2023年1月7日土曜日

新春拝賀始業式~3学期のスタート~

本日から3学期がスタートしました。本校は毎年3学期の始業式を「新春拝賀始業式」とし、1年のスタートを全校生徒一緒に心を一つにして学院神社の大神様に参拝しています。参拝の後は学院長先生の新年の講話を行い、その後中学校と高等学校に分かれて始業式を執り行いました。

本日の校長講話の要旨は以下の通りです。

新年あけましておめでとうございます。皆さんは新しい気持ちで新年を迎えてくれたと思います。この1年どのような1年にするか、年末年始の期間に考えましたか?終業式で伝えた「覚悟」をこの冬休み中に決め、新しい新年を迎え今日からの学校生活を迎えてくれていると思っています。その「覚悟」を自分のものにする為には時間を有効に使う事です。時間は永遠にあるものではありません。そして大切な事はタイミングです。優先順位を決め、いいタイミングで実行していく。全ての人に平等に与えられた時間を有効に活用し、そしていいタイミングで行動する事で更なる効果をあげることができます。志を持てば何をすべきか明確になっていきます。あとはそれを実行するかどうかです。

「前進」この言葉を新年の最初、3学期の始まりのキーワードとしたいと思います。この1年間の志とその達成に向けて一歩一歩前に進んでいってくれることを願っています。できるか出来ないかではなく、やるかやらないかです。前に進むという事は今までと同じではだめです。常に新しい事に挑戦すること。成功だけが良いのではありません。失敗の方が自分の為になる事もあります。「失敗」と書いて成功と読む。という言葉もあります。みなさんは自分自身の未来の為にこれから平穏な道だけではなく険しい道も待っているでしょう。それも乗り越えていかねばなりません。楽しい時も辛い時も、しんどい時、悲しい時、いろんな時があります。

大切な事はその時々をどう生きていくかが重要です。答えはすぐにはでない。その答えは遠い未来にあると思います。その遠い未来にその判断や行動が正しかったと思えるように努力する事が最も重要な事だと思います。それにはどんな環境で学ぶかが大切です。みんなにとって心の温かい安心できる環境で学べるかどうか。素晴らしい環境が整った本校で、一人一人の生徒の心が安心という信頼で繋がる絆を創っていけば、どんな不安や困難も乗り越える事が出来ると思います。

自治会会長の挨拶

この1年間どんな時でも「前進」という言葉を心に秘め、浪速で学ぶ生徒達が安心という絆で繋がり、挑戦する仲間を支え合い、協力しながら学校生活を過ごしてくれる事を期待し、私たちはそれを全力で応援してサポートしていきます。この3学期は次のステージへの準備期間と捉え、挑戦して一歩一歩前進していきましょう。

以上の事を本日は伝えさせてもらいました。

前自治会会長から1,2年生への言葉

その後に、3年生を送る会として前任の自治会会長から1年生、2年生の後輩達へのメッセージを伝えてくれました。温かい激励の言葉を伝えてもらいました。前自治会会長、本当にありがとう。さあ~浪高生のみなさん、今年は開校100周年を迎える年となります。100年という大きな節目をお祝いし、次の100年に向けてスタートする為にも浪速で学ぶ生徒達と先生方がONETEAMとなって前進していきましょう。今年もよろしくお願いします。