2024年5月10日金曜日

5月 朝礼

 GWが終わって通常の学校生活が始まりました。生徒達は4月の助走期間を終え5月以降本格的に学校生活が始まる事になります。ゴールデンウイーク期間中には様々な経験をして心身ともにリフレッシュしていいスタートを切ってくれています。

今日の朝礼では生徒達に『五月病』という言葉について話をさせてもらいました。4月以降期待や不安など緊張した状態で過ごしてGWに入り緊張が和らぎ、さあもう一度切り替えて頑張ろうと思っている人もいると思います。しかし一方では、長い休みが終わり少し気持ちが落ち込んでいる人もいるかと思います。期待していた形と現実が違う、またはなかなか成果が実感できない、これからの不安、または悩みが尽きないなど人それぞれいろんな感情があると思います。

この『五月病』という言葉はちょうど今の時期におこる感情をあらわした言葉です。4月以降新たな気持ちを持ってスタートして約1カ月が経って、GWを終えたこの時期の感情をあらわした言葉で、予想していたものと違う、または幻滅するなどそういった感情が自分の中にめばえ、そして不安や心配が重なり心身の不調が表面化してくる事から『五月病』と言われています。

今日の講話では生徒達にはそんな感情を持ってもけっしてそれは悪い状況ではなく、前に進もうとしているからこそ、さまざまな不安や心配が生まれ『五月病』と言われるような感情がうまれると伝えました。成長しようとしているのです。でもその方法がわからず、または自信がなくて行動に移せていないだけで前に進もうとしている。だからけっしてそういった感情を持つことは悪い事ではなくその状況をネガティブに受け取らない事が必要だと伝えました。

ではそういった状況からさらに前に進むために大切な事は何か。私は、周りの仲間や先生方との「会話」が大切だと思います。特に学校生活の中では日々友人との会話を楽しんでいると思います。何気ない話から真剣な会話まで毎日いろんな会話をする事によってその友人と考え方や友人の想いを知る事で想いを共感できたという体験をしたことがあると思います。この互いに想いを共感しあう事で安心感が生まれ、同じ想いや違う想い、考え方を持った人がいるという事に気が付きことで新たな発見が出来るのです。そのような『会話』を行う事で今の状況から前に進む方法を学ぶことが出来るのです。

今日の朝礼では『会話』という言葉をキーワードとしていかに『五月病』と言われる状況に対応するかを生徒達に伝えました。生徒達にはネガティブな言葉に反応すのではなく、ポジティブな言葉を使うようにしてほしいとおもいます。そうすれば『会話』も発展的な方向へ進むでしょう。そして会話は挨拶から始まります。日々の学校生活が笑顔での挨拶から始まり互いに挑戦する仲間を応援し支え合う姿勢、これを忘れないでください。決して諦めたらダメです!前に向いて進む事です。『会話』の大切さ。この事を今日は伝えました。全校生徒が実行してくれることを願っています。

男子バスケットボール部 大阪総体 
予選Aブロック 優勝