2021年5月14日金曜日

5月高校朝礼

 今日は高校朝礼を実施しました。このコロナ禍の中、本校のクラブ活動も公式戦が予定されているクラブのみ活動が認められており、その部活動においても必要最小限の人数での活動をお願いしています。また公式戦などがない部活動、特に文化部の活動についてはほとんどの部活動が活動停止となり、生徒達は本当に辛い思いをしていると思っています。

その中公式戦が行われている部活動において3つの部活動が顕著な成績を残してくれました。ボクシング部とアメリカンフットボール部、そして硬式テニス部のみんなです。ボクシング部は近畿大会出場、アメリカンフットボール部は関西大会出場、硬式テニス部は団体戦男女そろってアベック優勝を果たしてくれインターハイ出場を決めてくれました。

ボクシング部

アメリカンフットボール部主将

このような成績を上げてくれた生徒達に心から敬意と激励をしたいと思います。また同じ学校に通う浪高生達にも元気と希望を与えてくれたと思っています。今後も次のステージに向けてしっかりと準備を整え浪速高校の代表として胸を張って戦ってきてほしいと思います。

硬式テニス部表彰メンバー

部活動表彰の後はいつものように校長講話を行いました。今日のテーマは「準備」と「会話」です。来週からは中間テスト1週間前となりそろそろ試験準備にとりかかっていく時期でもあります。そこで「準備」の大切さについて話をしました。次に校内での「会話」の大切さを話し、よい会話とはどういう会話なのかを話させてもらいました。学校生活の中での楽しみの一つに友人との会話があります。やはりメールではなく直接顔を見て会話することによって相手の表情やしぐさなどを見て話す事の大切さを訴えました。

このコロナ禍の中、行動制限や外出制限が長引けば長引くほど生徒にはストレスがかかってきます。そういったストレスの対処方法の一つとして、友人や先輩、後輩そして先生方など多くの人たちとの会話があります。互いに考えや想いを出し合ってその思いを共有したり共感したりすることで、自分は一人ではないことを認識できます。また同じ思いで悩んでいたり不安に思っていたりする仲間と一緒に問題の解決方法を模索するなど多くのいい経験ができると思っています。

目に見えないつながりを感じることがこのコロナ禍の中では大切になってくると思います。浪高生のみなさん、限られた学校生活の時間の中で一人でも多くの仲間との会話を楽しんでください。問題に直面したときには、そうすることで必ず先が見えてきます。みなさんは一人ではないという事を伝えておきます。