2024年12月4日水曜日

最後の授業 ~3年生校長講話~

 今日で2学期の定期考査が終了しました。浪高生の皆さん本当にお疲れ様でした。これからは2024年の最後を良い形で締めくくれるように、2学期の残りの時期を大切に過ごして欲しいと思います。この時期にこそ、1年間を振り返り、次の年に更なる飛躍ができように準備をしておく必要があると思います。特に3年生は、高校生活最後の定期試験が終わり、これからいよいよ受験にむけて追い込みを行なう最後の時期に突入します。年末に向けて世の中はクリスマスや年末年始の楽しい時期に入りますが、受験生にとっては本当に最後の踏ん張り時だと思います。

そんな3年生に対して試験終了後に「高校生活最後の校長講話」を実施しました。本校では学年に向けた校長講話が3年間で2回行われます。いや2回しか行われません。1回目は伊勢修養学舎での校長講話。そして2回目が今日の講話です。2年前はコロナの影響でオンラインでの実施となりましたが昨年度からは生徒達に直接語り掛けることが出来るようになりました。

本日の校長講話は、これから本校を巣立っていく浪高生達に勇気と希望を持ってもらえるように、「挑戦しなければ変われない」をテーマに講話をさせてもらいました。キーワードは「学びと学び直し」です。私の経験やこれからの社会が求めている人間像など、一人一人の生徒の夢をサポートしていきたいという想いで講話を行いました。これから浪速を巣立っていくみなさんにとって今後の人生が充実した人生になる事を願って大切な事を伝えさせてもらいました。

今日の講話を聴いた3年生は、今後自身が歩む道において、あらゆる場面で、自分で考え判断し、行動に移し自分の道を切り拓いていかねばなりません。目の前に課題が生じた際には、その課題を乗り越える為の答えを導きだしていかねばなりません。たくましく、しなやかに生きていく事を浪速で学んでくれた3年生には、その導き出した答えが正しかったと自信をもって欲しいと伝えました。私にとって3年生に対しての最後の授業「校長講話」でした。しっかり聴いてくれてありがとう。3年生の皆さんが幸せに明るい未来を過ごせることをいつも心から願っています!