2020年12月4日金曜日

最後の校長講話

 昨日で2学期定期考査が終了し本日から通常授業となりました。昨夜大阪府が発表した大阪モデルがついにレッドステージとなり今後より一層の感染予防対策が求められます。本日朝職員朝礼を実施し教職員に対し再度感染予防対策の徹底を周知いたしました。人の往来が激しくなる年末年始にかけて一人一人が3密を避け「かからない・うつさない」ための行動が重要な事であると思っています。

特に3年生にとっては学年末試験が終わり、いよいよ受験シーズンに本格的に入っていきます。受験に対する不安や焦りに加え、今年はコロナ感染に対する備えなど受験生にとっては不安定な生活を過ごさなければならない日々が続くと思います。そんな3年生に対して本日6限目に「最後の校長講話」を実施しました。

校長講話は3年間で2回行われます。いや2回しか行われません。3年間に2回だけ学校長自らが行う授業として木村理事長先生が実施されてきましたが、今年度から私が実施させていただくことになりました。1回目は伊勢修養学舎での校長講話。3年生はその時に木村理事長先生から「今を生きる」をテーマに講話を聴きました。浪速高校での学校生活に欠かせない事を学んだと思います。

本日の校長講話は来年には卒業を迎える3年生にむけて勇気と希望を持つことが出来るように「挑戦しなければ変われない」をテーマに講話をさせてもらいました。私の経験やこれからの社会が求めている人間像など一人一人の生徒の夢をサポートできるような講話を行いました。直接生徒の顔を見て訴えたかったのですが、感染予防対策の為にテレビ放送での講話となり、充分に私の想いが伝わったかどうかは定かではないですが、これから浪速を巣立っていくみなさんに今後の人生が充実した人生になる事を願って大切な事を伝えさせてもらいました。

3年生のみんなはしっかりと聴いてくれていたようです。今日の講話を聴いた3年生は、今後あらゆる場面で自分で考え、判断して答えを導きだしていかねばなりません。たくましく、しなやかに生きていく事を浪速で学んだ3年生には、その導き出した答えが正しかったと思えるような挑戦と努力をしてほしいと伝えました。そのキーワードは「学び続ける」です。私にとって3年生に対しての最初で最後の校長講話でした。しっかり聴いてくれてありがとう。3年生の明るい未来に栄光あれ!