昨日から生徒達は中間テスト1週間前に入りました。10月3日から行われる中間テストに向けた準備をさらに加速させるために部活動は一時休止し学習活動に集中する期間となっています。この1週間は定期考査に向けた準備期間としてどれだけの準備と対策が出来るかどうかでその結果は大きく変わってくることは言うまでもありません。その試験に向けて準備して行く中で闘って行かねばならないのは不安という目には見えないものです。
「わからない、どうしよう。」などせっかく頑張ろうとしているのに不安に取りつかれて準備が捗らない事もあるかと思います。そこで考えてほしいのはその不安はどこから来ているかです。人は不安な時はワラにもすがる思いで何かにすがる事があります。不安の根拠が明確でその根拠を解消する為にすがるのならまだしも、根拠のないワラにすがっていてはそのワラと一緒に沈んでいくだけだと思います。根拠のない不安をかかえていても全く意味はありません。
特にこの時期、3年生は大学受験に向けた準備が日常の学校生活の中では大きなウエイトを占めていると思います。多くの生徒はいろんな不安を抱えていると思います。そんな不安を解消するには不安の根拠を解消する為のよい行い(行動)を日々こつこつとしていくしかないのです。
毎日精一杯よい行いをする事で、それが”タネまき”となって必ずその不安を少しずつ解消してくれます。勉強においても、こつこつと積み上げていくことで、不安を減らせると思います。どんな失敗や辛い事があってもそれを受け止めて深く反省し次に生かす「心」があれば、将来その様な出来事が自分を大きく成長させてくれたと思える日がくるでしょう。どんな日も自分自身の「心」の在り方で素晴らしい日になるという事を忘れないでほしいと思います。この事をこの定期考査に向けて準備している浪高生達に伝えたいと思います。