2020年11月5日木曜日

令和2年度第67回伊勢修養学舎 ~お伊勢参り1班~

 浪速高等学校の建学の精神「浄・明・正・直」は神社神道の教えからくるもので本校の教育の根幹であり「敬神崇祖」と共に97年間揺るぎない教育理念です。本校は66年間、毎年7月に伊勢修養学舎として内宮・外宮などの関係神社の参拝、そして大祓詞(神拝詞)の講話・奏上・書写などの実践を行い本校の生徒として神道への理解、日本文化の素晴らしさと神秘性を学びその奥深さを知るためにこの行事を長きにわたり実施してきました。またこの修養学舎は宿泊を通じて団体生活における日常生活の基本を体得し、自分の果たすべき役割と責任を自覚し、正しい集団行動が出来るように学習することによる、「品性を養う」「人格を深める」「精神を練磨する」など心の教育が基本となっており、本校では最も重要な学校行事に位置付けられています。。

今年はコロナ禍の影響で宿泊を伴う行事の開催が困難な状況となり、7月に実施予定であった第67回伊勢修養学舎は延期とし、実施方法を変更して第67回伊勢修養学舎 「お伊勢参り」 とし11月5日・6日そして11月9日・10日の4班編成で実施することにしました。

朝8時に集合してバスに乗車し伊勢に向けて出発。まずは外宮を参拝。そして導きの神様猿田彦神社での正式参拝。毎年大変お世話になっている神宮会館で昼食をとり、少し休憩をはさんでその後内宮を参拝しました。最後に宇治橋の前でクラス写真を撮りその後バスに乗車。帰阪の途に就くというスケジュールとなっています。

1班の生徒達は先日校長講話でも伝えた通り凛とした雰囲気で参拝をしてくれました。神社神道に学ぶ生徒らしく伊勢修養学舎の重みを頭に置き、やらされる行事ではなく一人一人が積極的に参加してくれたと思います。今年は形が変わったとはいえ、伊勢修養学舎(今年はお伊勢参り)には、この浪速でしか学べない事、経験できない事があります。それを学びに行く、経験する事が最も大切な事です。その事を考えると、男子の「禊」女子の「祭式教室」この行事を体験させてやれなったのが本当に残念でしかたありません。

五十鈴川での男子禊

女子祭式教室

1班の生徒のみなさん今日伊勢の地で学んだこと、感じたことを忘れずそれをどう生かすかが重要です。これからのみなさんの変貌ぶりが楽しみです。

1班の生徒のみなさんお疲れさまでした。明日以降の生徒達もしっかり伊勢の地で学ぶ事を忘れない事。