2024年9月19日木曜日

今浪高生達に伝えたい事

学校は先週土曜日に行われた浪速祭を無事に終え、今週からは生徒達は日常の学校生活となり日々学習活動に部活動に頑張ってくれています。そのような浪高生達に今日はこの言葉を伝えたいと思います。

Keep your eyes on the stars, and your feet on the ground.

[視線は星空に、足は大地に。]  

この言葉はアメリカ合衆国の政治家、軍人で第26代大統領のセオドア ・ルーズベルト・ジュニア氏の言葉です。アメリカ海軍の戦艦ニミッツ級の4番艦セオドア・ルーズベルトの艦名のもととなった人物です。 

アメリカの発展期のリーダーとして、夢を持つことの大切さ、いつでも夢に向かって挑戦するパワーを発揮できる自分でいることの大切さを伝えている言葉です。

大きな学校行事を終えた今、みなさんは夢に向かって歩み始めていますか?夢は向こうからはやってきません。自分で探していかねばなりません。夢を探し求めて、見つけた夢を大切に持ち続けることで、近づいていけると私は思います。

叶えたいと思えば思うほど、そして情熱があればあるほど、縁や運もすべてが味方してくれることで、夢に近づけるのではないでしょうか。その夢は自分にとってはとても大きく重たいものです。重たいものを持ち上げようとするのなら、やはり思い切り踏ん張らなくてはなりません。

今回の言葉によく似たもので、しっかりと現実に即した考え方を持って振る舞っている人のことを“地に足がついている”と表現します。夢を夢として見ているだけでは夢は叶いません。実際に叶えるために、どうすれば夢が実現できるか現実的な戦略を立て、夢を実現するための課題をひとつずつ確認しながら、クリアして進んでいくことが重要です。

みなさんは中学時代に受験勉強を頑張って浪速高校に入学してくれました。ただ、それは自分だけの力ではありません。共に受験勉強を頑張った仲間、支えてくれた家族や中学の恩師の存在もあってこそ手に入れた現在の環境です。環境が人を育て、新たな夢を抱かせてくれます。未来の自分が少しでも高いところに到達できるよう、この浪速の環境を最大限生かしてください。浪高生達に伝えます。視線は星空に!そして思い切りジャンプできるように足をしっかり地につけて日々の学校生活を誠実に過ごしていってください。