2024年6月20日木曜日

芸術芸能鑑賞会

 本日は堺市にあるフェニーチェ堺にて芸術芸能鑑賞会を実施しました。午前中は高校1年生と高2年生の一部の生徒達、そして午後からは高校2年生と高校3年生という形での実施としました。全校生徒で2700名近くの高校生を一度に収容する事が出来ない為2部公演での鑑賞会となりました。

今回は津軽三味線と民謡、そして若獅子太鼓の邦楽ユニット「あべや」さんに公演を頂きました。日本古来の楽器である和太鼓に現代的なリズムを取り入れ、独自のアレンジを加えられた津軽三味線と融合した演奏は圧巻でした。

「あべや」は津軽三味線全国チャンピオンでもある 阿部金三郎・銀三郎兄弟を中心に結成された津軽三味線、民謡を中心とした日本民俗音楽芸能集団です。古来より日本人が培ってきた魂の音をメンバー独自の構成で表現し、忘れかけていた日本の音の力、日本人の感性を呼び覚ます舞台でした。
神社神道の学校で学ぶ本校生徒達にとってはこの様な日本文化の力と日本人としての感性を呼び覚ますには最高の公演であったのではないかと思います。ただ音楽を聞くのではなく心躍り楽しませるような舞台には「笑い」「感動」「躍動」様々なシーンがあり会場は一体となり大いに盛り上がりました。
日本人が育んだ音の響きを世界中に届けるというのを基礎に、世界を震撼させることで日本人が本当の「日本の力」を再認識するというプログラムを生徒達は本日体感しました。日本の文化の素晴らしさと音楽から発せられるエネルギーを感じてそのパワーを明日からの生活に生かしてほしいと思います。

本日は本校の生徒達の為に公演していただいた「あべや」の出演者の皆様、そしてスタッフの皆様、会場をお借りさせていただいたフェニーチェ堺の関係者の皆様全ての方々に対して深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。