くコントロールし、そのエネルギーを自分の為に役立つ行動を起こす力に変えてほしいと伝えました。誠実な正しい行動をとれば必ず自分に正しく戻ってきます。この2学期、浪高生達には1学期以上に誠実でエネルギッシュな学校生活を過ごしてほしいと願っています。