2020年8月3日月曜日

コロナと「Law」の精神

みなさんLawの精神って知っていますか?
実はこのLawの精神というのは昨年日本でワールドカップが開催されたスポーツ、ラグビーというスポーツで最も大切にされている競技規則の基本となる理念のことです。
他のスポーツなら競技規則と言えばルールなどの事をさしますがラグビーではルールではなくLaw(法・法律)なのです。その競技規則の冒頭には「ラグビー憲章」というのがありそこには5つのファクターが書かれています。
1.品位 2.情熱 3.結束 4.規律 5.尊重
この5つはラグビーをするすべての人々のプレイヤーズスピリッツなのです。
本校ラグビー部(左)
ラガーマンはルールに自分が規制されるのではなくLawの精神に従い自ら規律を保ちコントロールする事が求められます。ラグビーは非常に激しいスポーツです。ルールがなくても正々堂々と戦う事が出来、相手の選手を敬い、そして自らのチームに勇気をもってひたむきに貢献できる、そんな人間性が求められるスポーツなのです。他からの規制を受けるのではなく自らが自律を高める精神性が求められます。人の心のありようがラグビーというスポーツの質を高めるのです。
ONE FOR ALL ALL FOR ONE 「一人はみんなの為に。みんなは一人の為に」。皆さんこの言葉一度は耳にしたことがあると思います。昨年のW杯ではONETEAM というフレーズがよく言われていました。代表選手たちは5つのファクターをもちながら目標としていたベスト8に向けて多くの犠牲を払い、考えや価値観の違いなどすべてを受け入れ4年かけて一つのチーム(家族)になったのです。そのようなチームが強敵に立ち向かいそして勝利する姿、またチームの勝利にひたむきに貢献した一人一人の選手の姿からは多くの感動と勇気を与ることができました。代表選手だけではなくホスト国すべての日本人の振る舞いが、全世界の人々に勇気と感謝、そして日本文化の素晴らしさを世界に与えたと思っています。
スポーツは人がやるのもです。そしてスポーツは人をあらわし、人がスポーツをあらわすのです。日常生活や学校生活、また学習活動もスポーツと同じだと思います。全ては人(人間)が行うのです。コロナ禍の中みなさんはこの7月まで自分の周りのルールや規則に囲まれるのではなく自分の健康と命を守るため自らの判断で行動してきました。それが出来る本校の生徒のみなさんは、このLawの精神(行動の規範)にあるように自身を律して正しい判断の下、今後もそれぞれの目標に向かって挑戦し変化していってほしい。今大都市圏において感染の拡大が第2波としてやってきています。自らの行動がこれからの未来を創るのだということを、このコロナウイルスが私たちに教えてくれているのではないでしょうか。
学校のルールや校則が気になるという事はそれだけ規制されているのですよ。日常生活においても当たり前のことを当たり前のようにできる。そしてそれを基盤に新たなことに挑戦する。そうすることできっと心が開け、コロナに負けずに自分のこれからの未来も開けてくるでしょう。